模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「人生の特等席」観想

2012-12-09 21:28:51 | 感想
「グラン・トリノ」で俳優を引退し、監督業に専念すると宣言していたクリント・イーストウッドですが、今回早くも主演として復活!
ファンとしては、本当にうれしい限りです。

しかも、またしても生粋の頑固ジジイ役!
プロ野球の大ベテランスカウトマンで、もうとっくに引退してもおかしくない年齢なのに、頑として聞き入れない。
目が霞むようになっても、医者の忠告を聞き入れない。
ガレージに車をぶつけても、「ガレージが狭くなった」と毒づく。
そんな性格だから、一人娘ともうまくいってない。

まさにイーストウッドのために用意された脚本で、はまりまくってます。

物語は、注目の大物ルーキーをドラフトで1位指名するか、その見極めを任された主人公と、その仕事を手伝うことにした娘との心の交流がメインとなります。
非常にシンプルで、結末もちょっとうまくいきすぎな感じもありますが、役者のみなさんのすばらしい演技で、気持ちよくのめり込めます。
だれでも安心して見られる、ハートフルな作品です。

これからもイーストウッドが見たい!
コメント
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