ここあコテージ

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パイと足長蜂で騒いだ一日

2010-10-07 20:26:20 | スイーツ
日常に戻った朝、良い天気でさい先良し。
と、思っていたけど、なにやら庭にブーン、ブーンと虫が。
良く見たら「アシナガバチ」の群れ。
夏から2~3匹いたにはいたのですが、あまり気にも留めていなくて、そのうちいなくなるさ・・・くらいに思っていました。

と、ところが、午前10時、11時と進むうちに、増えるは増えるは、数え切れないほどの蜂たち。とても庭には出られません。
庭どころか玄関にも数匹。
このままでは蜂に襲われそうで、なんか急に不安になってしまいました。
一応、殺虫剤を用意して、網戸のすきまからノズルだけを外に出して、一匹めがけてシューっと噴霧したのが災いし、更に蜂が増えました。
これは大変・・・。
家から一歩も出ず、ドキドキしながら数時間を過ごしてました。

でも、こんなことしていても意味がないと思い、きのうから計画していた、パイ作りをすることに。気が紛れます。

パイシートが10/10で賞味期限切れ。これを捨てるわけにはいかないと思ってました。

忙しいとき、生地作りが面倒なとき、このシートは便利。生地にごまなどをまぶして焼くだけでもパイができますよ。

久しぶりのパイです。りんごがたくさん手に入ったのでアップルパイを作ることに。
でも、それではつまらない。一工夫して、サツマイモをまぜることにしました。

まずはリンゴとサツマイモの皮をむき、薄めに切って、バターで炒めます。

色が黄色になったころに砂糖を好みの甘さになるように加えます。このとき、レモン汁を少したらします。(紅玉りんごの場合はいりません。)

市販のパイシートをのばして天板に敷き、フオークで穴をぽつぽつあけてから、白ごまをふって、その上にりんごとさつまいもをのせます。

残っているシートを細く長く切って、上に編み込むように飾ります。今回は少し生地が残り、ハート型を真ん中にのせました。そして、ときたまごをぬり、つや出しします。
180℃のオーブンで30分ほど焼きます。

はい、できあがり。りんごの甘ずっぱさと、サツマイモのほくほく感、ごまの風味がとてもよくマッチしてますよ。

おいしく焼き上がった頃、恐る恐る庭の方を窓越しに見ると、なんと、あの蜂たちがわずか
数匹のみに減っていた・・・。どこへ行ったのー????
うちの庭、東向きで、午前中は明るく、お昼頃から半分日陰になり、2時には完全に日陰に
なるのです。蜂は暗いところは苦手でしょうか??
そういえば、いつも午後にはいませんね。

それにしても、こんなに蜂が出てきたということは、どこかに巣があるに違いない。
それで帰ってきた夫と一緒に、屋根を見上げたら、ありましたよ!
大きな巣が。二階の窓の横の壁にこんもりと。長さ7センチくらいはありそうでした。
これはいかん、と思い、まずネットでアシナガバチの生態を勉強してから退治することに。

・・・・!なんと、アシナガバチは「益虫」なのでむやみに駆除しなくていいそうです。
スズメバチと違って襲ってくることはあまりないそうで、弱い方らしいです。
確かに庭にいても襲われたことは一度もなく、静かです。

そしたら、たまたま巣の近くに蜘蛛の巣があり、そこには一匹のアシナガバチがひっかかっており、そこに蜘蛛が来て、蜂を糸でぐるぐるに巻いていたんですよ!!
蜘蛛も益虫だよね。益虫同士、それでも生きるためには仕方ない・・・。生態系が崩れないための自然界の掟だよね。

なんか複雑でした。

というわけで、私と夫は、蜂退治を断念して、冬に自然に蜂が「お亡くなりになる」のをじっと待つことに・・・。はあ~。騒いだら疲れてしまった。
二人でパイを食べて、虫の話に花が咲いたのは言うまでもないことです。


日常生活に戻った初日というのに、なんという日だったのでしょうか。
でも、蜂の生態を調べて勉強になったことは良かったかな。
それに蜂も生かしてもらえることになって、ホッとしているのかもね・・・。

♪あすは~どんな日か~、私はしらな~い~・・・・あすを~まもられる~イエスがおられる~~~(これ、曲です。)

そう、明日の心配は無用。主がおられます。
ここあでした~。



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