12月11日 日曜日
この日は那覇から一人、助っ人が来たので、4人での練習。
風は北に変わったが、比較的弱いので、リーチングから上り一杯の走りでの舵取りの練習。
エーク(櫂)での舵取りのポイントが徐々に分かり始めていて、とても嬉しい。しかし、外海で波や突風に瞬時に反応するためには、まだまだ精進を続けなければならない。
ところで、なぜ、ぼくがサバニでのセーリング技術を身に付けようとしているのか、不思議に思う人も多いことだろう。
これは、実は、なんと、ぼくの心と頭の中では、アメリカズカップ挑戦に直結していることなのだ。
「日本独自の海洋文化とその誇りをバックボーンにして、西洋の海洋文化の頂点とも言えるアメリカズカップに挑戦すること」
これがぼくの、2000年に敗退して以来の信念なのだ。しかし、言葉だけで「日本の海洋文化を誇りにして」と言っても、第三者に対しても説得力がないし、その前に、自分自身の心にも訴えるものがない。
現代に残る希少な日本のセーリング文化を伝えるサバニを、本来の乗り方でセーリングする技を西村自身が身に付けていなければ、これから先、どんなに言葉を尽くして「日本のセーリング文化は本来素晴らしいのだ」と訴えても、聞く人は納得してくれないだろう。
つまり、サバニを伝統の方法でセーリングする技術を身に付けることは、ぼくのアメリカズカップ挑戦にとって、避けて通ることが出来ない、極めて本質的な部分なのである。
夜、Yオーナーの知り合いのお宅に招かれ、ビニールハウスの素材で周囲を覆った心地よいテラスで、激しい雨音と風の声を聞きながら、泡盛とスパークリング・ワインのごっちゃ飲み。美味しい。
しかしまあ、どうして沖縄の人たちはこんなにお酒が強いんだろう。
この日は那覇から一人、助っ人が来たので、4人での練習。
風は北に変わったが、比較的弱いので、リーチングから上り一杯の走りでの舵取りの練習。
エーク(櫂)での舵取りのポイントが徐々に分かり始めていて、とても嬉しい。しかし、外海で波や突風に瞬時に反応するためには、まだまだ精進を続けなければならない。
ところで、なぜ、ぼくがサバニでのセーリング技術を身に付けようとしているのか、不思議に思う人も多いことだろう。
これは、実は、なんと、ぼくの心と頭の中では、アメリカズカップ挑戦に直結していることなのだ。
「日本独自の海洋文化とその誇りをバックボーンにして、西洋の海洋文化の頂点とも言えるアメリカズカップに挑戦すること」
これがぼくの、2000年に敗退して以来の信念なのだ。しかし、言葉だけで「日本の海洋文化を誇りにして」と言っても、第三者に対しても説得力がないし、その前に、自分自身の心にも訴えるものがない。
現代に残る希少な日本のセーリング文化を伝えるサバニを、本来の乗り方でセーリングする技を西村自身が身に付けていなければ、これから先、どんなに言葉を尽くして「日本のセーリング文化は本来素晴らしいのだ」と訴えても、聞く人は納得してくれないだろう。
つまり、サバニを伝統の方法でセーリングする技術を身に付けることは、ぼくのアメリカズカップ挑戦にとって、避けて通ることが出来ない、極めて本質的な部分なのである。
夜、Yオーナーの知り合いのお宅に招かれ、ビニールハウスの素材で周囲を覆った心地よいテラスで、激しい雨音と風の声を聞きながら、泡盛とスパークリング・ワインのごっちゃ飲み。美味しい。
しかしまあ、どうして沖縄の人たちはこんなにお酒が強いんだろう。