先日の日曜の午後、子ども集会の最中に、
訪問してこられたご夫妻がいました。

その方々から頂いた沖縄産の紅芋を使ったタルト。
全国的に有名なお菓子です。
これ、おいしいですよ。
一度、食べたことがあります。
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なぜ、そのご夫妻が来られたかというと・・・
実は、奥様のお母様が、先月、突然召されてしまったんです。
お母様は、沖縄から青森に旅行に来られて、
倒れられたらしく、あっというまに天国へ行かれました。
沖縄と青森の距離を考えたら、
ご遺体を運ぶよりも、こちらで火葬してから、
沖縄へ遺骨を携えていくことにしたようです。
実は、お母様はクリスチャンでした。
沖縄の教会に熱心に通っていたそうです。
もちろん、私たちと娘さんご家族とは、
初対面です。
納棺式、火葬式の司式をお願いされて、
お引き受けしたという次第です。
日曜日は、沖縄での葬儀が無事に済んだ報告や、
これまでのお礼を兼ねて、「たると」をおみやげに
持ってこられたというわけでした。
突然、お母様を亡くされた娘さん。
深い悲しみの中にあると思いますが、
お母様は、天国で今、神と共におられ、
平安のうちに、「生きて」おられますよ。
どうかご遺族に、
主の平安と慰めがありますように・・・
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昨日は、「青森空襲」の日でした。(青森市)
70年前、県内も大変悲惨な出来事がありました。
昭和20年のこと。
あと少しで終戦だったのに、
負けると知っていた戦争だったのに、
日本は降伏できなかったんです。
青森市から遠い鶴田町や旧・浪岡町あたりまでも、
火が見えたという証言が、とても衝撃でしたし、
浪岡(市から山を隔てた町、今は青森市になってます。)まで、
匂いが漂っていたという証言には、
もっとショックでした。
戦争の話はよく聞きますが、
その感触や匂いまではわかりません。
だんだん証言者も減っていく中、
70歳以上の先輩方の生きた証言を
聞いたり、保存したりできればなあ・・・
などと思ってしまいましたが、
私に何ができるのかなあ・・・。
ここあでした。
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