模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第一章」感想

2014-04-18 09:50:38 | 感想
90年前後に大ヒットしたアニメ「機動警察パトレイバー」が、奇跡の実写化!
監督はアニメと同じ押井守!
DVD発売に先がけ、劇場にて2週間限定公開されました。

第一章はエピソード0と1の合計1時間です。
内容は、レイバー隊の歴史と現状の紹介といったところでしょうか。

特車二課が創設されて10数年、たった1小隊のみに縮小され、仕事もなく怠惰の日々が繰り返されていた。
小隊メンバーはすべて入れ替わって3代目、しかも初代以上に問題者ばかり。
とても警察組織とは思えない、ひどい有様です。

このあたりの描写が、この作品のメインになっています。
さすが押井監督、アニメ版の雰囲気を完全再現しています。
特に、やはりというか、千葉繁が演ずる整備班長・シバシゲオ率いる整備班たちが、活き活きと描かれています。
98式に対する愛情がにじみ出てます。

小隊メンバーは、強烈なキャスティングで、どうしようもない感が丸出しです。

今回は98式の活躍は少なかったものの、出動・起動シーンはグッとくるものがあります。
搭乗シーン、よくできてました。
リボルバーカノンを搭載する場面は、アニメ以上に多く流れました。
パトライトを光らせての夜の出動は、抜群のカッコよさです。
アクションシーンは、ほとんど出落ちで終わっちゃいますが。

パトレイバーを知らない人には、少々物足りないかもしれませんが、パトレイバーの世界を見事に再現していて、個人的にはとても楽しめました。
次回の予告編を見ましたが、今後の展開が非常に楽しみになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする