模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「劇場版タイムスクープハンター・安土城最後の一日」感想

2013-10-25 22:07:58 | 感想
NHKの人気番組の映画化。
近くの映画館で2か月遅れで上映が始まったので、観に行ってきました。

本能寺の変直後の京都の様子を取材していた、時空ジャーナリスト・沢嶋雄一が、ある武士を密着取材中に、思わぬ事件に遭遇。
歴史が変わってしまうかもしれない危機に立ち向かう。

取り上げたテーマは非常に面白く、期待したのですが、ちょっと残念な内容でした。

作品の特徴である、徹底したドキュメンタリータッチのつくりが、劇場版では薄れてしまい、普通のドラマになっています。
戦国時代の人物は、今回は時任三郎、上島竜平、島田久作など有名人が演じており、「名もなき人々を取材する」という感じから離れてしまったのも一つの原因だと思います(演者のみなさんは全く問題ありません。むしろ素晴らしい演技でした)。

安土城での戦いは、盗賊団と農民十数名ずつしかおらず、劇場映画としては物足りなさを感じてしまいました。

全体的に低予算感がぬぐえず、TVスペシャル程度の作品に終わってしまっているようです。
うーん、惜しい!
コメント
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