テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールは色々あるけど良いギターだね

2014年03月14日 | 日記
ヘッド塗装など悩みのタネもあるが・・・

やはりギブソンのレスポールには『独特の音』があるように思う



先日、ネットでこんな質問をみかけたのだ

「ギブソンと国産のレスポールモデルで悩んでいます・・」

「最近のギブソンってあまり品質が良くないと聞いているので・・」

同様の印象を抱いている方も多いのではないだろうか?


ギブソンを購入して、色々と考えるようになったのだ

多くの人々が口にしている『品質』とは何だろうか?


おそらくパーツ類の『組み付け精度』だと思える

この部分だけを国産と比較すると概ねUSA製は総じて劣っているように感じられる

あくまでも細かい部分が気になる日本人としての感覚だが・・・


今回の塗装剥がれもトーカイのような上級クラス国産ギターではあり得ないと思う

音質を重視した結果としても多くの個体で同様の苦情が寄せられるならば要改善だと思うのだ


以前にもお話したがヘッド以外の部分が想像以上に良い出来なのだ

それだけにヘッドの不備は本当に惜しいと感じてしまうのだ



ギブソンマニアには周知の事実だが・・・

ヘッドの天板にアクリル板を使用しているのも塗装剥がれの原因の一つだといえる

ラッカー塗装との相性があまり良くないように感じられるのだ


何故に採用するのか・・?


作業性の向上とコスト面が理由なのだ

コスト面に関しては個人的には疑問なのだ

それなりに高価なプライスを付けているだけにここはケチらないでほしかった・・


昨今はネットの情報が豊富なので購入者も購入前にこれらの情報を入手しているのだ

それ故にギブソンの購入に躊躇しているのだと思えるのだ


私も購入前に色々な情報を入手していたし楽器店のお兄さんからもアドバイスを受けていたのだ

それでもギブソンが欲しかったのだ


私の年代においてはUSA製のギブソンとフェンダーは憧れでありステータスの象徴なのだ

先にフェンダーを手に入れていただけに・・


”残すはギブソンだけ・・・”

という思いもあったのだ


ネットで見かけた質問をもう一つ・・

「ギブソンとその他のレスポールモデルで悩んでいます・・」

回答者の答えはこうなのだ

「結局、ギブソンが気になっちゃうんじゃないかな?」

「ギブソンってどんな音?どんな弾き心地?って感じかな?」

「僕も最終的にギブソンを買ってしまったけど・・・」


私も回答者の意見に同感なのだ

ギブソンの品質が気になりトーカイーを購入したのだ

しかしながら、その後もトーカイを弾きつつもギブソンが常に気になっていたのだ

『トーカイも良い音だけど・・ギブソンってどんな感じかな?』

結局のところ、暇な時にはギブソンのことばかり考えているのだ


弦を購入する為に楽器店に立ち寄った時にもギブソンばかり眺めているのだ

見兼ねた楽器店のお兄さんが声をかけてきたのだ

「そろそろギブソンじゃないですか?」

「気になるのは品質面ですか・・?」

「そこは価値観ですよね・・・・」

その数分後には購入の相談を持ちかけていたのだ


レギュラーラインといえども庶民にとっては高額商品なのだ

まぁ、結果的にギブソンを購入した事で『ギター病』が止まったのも事実なのだ


いわゆる物欲のような感情が沈静したのだ

いずれチャンスがあれば良いギターを購入したいという気持ちはあるのだ


しかしながらギブソンとフェンダーという本家を手に入れた事で迷いがなくなったのだ

購入するにしても両者の製品から選ぶつもりなのだ


結局のところ、巷に良いギターは溢れているが・・・

これらのベンチマークになっているのは本家だと感じられるのだ


ちなみに苦労してレスポールのヘッド補修に励んだのだが・・
やはり素人仕事なのだ


他のギターがキレイなだけに気になるのも事実なのだ

ここは出費を覚悟してプロに依頼しようと考えているのだ

塗装方法や見積もりなどを相談してみるともりなのだ


まぁ、安レスポール一本くらい請求されると思うが・・

今後も気持ち良く、楽しく演奏する為ならば高くはない気もしているのだ


むしろ気になっている方が精神衛生上好ましくないように思えるのだ

読者の皆さんもご存じのとおり私はかなり細かい性格なのだ


普通の人が気にならない(気付かない?)事まで見えてしまう性格なのだ

良いのか?悪いのか?

