模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「龍三と七人の子分たち」感想

2015-05-15 09:54:20 | 感想
北野武監督最新作。
元やくざのおいぼれジジイたちが、詐欺まがいの悪徳チンピラ企業とドタバタの抗争を繰り広げるコメディです。

大笑いするというよりは、クスクスのタイプ。
主役・龍三役の藤竜也と近藤正臣の掛け合いの妙が、最大の見所です。
その他、昔の性分が抜け切れないジジイたちが、とにかく自然に面白い。
特に品川徹が演じる“早撃ちマック”は強烈です。

抗争相手の頭役、安田顕も、まさに嫌~な男を好演しています。
たけしは、龍三たちをよく知る刑事役として、脇にまわっています。

ストーリーはかなりベタなのですが、役者さんたちの絶妙な演技や、笑いの中で見えてくる哀愁など、いろいろ楽しめます。
何より、撮影は楽しかったんだろうなあ、という雰囲気が、画面からにじみ出ている気がしました。
コメント
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