最近(2021年5月28日ごろ)のニュースです。
1)WBAクルーザー級レギュラー王者リャド メルウィー(コートジボワール/ベルギー)と、マイナー団体IBO王者ケビン レリーナ(南ア)が7月17日、メルウィーの本拠地であるベルギーで、お互いの王座を賭け対戦します。
2)翌18日、ボクシング後進国ベトナムで世界タイトル戦が予定されています。同地で予定されているのはマイナー団体IBAバンタム級の王座決定戦。その試合に出場するのは13勝(8KO)1敗の戦績の持ち主のヴァン タオ トラン(ベトナム)と、26勝(12KO)14敗(3KO負け)4引き分けのタンザニア人ファドヒリ マジハ(Fadhili Majiha)となります。
3)7月30日には、イタリアの南部に位置する地中海の小国マルタでもマイナー団体の世界戦が行われる予定です。その日に行われる世界戦はWBFライト級戦、王者アヤンダ ヌコシ(南ア/Nkosi)が、ダウド ヨルダン(インドネシア)の挑戦を受けます。
4)アフリカのタンザニア出身ながらもWBOアジア太平洋スーパーミドル級王座を保持していたアブダラ パジワパジ。今月20日、ロシアの地でパベル シリャキン(露)の挑戦を受けるも大差判定負け(0対3:89-100x3)。2019年8月から保持していた王座と決別しています。
5)2018年に田口 良一、京口 紘人のワタナベジム勢と拳を交えた元WBAミニマム級、ライトフライ級王者ヘッキー ブトラー(南ア)が今月22日、ジョナサン アルマセン(比)と対戦。判定勝利を収め、空位だったWBCライトフライ級シルバー王座を獲得しています。この試合はブトラーにとり、2018年の大晦日に、マカオのリングで京口に敗れて以来の再起戦でもありました。
6)同日、元IBFスーパーウェルター級王者カルロス モリナ(メキシコ)が英国のリングに登場。サム エジントンと空位だったWBCミドル級シルバー王座を争いますが、明白な判定負けを喫しています(0対3:109-119、111-117、112-116)。