ちなみにこのくらい細かい性格でなければ作曲など出来ないのだ


作曲≒才能・・

だと思って躊躇している方も多いと思うが・・・


作曲≒細かい性格・・

だと私は思っているのだ

「このコードって何か違うなぁ・・」

「このフレーズに最適な音色って?」

「ドラムのオカズのタイミングを直そうかな?」

こんな地道な作業の繰り返しが素人作曲なのだ


今回はレスポールとは無関係だが・・

過去の曲から6曲ほどランダムに抽出してみたのだ


本文に登場しているレスポールやストラトで弾いている曲もあるのだ

あえて『答え』は書かないのだ



是非とも『耳力』を駆使して音色聴き分けていただきたいと思うのだ



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ギブソンレスポールの補修が完了したよ・・・(^◇^)

2014年03月10日 | 日記
常連読者の皆さん、お久しぶりなのだ

レスポールのヘッド部分の塗装剥がれの補修に苦戦しているのはご存じだと思う

最初の剥がれ補修の画なのだ



第一段階の補修が完了したと同時に他の部分の塗装も剥がれてしまったのだ

以前にご紹介したラッカー補修液なのだ



ネットで見かけた使用レビューをご紹介したい

「ちょっとした部分の補修には最適ですよ♪」

「でも、使い切るのは大変かも・・一生使えるかも?」

という感じなのだ


私の場合には完全に使い切ってしまったのだ

おそらく一般的な使い方と異なるのは理由だと思うのだ


普通の場合には一部の欠けなどに軽く盛るような使い方なのだ

”それ以上、塗装が剥げないように・・・”

当然ながら、誰が見ても補修部分が一目瞭然なのだ



私も補修スタートの時点ではそんな感じだったのだ

「なんか見た目が悪いなぁ・・・」


一箇所ならば何とか我慢も出来るが・・・

複数の剥がれでは仕上がりが美しくないのだ


何だかんだ剥がれの箇所を指で弄くっているうちに欠片が落ちてしまったのだ

実はこれが完全補修の『ヒント』になったのだ


完全に陥没した状態なのだ

タッチアップ補修というレベルではないのだ


補修液を盛っては乾燥、研磨・・・

を丁寧に行ったのだ

「ちょっと盛り過ぎかな?」

というくらいがちょうど良いようだ


子供の頃に経験したプラモの補修が役立ったのだ



これは最終段階の研磨の画なのだ



車の補修などに使う補修ブロックがあったので活用したのだ



研磨剤も車用を代用したのだ

実はプロの現場でも車用の補修キットを使うことが多いというのだ


仕上げの後に弦を張って完了なのだ



もう一枚・・・



画像では分かり難いと思うが・・・

かなり完璧な仕上がりなのだ


中途半端に浮きあがった塗装に黒色のタッチアップで補修してもキリがないのだ

解決にはなっていないように思える

「あれ? この前塗った場所が広がっているよ~」

という流れになるような気がするのだ


私の場合には浮きあがった塗装を思いっきり剥がしてしまうのだ

普通の人はやらないと思う


結局のところ、塗装が弱い部分をすべて補修した事になるのだ

おそらく、これで大丈夫だと思うのだ


環境の変化でネックが反るように弱い塗装が反応してしまったのだと思う


「ギブソンの塗装ってそんなに弱いの?」

と思う方も多いと思う


すべての個体が弱いわけではないと思う

しかしながら、私の知人、友人のギブソン弾きのギターは何らかのダメージを受けているようだ

経年変化なのか?

経年劣化なのか?

は個人の感覚の違いだと思う


ギブソンの塗装が弱い理由がある

それは伝統的な『オールラッカー』を採用しているからなのだ


国産のレスポールでもラッカー塗装を謳っている個体があるが・・・

実はオールではないのだ

下地にはポリウレタンを塗っている事が多いのだ


温度変化が激しく多湿の日本の環境を考慮した結果だと推測できる


オールラッカーとの違いは何か?

基本的にラッカーは空気や湿度の影響を受け易い塗装なのだ


つまりはギブソンのような塗装方法は良い意味で経年変化を助長する働きがあるのだ

一方の下地にポリを使ったギターは経年変化が起こり難いという事になる


ボディ内の水分量を一定に保つという意味合いも兼ねているのだ


ハムピックアップを用いた高級ギターの代名詞的存在にポールリードスミスが挙げられる

形状からギブソンと比較される事が多いギター(メーカー)なのだ


値段でもギブソンに負けていない

しかしながら早い時期からフェンダー同様にポリ塗装に切り替えているのだ


経年変化の助長よりも品質保持を最優先した結果だと思うのだ

「ポリ塗装は経年変化は起こらないよ・・」

という意見を見かけたことがある


私のストラトもアリアもポリ塗装だが・・・

確実に音が変化しているのだ


”オールラッカーよりは変化し難い・・・”

というのが正しい表現なのだ


特にストラトはコンデンサーの馴染みもあると思うが・・

近年、激的に音色に色気が増してきたように感じられるのだ

今後の成長が楽しみなギターなのだ




話をギブソンに戻そう・・・

ギターに関しては非常に神経質なのだ

過去には些細な不備が理由で手放したギターも多いのだ


今回のギブソンの事象が安ギターならばすでに手元には無いと思う

実は補修の最中にあらぬ考えが頭をよぎったのだ

『これを下取りに出して他のレスポールを買おうかな?』

どのくらいの下取り金額になるかは分からないが・・・


熟考した結果、それは無いと思えてきたのだ

音に関しては相当に気に入っているのだ


個体差が激しいと言われるギブソンだけにこれ以上の音のギターに出会える保証はないのだ


”レギュラーライン内限定・・”

という考えだが・・


読者の皆さんに音源で伝わっているかは分からないが・・

とにかく最高の音なのだ


最高の音というよりは『ギブソンの音』なのだ

独特の雑味が感じられるのだ


ダンカン搭載のトーカイもかなり良質の音だといえるが・・・

ギブソンとは程遠いのだ

何だかんだ言ってもトーカイの音なのだ


まったくもってギターは不思議なのだ

楽器店のお兄さんが以前に言っていた言葉を思い出したのだ

「ギブソンとフェンダーって不思議なギターですよ・・」

「コピーモデルも多いけど、同じ音は絶対に出ないんですよね」

「何故だか・・僕にも明確な理由は分からないですけど・・・」


近年に限って言うならばフェンダー製の方が各ギターの品質が安定しているという

どの楽器店で購入しても似たような音だという事らしい

大手の楽器店が総代理店を務めているからだろうか?


