DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

最軽量級、日本新旧対決(WBOミニマム級)

2016年06月08日 00時00分47秒 | 世界ボクシング
8月20日、兵庫県三田市駒ケ谷体育館で予定される試合です。
WBOミニマム級王座決定戦:
加納 陸(大成)対 高山 勝成(仲里)

*この試合にはいくつかの記録更新がかかっています。

まずラインキングでは1位の加納が勝てば、井岡 弘樹(グリーンツダ/現西日本ボクシング協会長)が記録した最年少記録、18歳9ヶ月10日を抜く18歳9ヶ月4日での世界王座獲得となります。2位の高山の場合、今回が日本人選手最多となる世界戦16試合目。そして勝利を収めると4度目の世界王者返り咲きとなります。

普段はミニマム級の存在自体に否定的な見方を持っています。しかしこの試合に関しでは、日本人同士の対戦なれど結構な期待感を持っています。同国人同士の対戦ですが、両選手とも世界戦に出場しておかしくない実績を積んできました。まあ、この試合後の対戦相手(挑戦者)探しには苦労するでしょうが。

井岡会長は1987年にマイ トンブリフラム(タイ)を破り、WBCの初代同級王者に輝いていますが、この対戦カードに比べれば、今回のWBO戦の方がよほどレベルが高いものが期待できるでしょう。


さて最軽量級ですが、創設されてから四半世紀以上経ちます。日本からもそれなりの数の世界王者が誕生していますが、個人的なランキングを作成してみました。

1位:ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)

*もちろんロマゴンは日本人ではありませんが、帝拳ジムにずっと所属しているということでランクイン。同級での世界戦歴は4戦全勝2KO。新井田から王座を奪取し、高山にもワンサイドの判定勝利を収めています。


2位:井岡 一翔(井岡)

*そのマッチメークには批判が集中していますが、同級では安定した強さを見せました。ミニマム級での世界戦戦績は4勝(2KO)。八重樫との王座統一戦を制し、日本人としては正式な初の統一王者の栄冠を手にしています。


3位:高山 勝成(グリーンツダ>真正>仲里)

*ロマゴン、イーグルには完敗。新井田には僅差の判定負け。世界戦戦績は7勝7敗1無効試合で、KO(TKO)勝利は僅かに1。その分強豪との対戦、敵地での試合、負傷判定勝利が2、負傷判定勝利が1と様々な経験があります。その実力は一翔以外のその他の同級での日本人世界王者たちの上を行く、と見ます。


4位:イーグル デン ジュンラパン(角海老宝石)

*あくまで外国人として見られていたために過小評価されがち。自身の怪我が多かったのもマイナス点。しかしその実力は同級では一級品だったと言って過言ではないでしょう。WBC王座を2度獲得し、世界戦戦績は7勝(1KO)2敗で、高山、八重樫に快勝を収めています。


5位:新井田 豊(横浜光)

*WBA王座を2度獲得。再獲得した王座は7度の防衛に成功。冴えない試合が続きましたが、その記録は無視できません。


6位:宮崎 亮(井岡)

*3戦全勝(1KO)で同級を卒業。もう少し同級で実績があればランキング向上もあったでしょうね。


7位:大橋 秀行(ヨネクラ/現大橋ジム会長)

*WBCとWBAで王座を獲得し、ミニマム級(当時ストロー級)での世界戦戦績は3勝(1KO)2敗。記憶に残ったボクサーだったかもしれませんが、同級が設立されていなかったら世界王者になれたかどうか、というのが実際の実力だったと思います。


8位:田中 恒成(畑中)

*プロデビュー5戦目、空位の王座決定戦で世界王者に。初防衛戦は大逆転TKO勝利。今後の成長が大いに期待できる選手ですが、同級のみでの評価は残念ながらこの辺でしょう。


9位:星野 敬太郎(花形)

*2勝4敗という世界戦での結果以上の実力はあったでしょう。中には本人には厳しい判定負けもありました。パンチ力(23勝6KO)が無さ過ぎたのが痛いですね。


10位:八重樫 東(大橋)

*激戦王の同級での世界戦戦績は1勝(1KO)2敗。八重樫に妥当な評価を与えるのは同級ではなく、同級卒業後。


11位:井岡 弘樹(グリーンツダ/現井岡ジム会長)

*同級での世界戦戦績は2勝(1KO)2敗1引き分け。井岡会長がその真価を証明したのは同級卒業後からライトフライ級(当時ジュニアフライ級)王座を獲得するまで。しかも当時の同級の層の薄さは現在以上。致し方ない評価となってしまいました。井岡会長、申し訳ございません。
コメント (6)
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