DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

アルグメド、指名挑戦者を退けV2(IBFミニマム級)

2016年11月23日 00時07分40秒 | 世界ボクシング
今月12日、メキシコで行われた試合結果です。
IBFミニマム級戦:
王者ホセ アルグメド(メキシコ)TKO3回1分22秒 挑戦者ホセ アントニオ ヒメネス(コロンビア)

*昨年の大晦日に大阪のリングで同王座を獲得しているアルグメド。今回の指名挑戦者と対戦が2度目の防衛戦となります。ヒメネスはこの6月に北京のリングで指名挑戦権を獲得した選手。しかし今回の世界初挑戦は如何せん相手が悪かったようです。

元WBCバンタム級王者ビクトル ラバナレス(メキシコ)を彷彿させる変則的なボクシング・スタイルを持ったアルグメド。その独特なスタイルから放たれるパンチの軌道を読むのは容易ではありません。このメキシカンのパンチは放たれるのではなく、殴る、又は振り回すといった形容のほうが適切で、特にその右パンチは変則極まりません。ロング・フック、アッパーで挑戦者に迫るアルグメド。一発パンチが当たればところかまわずコロンビア人にパンチの嵐を見舞います。

アルグメドの変則さは防御にも浸透しており、容易にヒメネスのパンチを貰いません。

王者のペースで進んでいったこの試合。3回に一気にフィナーレが訪れます。その回の中盤、メキシカンの右パンチがヒメネスに直撃しダウン。立ち上がったコロンビア人ですが足元はフラフラ状態。その後連打でダウンを追加したアルグメドですが、その後再び連打を浴びせレフェリー・ストップを呼び込む事に成功。圧勝で高山 勝成(仲里)から奪った王座の2度目の防衛に成功しています。

WBOで世界王者の座に返り咲いている高山との再戦を熱望しているアルグメド。ヒメネスを除いた最上位ラインキングには、日本王者の福原 辰弥(本田フィットネス)が君臨していることを付け加えておきましょう。
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