映画「ＦＵＲＹ」感想

ブラッド・ピット主演の、話題の戦争映画。
第二次大戦のドイツでの壮絶な戦いが、リアルに描かれています。

見所は、やはり本物を使用した戦車戦です。
「FURY」をはじめとする米軍のＭ４シャーマンはもちろん、ドイツのタイガーまで、本物の動く姿が拝めます。
「ガルパン」ばりの息を飲む対決は、もうこれだけでも観た甲斐があったと思わせてくれました。

歩兵を交えた戦闘や市街戦なども、非常に緻密に再現されています。
また、占拠した街での米兵たちの行いなど、戦争の汚い部分もしっかり見せていて、単なるアメリカ万歳の一方的内容ではないことをお伝えしたい！

同行の車両が結構あっけなくやられるのに対し、ＦＵＲＹがやたら粘るとか、最後の戦闘の決断とか、「あれ？」と感じるところもありますが、まあ、そこは映画だからと割り切って観れば、戦争映画としてかなり完成度の高い作品だと思います。
とにかくこの戦車戦は観ないと損です！