一方のギブソンは楽器店の店員さんも悩むほどに個体差が大きいという

ちなみに『当たり』のギターはカスタムショップ製に肉薄するような音がする事も稀にあるようだ


思い込みかもしれないが・・・

私のレスポールは音色は当たりだったような気がしているのだ



塗装部分に関しては微妙なのだ

「こんなに早い時期に塗装が浮く個体も珍しいですね・・・」

という事なのだ


欧米的な考えをするならば・・・


”ヘッドの塗装は音には無関係・・・”

という事なのだ


非常に複雑な感じなのだ


まぁ、結果的に納得がいくレベルに補修できたので良しとしたい

今後、塗装が剥げた場合にはプロに任せようと考えているのだ


”日本品質のラッカー仕上げ・・”

というものがあるらしい


ちなみにレスポールを使った新曲を作っているのだ

すでにギター、ベースの音入れは完了したのだ


残るはアレンジと仕上げという感じなのだ

おそらく読者の皆さんの好みだと思う


かなりジミーペイジなのだ











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ギター、ベース、ドラムは三位一体だと思うなぁ・・

2014年03月07日 | 日記
読者の方の多くはギター弾きだと思うが・・・

プロが作った楽曲を聴く際にもギターに注目してしまうのではないだろうか?

自分が弾いている・・あるいは興味がある楽器に注目するのは当然なのだ


私の場合は少し異なるのだ

ギターとベースの絡みに注目しながら耳を傾ける事が多いのだ

さらにリズム隊としてのドラムとベースの関係にも意識を注いでいるのだ


『聴き方』を変えるだけでも聴き慣れた音楽に新たな発見を見出すことができるのだ


ギターのサポート的な存在に思われがちな地味なベースだが・・・

実は非常に重要な立ち位置なのだ


素人バンドでも上手いバンドは必ずベーシストとドラマーが優れているのだ

加えてギターが上手ければ言うことはないが・・・

ギタリストのレベルが微妙?でも何とか聴いていられるのだ


逆のパターンのバンドも多いようだ

そこそこ上手いギター弾きが中心になって初心者のメンバーを募ったパターンなのだ


『三位一体』とは程遠いのだ


コンピューターの音源でも生身の演奏者でも相手の音を的確に捉えることが重要なのだ

私が作曲をする場合には常に他のパートの音を意識しながら演奏しているのだ

ギターから作り始める事もあるしドラムの打ち込みからスタートする事もある

ファンク系のスラップをメインにした曲ではベースのパターンから考える事も多いのだ


以前の私はとにかく音を盛ることを意識していたのだ

トラックの中に音を詰め込むことが良い事だと錯覚していたのだ

まぁ、場合によってはそんな作り方の方が良い結果を生む事もあると思うが・・


最近はクリームやツェッペリンのような3ピースバンドの形態に傾倒しているのだ

音数が少ない事で各楽器の音が見え易くなるというメリットが生まれるのだ


楽器編成が少ないだけにベースやドラムが重要になってくるのだ

ギターの隙間を埋める為にベースが動き回るというパターンが有効になってくるのだ

ドラムなどもサビで金物(シンバル系)を派手に鳴らしたりして音の隙間を埋めているのだ



ピックアップをダンカンに交換した事で指で弾いてもスラップでも艶がある音になったのだ



足りない部分を補うという印象を受けるのだ



良い買い物をしたと思う


買い物に失敗は付き物だが・・・

結果オーライの時には非常に嬉しい気持ちになるのだ


とにかくダンカン製のピックアップは裏切らない

私的には・・


弦はダダリオ・・

ピックアップはダンカン・・・

というのがお約束なのだ


今回はレスポールで弾いてみたのだ



あえて動きが少ないリフを作ってみたのだ

ギターの隙間を埋めるようにベースが派手に動き回る一例なのだ

ギターとドラムだけでは味気ないものになると思う


そこにベースが加わることで違った雰囲気を演出する事ができるのだ

今回は指弾きでコード感を意識したラインになっているのだ


かなりベーシスト寄りのアプローチをしているつもりで弾いているのだ

通常の宅録系ギター弾きのベースの弾き方とは異なると思うが・・


如何だろうか?


ベースの重要性がご理解いただけると思う

簡単なサンプル音源を作ってみたのだ




ベースの音が良くなった事でますますベースが好きになったのだ

もちろん、ギターはそれ以上だが・・・

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Fender Japanのギター&ベースって改造で化けるかも?

