WBAいろいろ（色々：09‐05‐16）

最近（2016年9月5日ごろ）のニュースです。

1）今週末土曜日10日に控えた統一ミドル級戦、王者ゲナディー　ゴロフキン（カザフスタン）対挑戦者ケル　ブルック（英）戦。この試合にはゴロフキンの保持するWBC、IBF、そしてマイナー団体IBO王座が争われることになります。しかしゴロフキンが最初に獲得し、ここまで最長の16連続防衛まで回数を伸ばしているのはWBA王座。しかしその王座は、ブルックが2階級下の選手ということで争われない事は以前にも述べました。残念ながら今日までにその王座も賭けられるという情報は入っていません。個人的には是非WBA戦も行われることを願っています。

2）WBAスーパーライト級の唯一王者であるリッキー　バーンズ（スコットランド）が来月7日、指名挑戦者キリル　レリ（ベラルーシ）を相手に5月に獲得した同王座の初防衛戦に臨みます。

3）WBAスーパーミドル級王者ジョバンニ　デ　カロリス（伊）が11月5日、7月に対戦し引き分けているタイロン　ツォイゲ（独）を相手に直再戦/2度目の防衛戦を行う予定です。デ　カロリスは昨年10月にドイツのリングに初登場して以来、4戦続けて同地で試合を行うことになります。ちなみにデ　カロリスのたんこぶ王者（スーパー）はドイツ出身のフェリックス　シュトルム。

4）WBAスーパーバンタム級レギュラー王者のネオマール　セルメニョ（ベネズエラ）が今月9日、中国でノップ　クラティンデーンジム（タイ）と対戦。この試合はセルメニョにとり、6月に同国で獲得した王座の初防衛戦となります。

5）現在空位のWBAヘビー級レギュラー王座。一度はこの王座を獲得するも、試合後ドーピングに引っかかったルーカス　ブラウン（豪）とWBAから妙に手厚い温情を受けているフレス　オケンド（プエルトリコ）によってその王座が争われるようです。

6）IBFヘビー級王者アンソニー　ジョシュア（英）が11月26日に保持する王座の2度目の防衛戦を行うことが発表されています。挑戦者は現在のところ未定です。