Ⅳ号戦車D型も完成していないのですが、訳あって、同じくガルパンのポルシェティーガー・レオポンさんチームVer.の製作に入ります。
プラッツ製のプラモで、元はサイバーホビー製のキットです。
パーツはⅣ号戦車より全然少ないのですが、このキット、ファンの間では、そのまま作ってもアニメ設定とはほど遠い形になってしまうことで有名です。
確かに、砲塔や車体前部、背面など、ずいぶん印象が違います。
今回も、できるだけ金と手間をかけず、できるだけアニメ設定に近づける方向で製作したいと思います。
まず車体です。
足回りはそのままストレートで組んでよさそうです。
全面の、機銃が付く部分は、増加装甲が追加されたタイプらしく、全く違うので、改修します。
増加装甲A16は使いません。
L4を設定を参考に、プラ材やポリパテで改修します。
機銃部分の円いパーツはプラ板をヒートプレスしました。
0.5㎜プラ板を軽く火であぶって、柔らかくなったら、ペンのキャップの先の円い部分を押し付けます。
必要な部分を切り取って、デザインナイフや紙やすりで形を整えれば完成。
慣れれば簡単です。
その下、A34も増加装甲を付けた状態のパーツなので、これは使わず、プラ板で作り直します。
単純な平面なので、現物合わせで長方形に切ってやればOK。
左右に伸びるバーのようなものは、使用しなくなったE7を半分に切り、チョチョっと削ってやれば簡単。
車体前面はこれで概ね完成です。
次に側面です。
余計なモールドは削り取ります。
アニメ版では、ワイヤーは取り付けられていませんが、取付け金具は残っています。
そこで、今回使用しないワイヤーのパーツから、取付け金具部分のみを切り取って、これを加工して側面に付けてみました。
少し大味な感じですが、お金もかからないし、難しくもないので、一つの方法としての提案です。
側面前方、A14、A15は使用しません。
かわりに、説明書では不要パーツとなっているE15を付けます。
また、設定では側面に円いハッチがあるので、0.3㎜プラ板を円く切り出して接着しています。
後方に取付け指示があるA38は、使用しません。
以上、プラ板工作がありますが、難易度は低いと思いますので、製作の参考になればと思います。
次は、最大の難関と言われる、車体背面に進みたいと思います。