模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「真夏のオリオン」感想

2009-06-18 23:58:50 | 感想
太平洋戦争中の潜水艦映画ということで、これは観なければ、と思い、行ってきました。

全体的にはいい映画だと思います。
映像とか、しっかりしてます。

ただ、これまで観てきた潜水艦物の定番である、悲惨さというか泥臭さみたいなものは、全くありません。
これは演出によるものと、艦長の玉木宏の爽やかさがそうさせるんでしょうね。
決して演技がどうとか言うんじゃないんです。
彼の顔つきや雰囲気が、とにかく爽やかなんです。

戦闘中も、海底で敵をやりすごす時も、艦内は妙に落ち着いています。
回天を積んで、そんなに戦えるのか?とか、敵のソナーはなぜハーモニカの音だけ拾うのか?とか、終戦後引き上げてきた玉木宏がサッパリしすぎとか、突っ込み所はいっぱいあります。

でも、まあそんなのいいじゃないですか。
潜水艦、駆逐艦の両艦の戦闘シーンはしっかり描かれていますから。
最初に書きましたが、決して観て損するという映画ではないと思います。

これからも日本の戦争映画がどんどん製作されることを望みます。
コメント
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