第二次大戦直前のドイツ。
大学の教師である主人公・ハルダーは、過去に書いた小説をヒトラーに認められ、これまで何かと拒んできたナチ党へ入党せざるを得なくなる。
ノイローゼ気味の妻に、病気で痴呆の母を抱えていたハルダーだったが、ナチ寄りの愛人との付き合いで生活は一変していく。
さらにユダヤ人である親友との友情は、当然亀裂が入ってしまう。
長いものに巻かれてしまう人間の弱さと、人を裏切ることで苦悩する姿が、非常にしっかり描かれています。
年代が行ったり戻ったりで、ちょっと時間軸がわかりづらい部分もありますが、何かと考えさせられる作品です。
地味な作品ですが、すでにDVDが発売されているようですので、興味のある方はぜひ。
ところで、私の家から一番近い映画館、ユナイテッドシネマ中間16では、「あなどれないシネマコレクション」と題して、ちょっと前のマイナーな映画を、一週間限定で順次上映する企画が行われています。
本日観た「善き人」も、その一つです。
シネコンはあちこちにあるものの、有名な大作ばかり上映される昨今、このような企画は非常にありがたいことです。
しかも料金は一般800円、会員は500円!
何とか今後も続けてほしいですね。
大学の教師である主人公・ハルダーは、過去に書いた小説をヒトラーに認められ、これまで何かと拒んできたナチ党へ入党せざるを得なくなる。
ノイローゼ気味の妻に、病気で痴呆の母を抱えていたハルダーだったが、ナチ寄りの愛人との付き合いで生活は一変していく。
さらにユダヤ人である親友との友情は、当然亀裂が入ってしまう。
長いものに巻かれてしまう人間の弱さと、人を裏切ることで苦悩する姿が、非常にしっかり描かれています。
年代が行ったり戻ったりで、ちょっと時間軸がわかりづらい部分もありますが、何かと考えさせられる作品です。
地味な作品ですが、すでにDVDが発売されているようですので、興味のある方はぜひ。
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しかも料金は一般800円、会員は500円!
何とか今後も続けてほしいですね。
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