昨日のことですが、田川市の「川渡り神幸祭」に初めて行ってきました。
山笠が川を渡る、という、ただそれだけの予備知識だったんですが、行ってみてビックリ。
田川伊田駅を降りると、いきなりカラフルな山笠が、太鼓や鐘をドンチャン鳴らしながら、男衆の掛け声でガッタンガッタン揺らしている!
次々に山笠が来て、そこら辺でドンチャン、ガタガタ。
すごい迫力です。
そして川渡りの会場に行って待っていると、山笠が次々に現れ、一基ずつ川へ入って行きます。
川の中でも同様に大騒ぎとともに、水をみんなでバシャバシャかけています。
なんでも、水しぶきをたくさん上げるほど、神様が喜ぶんだとか。
最後は全部で11基の山笠が、一気に盛り上げます。
いやあ、こんなに派手で迫力がある祭りとは知りませんでした。
もっと全国的に有名になるべきだと思います。
子供のころ、互いに宇宙飛行士になることを誓い合った、兄ムッタと弟ヒビト。
その後ヒビト(岡田将生)は夢をかなえ宇宙飛行士となるが、ムッタ(小栗旬)は普通のサラリーマン、しかも会社をクビになり失業してしまう。
弟とのあまりの差に落ち込むムッタだが、ヒビトの計らいで、JAXAの宇宙飛行士選抜試験を受けることになる。
悶々と暮らしていたムッタが、ヒビトの言葉で昔の夢を思い出し、子供の頃の宝物である宇宙関連のグッズをひっばり出して眺めるシーンは、なんだかすごく気持ちがわかる気がして、ジーンときました。
その後、試験を受けるも、うまくいかず自信のないムッタに対し、はっぱをかけるヒビト。
ヒビトは、ムッタが絶対に宇宙飛行士になれると、強く信じているんですね。
心から兄を慕うまっすぐな性格の弟を、岡田将生が全くいやみ無く好演しています。
そしてヒビトのロケット打ち上げを見送る場面や、最終試験である閉鎖空間での10日間のミッション、最終面接など、複雑に感情が変化するムッタ。
この小栗旬の演技がすばらしく、本当に泣けます。
ムッタとヒビトの関係は、兄弟愛というより、一度は同じ夢を見た男同士の硬い友情に近いと感じました。
ヒビトの本当の夢は“ムッタと”宇宙に行くことだったんでしょうね。
そして、宇宙に関わる仕事に携わる人たちはみな、大なり小なり宇宙への憧れを持っている…宇宙が好きな人たちなのです。
細かいことは抜きにして、素直に胸に来るいい作品でした。
「男の映画」です。
その後ヒビト(岡田将生)は夢をかなえ宇宙飛行士となるが、ムッタ(小栗旬)は普通のサラリーマン、しかも会社をクビになり失業してしまう。
弟とのあまりの差に落ち込むムッタだが、ヒビトの計らいで、JAXAの宇宙飛行士選抜試験を受けることになる。
悶々と暮らしていたムッタが、ヒビトの言葉で昔の夢を思い出し、子供の頃の宝物である宇宙関連のグッズをひっばり出して眺めるシーンは、なんだかすごく気持ちがわかる気がして、ジーンときました。
その後、試験を受けるも、うまくいかず自信のないムッタに対し、はっぱをかけるヒビト。
ヒビトは、ムッタが絶対に宇宙飛行士になれると、強く信じているんですね。
心から兄を慕うまっすぐな性格の弟を、岡田将生が全くいやみ無く好演しています。
そしてヒビトのロケット打ち上げを見送る場面や、最終試験である閉鎖空間での10日間のミッション、最終面接など、複雑に感情が変化するムッタ。
この小栗旬の演技がすばらしく、本当に泣けます。
ムッタとヒビトの関係は、兄弟愛というより、一度は同じ夢を見た男同士の硬い友情に近いと感じました。
ヒビトの本当の夢は“ムッタと”宇宙に行くことだったんでしょうね。
そして、宇宙に関わる仕事に携わる人たちはみな、大なり小なり宇宙への憧れを持っている…宇宙が好きな人たちなのです。
細かいことは抜きにして、素直に胸に来るいい作品でした。
「男の映画」です。
父親を亡くし、母と二人で瀬戸内の島に引っ越してきた少女ももが、なれない生活の中、妖怪たちと出会い、不思議な体験をする。
その妖怪たちや、地元の人々とのふれあいで、ももは徐々に打ち解け、たくましくなっていく。
原案・脚本・監督は、あの傑作「人狼 JIN-ROH」の沖浦啓之。
それだけの理由で観に行きました。
製作はもちろんプロダクションI.G。
田舎が舞台で、妖怪が出てきたりすることから、「トトロ」や「千と千尋」などジブリ作品になぞった批評が多いようですが、それはとんでもない見当違い。
間違いなく沖浦作品と言えます。
主人公のももは、ジブリヒロインのような清純さというか精悍さのようなものは全くなく、ほんとに今時のふつ~の11歳の女の子として描かれています。
とにかく、一つ一つの仕草とか、姿勢とか、全てにおいて、リアルそのもの。
特に、寝そべっているときとか、やる気がないときの表現は、思わず感心してしまうくらいに見事です。
そして妖怪を見て驚いたり、必死で逃げたりするときの動きは、微妙にディフォルメされていて、しかも“間”の取り方が絶妙なので、結構笑えます。
子供が観るには、少し地味すぎではないかと思っていましたが、後ろにいた子供達は、ケラケラ笑いながら楽しんでいました。
前評判が良かった、母親役の優香の演技は、なるほど前評判どおりなかなかのもの。
単に話題性だけで有名人を使う、最近の劇場アニメとは、明らかに違います。
僕としては、1シーン1シーンがとんでもなく丁寧に描かれていることに感心しきりで、非常に満足できました。
観て損はない映画です。
その妖怪たちや、地元の人々とのふれあいで、ももは徐々に打ち解け、たくましくなっていく。
原案・脚本・監督は、あの傑作「人狼 JIN-ROH」の沖浦啓之。
それだけの理由で観に行きました。
製作はもちろんプロダクションI.G。
田舎が舞台で、妖怪が出てきたりすることから、「トトロ」や「千と千尋」などジブリ作品になぞった批評が多いようですが、それはとんでもない見当違い。
間違いなく沖浦作品と言えます。
主人公のももは、ジブリヒロインのような清純さというか精悍さのようなものは全くなく、ほんとに今時のふつ~の11歳の女の子として描かれています。
とにかく、一つ一つの仕草とか、姿勢とか、全てにおいて、リアルそのもの。
特に、寝そべっているときとか、やる気がないときの表現は、思わず感心してしまうくらいに見事です。
そして妖怪を見て驚いたり、必死で逃げたりするときの動きは、微妙にディフォルメされていて、しかも“間”の取り方が絶妙なので、結構笑えます。
子供が観るには、少し地味すぎではないかと思っていましたが、後ろにいた子供達は、ケラケラ笑いながら楽しんでいました。
前評判が良かった、母親役の優香の演技は、なるほど前評判どおりなかなかのもの。
単に話題性だけで有名人を使う、最近の劇場アニメとは、明らかに違います。
僕としては、1シーン1シーンがとんでもなく丁寧に描かれていることに感心しきりで、非常に満足できました。
観て損はない映画です。