さようなら

今朝、祖父が亡くなったと連絡がありました。

末期がんで、余命３ヶ月と診断されていましたが、その後およそ２年半、意識もしっかりとしてがんばっていました。

小さいときから、遊びに行ったときは必ず晩酌に付き合っていました。
若いころの軍服姿の写真を見て、とても凛々しく感じていました。
満州で騎馬兵として戦い、戦闘機の機銃掃射から危うく逃れた話などを聞いたことがあります。

２週間ほど前にお見舞いに行ったとき、私のことをとても気にかけてくれていました。

弱った姿を人に見られたくないと、病院への入院をごく最近まで拒んでいた、そんな明治産まれの頑固じじいですが、私にはとてもやさしくしてくれた思い出しかありません。

おじいちゃん、ありがとう。さようなら。