映画「ピクセル」感想

８０年代のコンピューターゲーム創世記のキャラクターが、地球侵略のため攻撃してくる！
倒すには、ゲームと同じ方法で戦うしかない！
かつてゲームを実写映画化した作品は数々ありますが、ゲーム画像そのままのキャラと戦うというのは、例がありません。
まさに「その手があったか」という、やったもん勝ちとも言える映画です。

そのアイデアに加え、映像の面白さ、演出のハラハラ感、ギャグのセンスなど、映画として必要な要素は全てすばらしく、最初から最後まで本当に楽しめました。
監督は「グレムリン」「グーニーズ」の脚本、「ハリーポッター」「ホームアローン」の監督を務めたクリス・コロンバス、と聞けば納得です。
ニューヨークでのリアルパックマンとのチェイスや、ラスボスのドンキーコング戦は、爽快感さえ感じます。

当時のゲームにハマってた人も、ゲームを知らない人でも、誰もが理屈抜きに楽しめる、アクションエンターテイメント作品の秀作です。