クエンティン・タランティーノ監督の最新作は、西部劇。
タランティーノ作品らしい、グロさとバカバカしさは相変わらずですが、それでも主人公が黒人の賞金稼ぎというところ以外は、結構まともな西部劇になっています。
主人公ジャンゴはカッコいいのですが、それ以上にカッコいいのが、ジャンゴを奴隷商人から解放し、一人前のガンマンに育て上げる、賞金稼ぎのDr.シュルツです。
賞金首を容赦なく撃ち殺す非情さと、行方不明のジャンゴの妻を探し救うことに全力を尽くす暖かさをもつシュルツは、ハッキリ言って主役を食ってます。
この作品でアカデミー賞助演男優賞を取ったのは、納得です。
そしてもうひとつ、レオナルド・ディカプリオが悪役を演じたのも話題でした。
大農場の領主で、たくさんの黒人奴隷を物のように使う嫌なやつ、という役どころです。
決してまずくはない、というか、普通かなあ。
なにしろその執事役のサミュエル・L・ジャクソンが、とにかく登場シーンから強烈な悪人顔のドアップ!
その後も、その顔に劣らぬ悪っぷりを見せ付けます。
よくもここまで、というまさにクソ野郎で、こんなのがそばにいるんだから、ディカプリオが歯が立つわけがありません。
まあ、そんなこんなで、派手なドンパチもあれば、駆け引きあり、相変わらずのくだらない長話や、タランティーノ本人の出演もあったりして、3時間近い上映時間でも退屈しない、素直に楽しめる作品でした。
タランティーノ作品らしい、グロさとバカバカしさは相変わらずですが、それでも主人公が黒人の賞金稼ぎというところ以外は、結構まともな西部劇になっています。
主人公ジャンゴはカッコいいのですが、それ以上にカッコいいのが、ジャンゴを奴隷商人から解放し、一人前のガンマンに育て上げる、賞金稼ぎのDr.シュルツです。
賞金首を容赦なく撃ち殺す非情さと、行方不明のジャンゴの妻を探し救うことに全力を尽くす暖かさをもつシュルツは、ハッキリ言って主役を食ってます。
この作品でアカデミー賞助演男優賞を取ったのは、納得です。
そしてもうひとつ、レオナルド・ディカプリオが悪役を演じたのも話題でした。
大農場の領主で、たくさんの黒人奴隷を物のように使う嫌なやつ、という役どころです。
決してまずくはない、というか、普通かなあ。
なにしろその執事役のサミュエル・L・ジャクソンが、とにかく登場シーンから強烈な悪人顔のドアップ!
その後も、その顔に劣らぬ悪っぷりを見せ付けます。
よくもここまで、というまさにクソ野郎で、こんなのがそばにいるんだから、ディカプリオが歯が立つわけがありません。
まあ、そんなこんなで、派手なドンパチもあれば、駆け引きあり、相変わらずのくだらない長話や、タランティーノ本人の出演もあったりして、3時間近い上映時間でも退屈しない、素直に楽しめる作品でした。