DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

王者の貫禄。佐藤、赤穂に快勝

2013年01月09日 20時06分33秒 | 世界ボクシング
先月31日、東京都大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦:
王者佐藤 洋太(協栄)判定3対0(118-110、117-111、117-110)挑戦者赤穂 亮(横浜光)

*佐藤の世界王者としての貫禄が、特に序盤戦の試合内容に大きく影響しました。最初の6回、佐藤がスピードで挑戦者を圧倒。赤穂に何もさせませんでした。6回から徐々にほぐれてきた挑戦者でしたが、反撃とポイント奪取が遅すぎました。私(Corleone)が初めて赤穂につけたラウンドは9回。赤穂のエンジンがもう少し早くかかっていれば違った試合展開になっていたでしょう。特に後半4回は面白い打ち合いが見られました。

当て感はいいものの、打ち方が悪い佐藤の右。佐藤を追い詰めるも3、4発目が出なかった赤穂。世界を戦った選手たちですが、両選手ともまだまだ伸びる要素を残していますね。

私の採点は117対111で王者を支持。世界王者として自信にあふれている佐藤ですが、もし佐藤が世界王者になる前に対戦していたらどのような結果になっていたのでしょうか。

同興行でWBA王座に就いた河野 公平(ワタナベ)は「王座統一戦は2~3度防衛してから」と言っています。新年、佐藤はどんな挑戦者を相手に防衛記録を伸ばしていくのでしょうか。よほどのことがない限り、王座は安泰と見ます。
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