模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟

2008-10-02 00:22:50 | 感想
映画の日ということで、何か1本見ようと思ったところ、今回のウルトラが、ダイゴ(V6・長野博)中心の話と知り、これはと思い見に行きました。

まず、結論。
すばらしい映画でした。

昭和と平成のウルトラマンが、そして変身前の方々も、夢の共演。
各作品のヒロインも全員出演、その他ウルトラにゆかりのある人たちが思わぬところで次々に出演する、お祭り的要素の強い映画です。

しかし、この映画の魅力はそれだけではありませんでした。

物語は昭和41年7月17日から始まります。
この日は「ウルトラマン」の放送が開始された日です。
今回の映画の舞台は、ウルトラマンや怪獣が存在しない、というかTVのヒーローとして存在する世界、つまり我々の世界。

そして21世紀、存在するはずのない「怪獣」が横浜を襲う!
その怪獣は、ウルトラマンたちが存在するパラレルワールドからやってきたのだ。

この世界で、市役所職員として悶々と働くダイゴは、自分に何か大きな役割があると思いつつ、何をどうすればいいのかわからない。
そしてこの悩みをわかってくれる人はだれもいない…。

この葛藤する様子が非常にせつないんです。

しかしダイゴは、ウルトラマンを夢中で見ていた子供のころのこと、そのころは自分が宇宙飛行士の夢を抱いていたことを思い出す。
そして、パラレルワールドでの自分の立場を知り、ウルトラマンティガとして覚醒する!
同じく、少年のころの夢を諦め、ただ何と無くの生活を送っていたアスカ(つるの剛士)や我夢(吉岡毅士)も、ウルトラ戦士として目覚めていく。

みんなが小さい頃夢中になって見ていたウルトラマン、希望に満ちたあの頃の気持ちを思い出そうと、この映画は呼びかけています。
ウルトラの星ある限り、ウルトラマンは不滅。

いやあ、感動した。
何度も泣きそうになった。
演出がすばらしいんだろうなあ。

ぜひ親子で観てほしい、ウルトラマンの集大成といえる映画。
今後、これ以上のウルトラ映画が作られるとは思えないんだけど…。

この勢いで、今週末公開の「仮面ライダー電王」も見に行こうと思い、前売り券を買おうとしたら、大人チケットのみ売り切れでした。
これってどういう事?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする