アカデミー賞を受賞したことで、初めてこの映画を知りました。
英国王・ジョージ6世の伝記で、実話の映画化です。
吃音障害で、人前でうまく話せないジョージ6世が、無名の言語療法士の指導で障害を克服し、第二次大戦突入において国民に団結を呼びかける歴史的スピーチを成功させるまでを描いています。
日本ではあまりなじみのない英国王室の話で、ジョージ6世がこんな人だったとは知りませんでした。
子供のころの環境や、父親からのプレッシャーは、すさまじいものがあったようです。
そして、次男であり、吃音症なので、絶対にないと思っていた国王になってしまった時の苦悩、時代はナチやソ連が迫り来る、一番危うい時期。
本人が希望しないのに、人の上に立たされる重圧が、心底伝わってきました。
スピーチの訓練は、最初はプライドが邪魔をしてなかなかうまくいかないのですが、言語療法士の粘り強い指導で、徐々に信頼を得て、上達していきます。
二人の努力と信頼、そして友情へとつながっていく様子が、この映画の最大の見所であり、魅力です。
とにかく演技がうまい!どちらにも感情移入してしまいます。
最後のスピーチの場面は、見ていて本当に心配で、がんばれと心の中で応援していました。
こんな静かな場面で手に汗握ったのは初めてです。
内容が地味だからなのか、上映館が少ないようです。
観た人の評判はかなりいいようなので、口コミで広まって上映館が増えるとうれしいです。
英国王・ジョージ6世の伝記で、実話の映画化です。
吃音障害で、人前でうまく話せないジョージ6世が、無名の言語療法士の指導で障害を克服し、第二次大戦突入において国民に団結を呼びかける歴史的スピーチを成功させるまでを描いています。
日本ではあまりなじみのない英国王室の話で、ジョージ6世がこんな人だったとは知りませんでした。
子供のころの環境や、父親からのプレッシャーは、すさまじいものがあったようです。
そして、次男であり、吃音症なので、絶対にないと思っていた国王になってしまった時の苦悩、時代はナチやソ連が迫り来る、一番危うい時期。
本人が希望しないのに、人の上に立たされる重圧が、心底伝わってきました。
スピーチの訓練は、最初はプライドが邪魔をしてなかなかうまくいかないのですが、言語療法士の粘り強い指導で、徐々に信頼を得て、上達していきます。
二人の努力と信頼、そして友情へとつながっていく様子が、この映画の最大の見所であり、魅力です。
とにかく演技がうまい!どちらにも感情移入してしまいます。
最後のスピーチの場面は、見ていて本当に心配で、がんばれと心の中で応援していました。
こんな静かな場面で手に汗握ったのは初めてです。
内容が地味だからなのか、上映館が少ないようです。
観た人の評判はかなりいいようなので、口コミで広まって上映館が増えるとうれしいです。