テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミヘン仕様のファズフェイスって良いよ~(^O^)/

2015年05月12日 | 日記
後期ジミヘンが結成したバンドをご存じだろうか?

『Band of Gypsys』というバンドなのだ

ロック史上最も短命かつ有名なバンドなのだ

このバンドに在籍している途中で不慮の事故で亡くなってしまったのだ



何かと謎が多いのだ


プロとしてのキャリアで常にファズフェイスを使用していたのだ

しかしながらその音色は前期と後期で大きく異なるのだ

凝り性の私は主要なアルバムをすべて購入したのだ

気になる事は自分の目と耳で確認しなくては納得できないのだ


ジミヘンのサウンドの要はエンジニアである相談役でもあったロジャーメイヤー氏なのだ

後期のジミヘンの音は独特なのだ

バンド音源のみという事もあるが前期のような繊細な音は少ない

迫力が増した野太いファズサウンドが特徴なのだ


演奏する曲調に合わせてジミがオーダーしたとも言われている


その時にジミヘンが使っていたファズを再現したファズフェイスがある

購入してしまった・・



箱からしてファンの心をくすぐる仕様なのだ


普通のファズフェイスの箱と比較してみた




こちらは中身は前期ジミヘンの音を再現したファズだが箱は普通なのだ




特別なファズである事を強調しているのだ




箱だけ派手で中身は普通であるという騙し手法の製品も少なくない

実際に音を出してみなければ分からない


実は楽器店での音出しも完璧ではない

自分の機材で鳴らしてみるのが一番の比較になる


これでファズが3台になったのだ



それぞれが激的に異なるので楽しい


微妙ではない

激的なのだ


ファズは単体使用が基本だが他の歪みと組み合わせるのも良い



ピンクフロイドのデビッドギルモアもファズ使いだが・・

あの音はファズフェイスとオーバードライブを組み合わせている音なのだ

楽曲によっては単体で使う事もあると思うが基本は複合なのだ


現在のエフェクター群はこんな感じになったのだ




売ったり、買ったりを繰り返しながら気に入った物が手元に残った感じなのだ




zoomを故障を機に2台目を購入したのだ




どうせ買うなら別メーカーの別製品を買いたいと思う人も多いと思う

気持ちは分かるが・・・


個人的には気に入ったものを使い倒す主義なのだ

zoomのマルチは価格から初心者向けと思われがちだが中級以上でも満足できる

一個持っていて損がないエフェクターなのだ


スタジオやセッションなど手荷物を軽減したい時に重宝する


自宅の環境を100%再現したいという人も多いようだが・・

状況で使い分けるのが賢い


ピグノーズアンプもマニアは壊れると買い替えるのだ

4台目という人も知っている



小型トランジスタは数あるがこの音色は他にはない

トランジスタでありながらチューブの質感を併せ持っているのだ


自宅の『格納庫』なのだ



現状は満足しているが増える可能性も否めない





話はジミヘン仕様のファズに戻るのだ



箱もさることながらボディも良い感じなのだ



ファンの気持ちを分かっている



青ファズ同様に現代的仕様なのだ



アダプターが使えるのは便利なのだ





従来のファズフェイスと何が違うのか?

一言でコンデンサーの使用数なのだ



通常のファズフェイスは2個なのだ



もはやファズフェイスではないと思えるくらいにパワフルなのだ

パワフルといってもディストーションなどとは異なる


比較の為に青いファズの内部画像をアップしてみた



中身がまったく異なるのがお分かりいただけると思う

同じものはボディだけなのだ

実はボディの素材や仕上げも異なるのだ

この辺りの拘りも好きなのだ

所有感がくすぐられる






あくまでもファズの延長線上にある音なのだ

他のファズはボリュームを絞った鈴鳴りも魅力になっているが・・・


このファズは常にON状態でソロやリフなどを弾くのが似合うと感じる

そこはファズフェイスなのだ絞った時にはクリーン音に変化する


「ファズフェイスの良さを知らない人って多いよなぁ・・」

私の率直な感想なのだ


ギター歴においてまったくファズに触れることがない人も多いと思う

まぁ、十人十色いろいろとあるので何とも言えないが・・・


一つだけ言えることがある

ファズが好きか?

という事で自身のギタースキルが判定できる


ファズが苦手という人は『引き出し』が少ないのだ

ローポジのコードをかき鳴らすような使い方には合っていない

2音のパワーコードにも使うがオーバードライブなどとはポジションを変える工夫が必要なのだ


とにかく音選びを間違えると音が濁るのだ

濁った感じがファズの音だがという人も多いが・・・


音楽的ではない

単なるギミック的なエフェクターならばすぐに飽きてしまう


少なくとも私はそうなのだ


”ファズは一台でお腹一杯・・”

という人も少なくないと思うが・・


私は三台目なのだ


後期ジミヘンは『オクタヴィア』という特殊なファズを用いていた



いわゆるオクターブファズなのだ


ファズといっても色々な種類があるのだ

アメリカ製のビッグマフなどはむしろ野太いディストーションなのだ


ブチブチと音が途切れるマニアックなファズもある


今回購入したファズはこのエフェクターの回路をベースに開発されているらしい

本来はオクターブ下の音(倍音)を含むのだが・・・


ジミヘンは野太い音はそのままにオクターブ音をカットするように注文したのだ

「どんな感じなの? 言葉じゃ分かり難いなぁ・・・」

という方は動画などで後期ジミヘンを検索してみていただきたい

ライブ映像などの野太いファズ音が改造ファズの音なのだ



エフェクターの老舗が満を持して発売しただけに完成度は相当に高い

あとは使い方だけなのだ


ファズはギターのボリュームの追従性が高い

少しでも触れるだけで音が激変する


本体のツマミも2個しかないがかなりエグいのだ

オーバードライブ系のように徐々にゲインが増減するという仕様ではない


ボリュームとゲインのツマミの組み合わせとギターの調整で音作りの幅が広がる

この辺りが私のギター魂を揺さぶっているのだと思う


誰が買っても(使っても)似たような音になる簡単なエフェクターは好きではない

万人が好む(使い易い?)という類の機材もあまり心踊らない


むしろ、多くの人が苦手とするようなエフェクターや機材に心が傾くのだ

結局のところ、それが個性になっているのだと思う


最近のマルチは良く出来ている

単体のエフェクターも実機を再現している


何故にアナログエフェクターの人気が衰えないのか?

先にも述べたようにツマミの追従性なのだ


マルチのそれは反応が鈍い

マルチ内蔵のファズは酷い


ギターのボリュームを絞っても歪み量はそのままに音量が下がるだけなのだ

「本物のファズとまったく違うな~ ダメだね」


そこがデジタルとアナログのちがいなのだ

良いオーディオという意味ではデジタルに軍配が上がが・・・


楽器としてどうか?

という点においては甲乙付け難いのだ


ライン録りのアンプシュミレーターと実機のアンプのマイク録りも同様なのだ



ノイズも含め生の音、本物の質感なのだ


ライン録りの場合にもアナログ回路を経由する事でかなりリアルになる事がある



歪みの二段重ねやツマミの設定など・・色々と試しているのだ





近々に比較音源をお届けできると思うのだ







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