先週20日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
OPBF(東洋太平洋)王者豊嶋 亮太(帝拳)KO10回2分59秒 WBOアジア太平洋王者別府 優樹(久留米櫛間&別府優樹)
*昨年師走に王座獲得に成功した別府と、今年1月にベルトを腰に巻いた豊嶋。勢いに乗る選手同士による王者同士の一戦は、急成長を見せる豊嶋のワンサイドマッチに。7回にダウンを奪った豊嶋は、10回にもう一つのダウンを追加しゲームセット。9回終了時までの採点でも、大差(3対0:90-80x2、88-82)で豊嶋だリードしていました。
予想外の圧勝劇を演じ、2つ目の王座を獲得した豊嶋。このまま成長していけば、日本ボクシング界全体を見ても面白い存在になっていくでしょう。
前日同会場で行われた日本ミドル級戦には628人の観衆が詰め掛けましたが、この興行には574名のお客様が会場に足を運んだそうです(ジョー小泉氏に感謝)。
2021年5月26日現在のウェルター級のタイトル保持者は下記のようになります。
WBA(休養):マニー パッキャオ(比/防衛回数3)
WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/0)
WBA(レギュラー):ジャマル ジェームス(米/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/4)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/1)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/0)
日本:小原 佳太(三迫/1)