最近(2021年5月18日ごろ)のニュースです。
1)WBAライトヘビー級レギュラー王者ジャン パスカル(カナダ)が来月6日、米国・フロリダ州のリングに登場。元同タイトル保持者バトゥ ジャック(スウェーデン)の再挑戦を受けます。2019年の年末に対戦している両者。その時は僅差の判定でパスカルが勝利を収め、王座の防衛に成功しています。パスカルはその試合以来の実戦となりますが、ジャックは昨年11月に再起戦を行い判定勝利を収めています。
2)英国期待のライトヘビー級ジョシュア ブアッツィが先週末15日、母国・英国のリングに登場。ダニエル ドス サントス(仏)を4回で下し、保持するWBAライトヘビー級インターナショナル王座の6度目の防衛に成功しています。
現在のWBAライトヘビー級のタイトルホルダーは、スーパー王者が安定度抜群のドミトリー ビボル(キルギスタン)。レギュラー王者がパスカルで、暫定王者であり同時に1位にランキングされているのがロビン クラスニキ(独)。そして14戦全勝(12KO)のブアッツィがそれに続いています。ブアッツィは3王者にとり、怖い存在ですね。
3)若干19歳のジャイル バルティエラ(メキシコ)が先週14日、元WBAスーパーフェザー級暫定王者エマヌエル ロペス(メキシコ)を3回でKO。保持するWBCライト級ラテン王座の防衛に成功すると共に、全勝記録を15(8KO)に伸ばしています。20歳に満たない若者が、元世界王者をKOするのは驚きですが、このバルティエラ、アマチュアで何と250戦以上のキャリアがあるとか。一体何歳からリングに上がっているんでしょうかね?
4)同日、ポーランドでIBFクルーザー級王座への挑戦者決定戦が行われています。世界王座への挑戦経験があるミハウ ツィエスラク(ポーランド)がユーリ カシンスキー(露)を僅か113秒でKO。2度目の世界挑戦に向け、大きく前進しています。
5)本来なら「こどもの日」にエディオンアリーナで行われる予定だった亀田 和毅(3150ファイトクラブ)対三宅 寛典(ビックアーム)の一戦。今週末22日に、場所を大阪府豊中市の「176BOX」という会場に移し行われる見通しです。
6)WBOミドル級王者デメトリアス アンドラーデ(米)とWBA同級暫定王者クリス ユーバンク(英)の対戦話が出ているようです。これは是非実現してほしい一戦ですよね。