米国のリング誌が不定期的に行っている「Best I faced」というコーナーがあります。これまで自分が対戦した相手で誰が一番強かったか、というインタビュー形式のものです。先月6日に元WBCフライ級王者ポンサックレック ウォンジョンカム(その記事は5月30日付けで掲載されています)が登場。前回はロバート ゲレロ(米)。今回はマニー パッキャオ(比)の登場となります。
4月のティモシー ブラッドリー(米)戦で判定勝利。その試合後に現役からの引退を表明しましたが、予想通りと言うべきでしょうか、数ヶ月で引退を撤回。11月にWBOウェルター級王者ジェシー バルガス(米)に挑戦します。ここまでのパッキャオの戦績は58勝(38KO)6敗(3KO負け)2引き分け。KO率は58%と以外に低め。これまでにWBCフライ級、IBFスーパーバンタム級、WBCスーパーフェザー級、WBCライト級、WBOウェルター級(2度)、WBCスーパーウェルター級王座を獲得しています。
パッキャオは次の選手たちをそれぞれの分野のベストと挙げています。
ジャブの名手(Best Jab):
オスカー デラホーヤ(米)。2008年師走に無冠戦12回戦で対戦。パッキャオが予想外のワンサイド・マッチを演じ、デラホーヤを棄権に追い込んでいます。パッキャオの勝利を貶すわけではありませんが、この試合のデラホーヤからは覇気が全く感じられませんでした。
防御の技術(Best Defence):
ジョシュア クロッティ(ガーナ)。2010年3月に対戦。パッキャオが大差の判定勝利を収め、WBOウェルター級王座の防衛に成功しています。
頑丈なアゴ(Best Chin):
アントニオ マルガリート(メキシコ)。2010年11月に当時空位だったWBCスーパーウェルター級王座を争い大差判定。採点は差が開きましたが、マルガリートの頑丈さ、体格の大きさには驚いたようです。
パンチのスピード(Fastest Hands):
レーロホノロ レドワバ(南ア)。2001年6月にパッキャオがレドワバの保持していたIBFスーパーバンタム級王座に代役として挑戦。予想外の圧勝劇を演じ2階級制覇に成功。この米国での衝撃的なデビュー戦が、その後のパッキャオの成功のスタートと言っていいでしょうね。振り返って見ると、それまでのパッキャオのキャリアはおまけだった気がします。
足の速さ(Fastest Feet):
デラホーヤ。と挙げていますが、その選手を圧勝するんですからパッキャオは凄いものです。
賢さ(Smartest):
ミゲル コット。ファン マヌエル マルケス(メキシコ)を挙げるかと予想していました。パッキャオ戦のコットですが、体格の劣る比国人を少々なめていた気がします。
強さ(Strongest):
マルガリート。正直、マルガリートがマッキャオと比べ遅かったですが、よくパッキャオが勝てたなと感嘆。
パンチ力(Best Puncher):
コット(プエルトリコ)。2009年11月にコットの保持するWBOウェルター級王座に挑戦。ここでもパッキャオが予想外のワンサイドTKO勝利を収めています。
技術者(Best Skills):
マルケス。パッキャオ曰く、「マルケスは自分の動きを読むことが出来た唯一の選手」だそうです。4度対戦したライバルを「見事なカウンター・パンチャー」、「真の戦士」と絶賛。
総合(Overall):
デラホーヤ、コット、マルケス、マルコ アントニオ バレラ(メキシコ)、エリック モラレス(メキシコ)。ライバルたちを褒めたたえ、「一人に絞ることは出来ない」と供述。
*このインタビューは昨年4月末、つまりフロイド メイウェザー(米)戦直前に行われました。もしこのインタビューがその大一番後に行われていたら、いくつかの項目でメイの名前を挙げていたでしょうね。
師走に38歳の誕生日を迎えるパックマン。今後何を目標に戦っていくのでしょうか。
4月のティモシー ブラッドリー(米)戦で判定勝利。その試合後に現役からの引退を表明しましたが、予想通りと言うべきでしょうか、数ヶ月で引退を撤回。11月にWBOウェルター級王者ジェシー バルガス(米)に挑戦します。ここまでのパッキャオの戦績は58勝(38KO)6敗(3KO負け)2引き分け。KO率は58%と以外に低め。これまでにWBCフライ級、IBFスーパーバンタム級、WBCスーパーフェザー級、WBCライト級、WBOウェルター級(2度)、WBCスーパーウェルター級王座を獲得しています。
パッキャオは次の選手たちをそれぞれの分野のベストと挙げています。
ジャブの名手(Best Jab):
オスカー デラホーヤ(米)。2008年師走に無冠戦12回戦で対戦。パッキャオが予想外のワンサイド・マッチを演じ、デラホーヤを棄権に追い込んでいます。パッキャオの勝利を貶すわけではありませんが、この試合のデラホーヤからは覇気が全く感じられませんでした。
防御の技術(Best Defence):
ジョシュア クロッティ(ガーナ)。2010年3月に対戦。パッキャオが大差の判定勝利を収め、WBOウェルター級王座の防衛に成功しています。
頑丈なアゴ(Best Chin):
アントニオ マルガリート(メキシコ)。2010年11月に当時空位だったWBCスーパーウェルター級王座を争い大差判定。採点は差が開きましたが、マルガリートの頑丈さ、体格の大きさには驚いたようです。
パンチのスピード(Fastest Hands):
レーロホノロ レドワバ(南ア)。2001年6月にパッキャオがレドワバの保持していたIBFスーパーバンタム級王座に代役として挑戦。予想外の圧勝劇を演じ2階級制覇に成功。この米国での衝撃的なデビュー戦が、その後のパッキャオの成功のスタートと言っていいでしょうね。振り返って見ると、それまでのパッキャオのキャリアはおまけだった気がします。
足の速さ(Fastest Feet):
デラホーヤ。と挙げていますが、その選手を圧勝するんですからパッキャオは凄いものです。
賢さ(Smartest):
ミゲル コット。ファン マヌエル マルケス(メキシコ)を挙げるかと予想していました。パッキャオ戦のコットですが、体格の劣る比国人を少々なめていた気がします。
強さ(Strongest):
マルガリート。正直、マルガリートがマッキャオと比べ遅かったですが、よくパッキャオが勝てたなと感嘆。
パンチ力(Best Puncher):
コット(プエルトリコ)。2009年11月にコットの保持するWBOウェルター級王座に挑戦。ここでもパッキャオが予想外のワンサイドTKO勝利を収めています。
技術者(Best Skills):
マルケス。パッキャオ曰く、「マルケスは自分の動きを読むことが出来た唯一の選手」だそうです。4度対戦したライバルを「見事なカウンター・パンチャー」、「真の戦士」と絶賛。
総合(Overall):
デラホーヤ、コット、マルケス、マルコ アントニオ バレラ(メキシコ)、エリック モラレス(メキシコ)。ライバルたちを褒めたたえ、「一人に絞ることは出来ない」と供述。
*このインタビューは昨年4月末、つまりフロイド メイウェザー(米)戦直前に行われました。もしこのインタビューがその大一番後に行われていたら、いくつかの項目でメイの名前を挙げていたでしょうね。
師走に38歳の誕生日を迎えるパックマン。今後何を目標に戦っていくのでしょうか。