Dec.28 2005 マグロと天麩羅

2005年12月28日 | 風の旅人日乗
12月28日 水曜日

今日も相模湾はいい天気。朝早いうちは北の強めの風が吹いていたが、日が高くなるとその風も収まり、のどかな日和になった。
朝、葉山マリーナに行って用事を済ませ、その後、お昼前に横須賀・追浜へ。

逗子マリーナのチームAのオーナーM氏の追浜のお店に行く。
年末年始用のマグロと魚の買出しなのだ。
大きな声では言えないが、すごーいマグロを用意して下さっていて、驚いたの何の。
食べ物の話はあまり品がよろしくないので、たくさんは書けないが、すごーいマグロなんである。食べるとビビルぞぉ。お酒は何がいいかなぁ。

食べ物の話が続いて恐縮だが、昨日東京で御馳走になった天麩羅と、そのあとの鯛飯、これも素晴らしかったです。
静かに酒を飲める店に場所を移した後、今年2月のフォートローダーデイル~ジャマイカ島のパイナップルカップの話で盛り上がり、昨今次々に進水しているカンティング・キール装備艇と、これからのレースヨットが向う方向の予想などを話し込んでいるうちに深夜になり、タクシー券をいただいて葉山に帰りついたのは、午前1時半だった。

気にしていたシドニー~ホバート・レースは、今日午前8時に、『ワイルド・オーツ』がコースレコードを樹立してファースト・ホームを果たした。

フィニッシュの10マイル前に襲ってきた強風でメインセールのバテンを飛ばし、メインセールを降ろして、ジブだけでフィニッシュしたらしい。この艇に乗っていた友人のロビー・ナイスミスも、今頃は勝利の美酒に酔っ払っていることだろう。

去年の今日の早朝、シドニー~ホバートレースでぼくが乗っていた『コニカミノルタ・ザナ』は、タスマニア島をすぐ右に見ながらフリートのトップをぶっちぎりで走っていた。
そして、次々に襲ってくる大波のひとつをかわし損ね、デッキに亀裂が入って沈没の危機に瀕した。

ホバートはほとんど目の前で、ファーストホームの栄光もすぐ目の前にあった。
しかしダメージの大きさからすると、それ以上波に向って走ることは、艇体が割れて沈没することを意味し、涙を呑んでレースをリタイアせざるを得ず、タスマニア島の寒村に避港したのだった。

クルー全員でバスに乗ってホバートに向いながら残念ビールと残念ラムを皆で飲み続けたのだが、ほぼ手に入れたと思っていたファーストホームを逃した悔しさは大きく、苦い酒だった。
あれから、もう1年か。