2014年03月02日 | 日記
本日、二話目の投稿なのでお間違いないようお間違いなく・・


最初に素人さん達の投稿作品をお楽しみいただきたい

以前は打ち込み&ボーカルという作品が多かったようだが・・・

最近はギターの演奏を含む作品が増えてきたようだ

ギター好きとしては参考にもなるし良い傾向だと思うのだ

『サウンドデザイナー3月号』



本題に入るが・・

実は最近になって愛用のベースにさらに改造を加えたのだ



ご存じのとおり、私のベースはフェンダージャパン製なのだ

「リアルなベースの音が欲しいなぁ・・」

という軽い気持ちで購入したベースなのだ


基本的にギター弾きなのでベースは『オマケ』という立ち位置だったのだ

実はベースも真剣に弾いてみると結構楽しいなのだ

ギター弾きの多くの人はベースを甘くみている?傾向がみられるようだ

「弦が二本少ないだけでしょ?」

「結局のところギターの方が難しいんじゃない?」

よくあるパターンなのだ


このような人の場合多弦ギターの方が通常のギターよりも難しいと思っているのだ

正しいような・・間違いのような感じなのだ


スティーブヴァイのように

”多弦をすべて使い切る・・”

ならば通常のギターよりも高いスキルが求められる


私が知る限りでは『プラスα的な使い方』が多いように感じられる

「通常の6弦よりもさらに低い音が欲しい・・」

というような使い方なのだ


ギターとベースの中間的な音域ということになる

少人数のバンドが音に厚みを求める場合に使うこともある

ライブなどで観客へのインパクト?の為に使うという邪道的なパターンも多いのだ

「何か凄そう・・」

「多弦って難しそう・・」

というパターンなのだ


脱線しそうなのでこの辺で・・


つまりは弦の数と難易度は無関係だということなのだ

ギターもベースも弾く私の見解としては別の楽器という考えなのだ

ギターはその構造上、コードを奏法の一つとして捉えているのだ

一方のベースでもコード奏法は可能だがギターのような美しい響きは望めないのだ

高音域、あるいは弦の同時発音数に制限が出てくるのだ

個人的にはベースでの和音のMaxは3音だと思うのだ


最近ではギターでスラップを披露するギタリストも増えてきたが・・

やはりスラップはベースの専売特許のような奏法なのだ


スラップを覚えたくてベースを始めるというビギナーも多いのだ

指弾きやピック弾きなどには興味はないのだ

とにかく派手なスラップだけに憧れるというケースが多々あるようだ


行き付けの楽器店ではお客さんのあらゆる要望にベストに対応しているのだ

「そんなの当たり前じゃない?」

「だって楽器屋さんでしょ?」

こんな簡単なことができない楽器店が意外に多いのだ


一言で言えば経験不足なのだ

お客さんが欲しいという商品を販売するだけならば猫でもできるのだ(失礼!)


お客さんにとってベストと思える提案をするのは意外に難しいのだ



スラップを目指す初心者が来店した場合、通常はジャズベースを勧めるのだ



他のタイプのベースでスラップをするプロも多いがやはりジャズベの愛用者が圧倒的に多いのだ

ネック形状、ボディ形状、ピックアップの特性がすべてスラップに向いているのだ


実は手が小さい女子が来店した場合にお兄さんは頭を悩ませるらしい

通常サイズのベースは私でも持て余すほどにネックが長いのだ


ショートスケールやミディアムスケールというベースもあるのだ

弾き易さではこれらが良いが将来的な発展性や本来のベースの音色という点ではレギュラーなのだ

この辺りの説明をしながら十分に話を詰めていくそうだ


ボトムをブリブリいわせるようなロック系が好みならば迷わずプレジョンベースなのだ




幸いにも初心者の場合には私のような『わがままなタイプ』は少ないらしい

好みの音楽、バンドというものが非常に明確なのだ


言い換えるならば、自分が楽器を始めるきっかけになった『原点』なのだ

楽器店のお兄さんもベースが勧め易いという



ブログタイトルにあるように『フェンダージャパン』というブランドは
楽器店にもお客さんにも都合が良い立ち位置なのだ


楽器店側は

ビギナーに高価なUSA製を勧めるのも気が引ける

低価格ながらもしっかりとした作りの楽器を弾いて欲しい・・


という考えのようだ



一方のお客さんは

本音ではUSA製が欲しいが高価過ぎて手が出ない

でも本家にような雰囲気を味わいたい・・・


という微妙な部分を満たしてくれるのがフェンダージャパンなのだ

本家フェンダーがコピー作りを許した老舗ブランドなのだ


形がソックリだけに

”本家フェンダーの格安モデル・・”

と思っている人が意外にも少なくないようだ


遠目にみれば見分けがつかないのも納得なのだ

厳密にはパーツの仕様や取り付け位置も微妙に異なるのだが・・・


読者の皆さんの中にも愛用者が多いと思うのだ

「十分に良い音だし、USA製なんか興味ないね・・」

という強気の方もいると思う


『良い音』には間違いないと思うが・・・

USA製とは全く別物だという事は十分に認識しておくべきだと思うのだ

実際のところ、音もさることながら演奏性(弾き心地)という部分が大きく異なるのだ


私のベースも当然ながら本家のジャズベとは異なるのだ

その辺りは重々承知して購入したのだ


フェンダーというブランドが欲しかっただけなのだ

ベースの知識がないだけにこんな選択もありだと思うのだ


恥ずかしながら購入時にはジャズとプレジョンの違いすら理解していなかったのだ

現在では所有ベースこそ1本だが知識は巷のベーシストに負けていないと思う


ギター弾きの皆さんにベースのニュアンスの違いをご説明するのは難しいが・・

簡単に言うとレスポールとストラトのような違いなのだ

プレジョンがハム、ジャズがシングルという事なのだ


音のイメージもギターと同様なのだ

ピックアップのレイアウトやネック&ボディ形状も微妙に異なるがやはりピックアップ効果が大きいのだ


ジャズベースにプレベ用のハムを無理やりに載せればブラインドではプレベの音がするのだ

日本人は視覚に弱い人種なのだ


ルックス的に違和感を感じるものは基本的に拒絶してしまう悲しい習性があるのだ

私のベースがまさにこのパターンなのだ



ジャズベのボディにプレベのハムを搭載したモデルなのだ


”一本で何でも対応できるベース・・”

という点ではこれほど優れたレイアウトのベースは他にないのだ


不思議なものでプレベにジャズベのシングルピックアップを移植したモデルは存在しない

理由は不明なのだ


実はプロにはこのタイプのレイアウトを好む人が少なくないのだ

天才ベーシストであるヴィクターウッテンという黒人ベーシストがイメージリーダーになっている

PJタイプの組み合わせ&パッシブというお手本にしているのだ



私のベースは購入時にすでに『特別なベース』だったのだ

ルックスは一般的なPJベースだが・・・

フロントピックアップのコイルターン数を変更したモデルなのだ

巻き数を増やしたタイプなのだ


非常にパワフルな音だった・・

過去形を用いるが故に最近は若干のパワーダウンを感じていたのだ


数年前にリアが突然壊れてしまったのだ

原因は不明なのだ

おそらく断線だと思うのだ


ピックアップの修理は現実的ではない

これはギターも同様なのだ


場合によっては本体価格に肉薄することもある

格安で修理が完了したとしても本来の音が戻らないことが多いのだ


故障→載せ換え・・

というパターンが王道だと思う


ヴィンテージでもない限り、特にデフォルトの状態に拘る必要はないと思うのだ


結局、リアをお気に入りのメーカーであるダンカン製に交換したのだ



「ピックアップでこんなに音が変わるの?」

というくらいに変化したのだ


社外のピックアップ≒パワーアップと思っている人が多いのだ

パワーを謳い文句にしている製品は当然ながらパワー感を実感できる


製品によってはむしろ非力感を押し出したモデルもあるほどなのだ

ひとつだけいえるのは格安ギター&ベースのピックアップはニュアンスが希薄であるということなのだ


”音に表情がない・・”

ニュアンスがある演奏をするには弾き手にもそれなりのスキルが求めだれるが・・

上級者が格安ギターを嫌がる理由はそこなのだ

「弾いていても面白くないギター(ベース)だなぁ・・・」


ピックアップの交換で劇的に良い楽器に生まれ変わる


一説によると・・

高級ギターの改造よりもむしろ低価格の楽器の方が効果を実感できるというのだ


理由は明確なのだ

本体価格がそれなりに高価な楽器はピックアップも良いものを載せているのだ

社外のそれと大きく差がない場合も多々あるのだ

社外に交換したら音が悪くなったというケースもあるようだ


私が所有するストラトやレスポールなどまったく交換する気もないのだ



数年後に故障した場合にはその場で考えると思うが・・・

現時点でのバランス感覚に脱帽という感じなのだ


トーカイのレスカスも良いピックアップが載っていたが・・

私の好みとメーカーの狙いが合致していない例なのだ

ダンカンに交換した事で本家ギブソン以上の出音になっていると実感しているのだ



本体の作りが良いだけにダンカンの魅力を余すことなく表現できている好例なのだ


ギターでもベースでも経年変化によって年々音が変化するのだ

概ね変化の傾向は非力傾向なのだ


電気楽器の宿命なのだ

車やバイクのような乗り物の場合には致命的だが・・

ギターやベースでは非力もある意味では歓迎すべき点でもあるようだ


ギターの枯れた味わい・・も非力が為せる業なのだ

ベースの場合には少々異なるのだ

指弾きがメインである場合は非力も味わいだが・・

ロック系がメインの場合には非力はデメリットなのだ


派手さが重要なスラップでのプレイでも非力は大敵なのだ


最近になってスラップの音に物足りなさを感じていたのだ

ピックアップの非力感もあるが・・・

私自身の演奏技術の向上も大きいように感じられるのだ


自分で言うのも何だが・・

ギター弾きがお遊びでベースを弾いている次元を越え始めているという実感があるのだ

ギターにも伸びる時期があるがベースにもあるようだ


特に猛練習を重ねたわけではないのだ

購入時との違いはフレーズを考えながら弾いている事だけなのだ

ギターのルート音を追いかけるような稚拙なベースラインとは決別したのだ

狙いとしてそういうベースを弾く事もあるが・・・


そんな流れから、さらなる改造を目指したのだ

やはりもっとも簡単なグレードアップはピックアップの交換なのだ



ダンカン製の中間的位置づけのモデルなのだ


非力でもなくブリブリ系でもない

非常にハイブリッドで上品なサウンドが特徴なのだ



取り外したピックアップなのだ


ギターの項でもお話したが・・・

ピックアップの交換を考えている方は是非とも『正規輸入品』を手に入れていただきたい

数千円をケチった結果として偽物を取り付ける事になるのは悲しい結末なのだ


さらには偽物を弾きながら感動している自分の姿を思い浮かべていただきたい

「おおぉ・・これがダンカンか~ 超いい音じゃん~♪」

これまた日本人特有なのだ


新品の製品に異常にハイテンションになってしまうのだ

「見分ける方法はないの?」

残念ながら無いのだ

どのジャンルにおいてもコピー品の作りは非常に精巧なのだ


販売店を信じる他はない

さらには他店よりも異様に値段が安い製品は『訳あり』であるという事を肝に銘じるべきなのだ


まぁ、一円でも安く購入するという事を念頭に燃えている人を誰も止められないが・・

「あれ? 交換した効果を実感できないなぁ・・」

などと販売店にクレームを言っても無駄なのだ

音とはそういうものなのだ


明確ない基準というものはないのだ

一つの目安としてカタログデータがあるが実際には達していない製品が多々あるのだ

テスターなどで計測したデータで文句を言っても笑われるだけなのだ


余談だが・・

外国製のポットやコンデンサーなども数値は意外にいい加減ものなのだ

トライ&エラーを繰り返すことで意中の製品に出会えることもあるのだ


ピックアップなどのパーツの購入は出来る限り決まった販売店に絞るのが賢明なのだ

「今回も微妙だな・・」

という事が度々続くような場合に他店に乗り換えるのだ


幸いにも私の場合には失敗が少ないのだ

ブログには良いネタをご紹介しているが・・

それなりに失敗もあるのだ


同メーカーのコンデンサーを連続で購入した経験もあるのだ

お試しができないのも小物の難点なのだ


いずれにしても良いパーツに出会った時の感動は計り知れないものがある


都合、前後のピックアップをダンカン製に交換した事になるのだ



意図的に他社製品を組み合わせる人も多いようだが・・


実はここも落とし穴なのだ

狙いがない場合には極力、同じメーカーで揃えることが望ましいのだ

好みの音は同社のラインナップから見つけるべきなのだ


ここも深く、純正と社外のマッチングが最高という場合もあるのだ

とにかく試してみなければ分からないのがエレキの世界なのだ


以前にご紹介したバダス製のブリッジなのだ

レスポールの安ブリッジをアルミ製に交換したくらいの違いが感じられるのだ


太い弦の振動をボディに伝達するという重要なパーツだけに侮れないのだ

フェンダー純正のショボいブリッジが好みというプロも多い

独特の音のロス感が良いというのだ


まぁ、ここも好みの部分だと思う

個人的にはルックスも重要なので派手なブリッジはドンピシャで好みなのだ


前後ピックアップの交換、ブリッジの交換、コンデンサー交換、配線材の一部交換、ノイズ処理多数・・

これだけの改造で安ベースが買えるのだ


結果としては唯一無二の素晴らしいベースが完成したのだ

特にスラップの弾けるような音色が最高に気持ちいいのだ


ピックアップにもエージングが必要なのである程度の弾き込みが必要だと思うが・・・



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ギブソンレスポールがある風景・・・

2014年03月02日 | 日記
読者の皆さん、お久しぶりなのだ

先週はレスポールのヘッド補修に手間がかかってしまったのだ



ラッカーの完全乾燥に時間が要したのだ



一度は修復を『完結』したのだが・・・



完璧主義の私としては若干気に入らない部分があったのだ


再度、ヘッドのパーツを取り外して作業を再開したのだ



パーツの脱着もギターを知る上での勉強になるのだ

何でも楽器屋さん任せという方も多いと思うが自分でできる事はチャレンジすべきだと思うのだ



同時に指板のメンテも行ったのだ



冬場は弦交換二回に一回の塗布を目安にすれば良いと思うのだ

夏場ならば三回に一回くらいでも良いと思う

「塗り過ぎじゃない・・?」

と思う方もいると思うが・・・

私の長年の経験ではこれがベストだと思うのだ

指板に割れなどの症状が出てからオイルを塗る人もいるようだが手遅れなのだ

女性のスキンケアに似ていると思うのだ


前回は基本的に『手磨き』だったが・・・

今回は便利グッズを導入したのだ



100円ショップで購入したのだ



繊細な塗装部分だけにこのくらい非力な方が都合が良いのだ

先端のアタッチメントを付け替える事でその他色々な作業に使えるのだ

ガラス面に彫刻を彫るような作業にも対応できるようだ


マシンで粗削りをして仕上げは手作業という工程で作業を進めたのだ

前回、テキトーな感じで仕上げた部分を重点的にやり直したのだ


最終的にはこんな感じになったのだ




画像では分かり難いと思うが・・・

ラッカー塗装が馴染んだ事で遠目にはほとんど分からないくらいになったのだ

もちろん、素人の簡易作業なので角度によっては修復箇所が確認できる


これで良いのだと思う


簡易的な道具と素人仕事でプロに肉薄する仕上がりを期待できるはずもない

プロと素人の違いは明らかなのだ


ネットなどで検索しているとかなりマニアックな素人さんも多いようだ

このタイプの人は基本的に『道具オタク』なのだ

作業に取り掛かる前段階に揃えた道具の総額でプロに完璧な仕事を依頼できるのだ


”何でも自分でやってみたい・・・”

という心意気は良いと思う


私の場合にはプロに依頼する仕事(フレット交換など)と自分で行う作業を明確に分けているのだ

余談だが・・・


ギターメンテの項目に『リフレッシュ』というメニューがあるのだ

弦高調整、ネック反り調整、指板のメンテ、ボディ磨き(汚れ落とし)各部のネジ類の締め付け、
電気系パーツのチェックetc・・・

メニュー内容によって3000円~10000円くらいなのだ

意外にも定期的にこのメニューを利用するお客さんが多いと聞いたことがある


安ギターを使っている学生さんではないのだ

そこそこ高価なギターを弾いている中高年に人気のメニューなのだ

「お金を支払ってプロに任せれば間違いないよね・・?」

という世代なのだ

車もギターをすべて他人任せ、自分は楽しく弾くだけなのだ


決して悪くはないが・・

自分で面倒を見れないギターを抱えてもそれなりのプレイしか引き出せない気がする


今回の塗装修復も良い経験だったのだ

初めてギブソンを所有した者にとってはショッキングな出来事だったが・・・

ギブソンという存在を強く意識することができたのだ


すべてのギター弾きの憧れであり、金額的にも高価な部類に属するギターの弱点が塗装だとは気付かないのだ

日本人の金銭感覚には

”高額の製品は完璧である!”

という不動の感覚が根付いているのだ


今までは私もそのように考えていたのだ

10万円のギターと30万円のギブソンを比較した場合・・

単純に『3倍の価値』を求めてしまうのだ


何が3倍だかは良く分からないが・・

おそらく無意識のうちに強度面にもそれなりの品質を求めているのだと思うのだ


”良い塗装≒傷つかない塗装、長持ちする塗装・・・”

という感じに思いこんでいるのだ


実は私もそうだったのだ


以前にもお話したが・・・

二大メーカーであるフェンダー社は『弱い塗装』と決別する選択を選んだのだ

かなり厚塗りのポリ塗装でボディを保護しているようだ

塗装の塗り替えにチャレンジする人が苦戦するのが塗装剥がしなのだ

イメージ的には簡単な亀裂からパリパリと剥げ落ちる印象があるが・・

実際にはかなり手強いようだ


剥がすというよりは熱で溶かすというのがお約束のようだ

熱したアイロンなどを塗装面に当てながら溶かすという方法で塗装を落としていくようだ


一方のギブソン系のラッカー塗装はパリパリと皮を剥くようなイメージで剥がしていくようだ


塗装面が弱いという事はギブソン社のスタッフも承知していると感じられる

楽器店もクレームという形で代理店などに苦情を上げているようだ


それでも頑なまでに『伝統的な塗装』に拘るには理由があるのだ

一言で表現するならば・・・


ポリ塗装のレスポールモデルとギブソンを同時に弾き比べれば答えが出るのだ



私がレスポールを購入する時には徹底的に音の違いを確認したのだ


色違いのレスポールの音比べも当然だがエピフォンなども弾いてみたのだ

ギターに熟知した楽器店のお兄さんならではのアドバイスなのだ

「ちょっとエピフォンも弾いてみませんか?」

という提案に私は???だったのだが・・・


エピフォンというと安ギターの代名詞のように思えれているが・・

モデルによってはかなり上級機種もラインナップしているのだ


ピックアップにUSA製を用いた上級機種もあるのだ

ギブソン直系のピックアップを搭載したエピフォンと本家ギブソンの比較では違いは『ボディ』という事になる


ボディの中にはネックやヘッド部分も含まれる

弾いた瞬間に音の違いが感じられたのだ


ポリ塗装を厚塗りされたエピフォンの音はこもった感じなのだ

言い換えればコンプを薄くかけたような印象なのだ


一方のギブソンは素直で太い音なのだ

まったくもって音に濁りが感じられないのだ


ネックの仕込み角度などによる独特のテンション感の違いも大きいように感じられたのだ

正面から見たルックスは共にレスポールだが・・・


弾き手の感覚としては別物、別次元の世界観なのだ

この違いが私のレスポール購入に弾みをつけたといっても過言ではないのだ


良いモノを知った人がダウングレードも戻れない気持ちが分かるのだ

「この世にこんな音のギターがあるんだ・・・」


レギュラーラインのレスポールで感動している私は幸せかもしれないが・・




決定的な違いは『塗装』なのだ

フェンダー同様に厚く丈夫な塗装に変更することは簡単な事だと思う

塗装工程や乾燥工程でもポリ塗装の方が手間が省けるらしい


大量生産という観点では非常にメリットが大きいのだ


ある意味においてフェンダーは合理的なのだ

ギブソンのスルーネックに対してボルトオンのセットネックを積極的に採用しているのだ

塗装と同時に音質に大きく影響する部分なのだ


そもそもがギターに関するコンセプトが異なるのだ

レスポールの場合、ロングサスティン、太い音というのがお約束なのだ

購入者の誰しもがイメージする音なのだ


一方のストラトの場合、上記のような音色を求める人は少ない

軽く、キレ味鋭い音、分離が良い音・・・

つまりはカッティングやブルース的なリフだろうか?


各ギターの代表的な名プレーヤーの演奏を聴けば分かるのだ

以前に楽器店のお兄さんに質問したことがあるのだ

「ストラトの塗装ってギター的にダメってこと?」

「強度最優先で音は二の次ってことなのかな?」

軽率な私の質問にお兄さんは苦笑いを浮かべているのだ

「浅いですね~ あれもフェンダーの狙いなんですよ」

「少数ですけどラッカー仕様も作っていますよ」

「でもストラトファンに定着しているのはポリの音ですね」

「あの塗装もストラトの音色一部だという考えが定着していますよ」


面白い事にストラトファンの間ではラッカー塗装の音は不人気のようだ

塗装の強度というよりも音色なのだ


購入前に塗装の強度でギターを選ぶ人は少ないと思う

今回の私のような経験をした者が次回の購入時に若干意識するレベルだと思うのだ


ギターを塗装の種類で選ぶ人がいるならば、相当にマニアックな人だといえる

「わーいストラトカッコいいぜ~」

「ギブソンて美しいねぇ・・♪」

という直感で購入するのいではないだろうか?


読者の方にもギブソンの購入を考えている方がいると思う

私からの簡単なアドバイスがあるのだ


先に述べたように店頭で他のギターとの『圧倒的な違い』が感じられない場合には
購入を見送った方が賢明だと思う

それでも高級なレスポールが欲しいという場合にはトーカイの上級機種という選択もあると思う

ブランドネームだけに憧れるのも早計だと思う

「やっぱり塗装が剥げちゃったよ~」

「他のギターにしておけば良かったな」

という結末になってしまうのだ


その辺りの覚悟もあり、音の違いと演奏性の違いを明確に感じられる場合には是非とも購入していただきたい

不思議なものでUSAフェンダーとギブソンのギターの代替えはないように感じられる


材のシーズニングなのか?

組み込み工程なのか?

ピックアップと電装系パーツのマッチングなのか?


理由は分からないが・・・

他のギターとは明らかに異なる世界観があるのだ

「思い込みじゃない?」

という方はその他のメーカーのギターをお薦めしたい


先日、ネットで私と同じような塗装剥がれを自分で修正した画像を見つけたのだ



某楽器店が中古品として仕入れたギターのようだ


修復履歴として公開するのが楽器店の義務なのだ

塗装が浮いた部分に黒いタッチペンを塗ったという感じなのだ

中古といえども購入者の心情としては微妙だと思う


読者の皆さんは如何だろか?


新品にもこのような個体が多数あるようだ

相場としては塗装浮き1か所につき約1万円値引きという感じなのだ

「いずれ剥がれるんだからお買い得だよね~」

「やっぱり、ちょっと気になるなぁ・・・」

難しい部分なのだ


ちなみに演奏性や音質に関してはほとんど無関係だといえるのだ


私の購入したレスポールは

当たりなのか?

ハズレなのか?

いまだに分からないのだ


音色は今まで弾いた事があるどのレスポールよりも優れているように感じられる

新品の状態でここまで鳴る個体は少ないと思う

経年変化でどのくらい伸びるのか?が楽しみなギターなのだ


一方、塗装に関しては楽器店のお兄さんも驚くくらい早い時期に起こったものなのだ

「本当ですか? そんなに早く剥がれるのは聞いたことがないなぁ・・」

日本製のメーカーならばそれなりに1年保証で何とかしてくれるような気もするが・・・


ギブソンの場合、塗装に関する部分が保証書に明確に明示されているのだ

塗装剥がれなどのトラブルは保証の対象外だという


”形あるものはいつかは壊れる・・・”

そのいつかが早いか遅いかだけの話なのだ


何ともアバウトなお国柄なのだ


非常に良い経験になったのだ




本文とは無関係だが・・・

今回も過去曲をランダムに6曲ほどチョイスしてみたのだ

何のギターで弾いているかは不明なのだ

作曲の年代からギブソンとトーカイはあり得ないのだ


エフェクトもzoomがメインだと思うのだ

楽曲の構成やクオリティはそこそこ良いと思うが・・・

改めて聴き返してみるとギターの音色はショボいと思う

当時はとにかくリバーブを深くかけていたのだ


今ならばもっと違う弾き方や音色をチョイスしていると思える楽曲もあるのだ

これはプロにもいえる事のようだ

「あの頃はこれがカッコいいと思ってたんだよなぁ・・・」

過去の曲も私の音楽制作の歴史の1ページなのだ



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