DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一翔、ライバルに快勝(WBOスーパーフライ級)

2022年07月14日 05時14分28秒 | 世界ボクシング

現地時間の昨夜(13日・水曜日)、東京都大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井岡 一翔(志成)判定3対0(120-108、118-110、117-111)挑戦者ドニー ニエテス(比)

*2018年の大晦日に中国のマカオで対戦している両雄。その時は2対1の判定でニエテスが勝利を収め、一足先に4階級制覇を達成しています。その後、何らかの理由で(確かビックマッチへの出場を目指し)王座を返上したニエテス。一翔との第一戦以降、2021年に2試合のみ実戦を行っています。

対する一翔は、さっそうとニエテスの返上した王座を獲得。コロナウィルスが暴走する中でも、世界戦に5試合出場し、着実に白星を伸ばしてきました。

初戦後の両者の歩みの違いからでしょうか。中盤戦以降、回を重ねるごとに王者の一方的な試合になっていきました。特に5回から急激のペースダウンをしたニエテス。それに加えて一翔は、左ジャブ、左右のボディー、そして固いガードと、まさに「盤石」や「安定」という言葉がピッタリなボクシングを貫き通しました。これは日々の努力の賜物でしょうな。

宿敵に快勝し、また一つ防衛記録を伸ばした一翔。目指すは同級での王座統一ですが、今後もその雄姿を定期的にリングで見せていって貰いたいですね。

下記は2022年7月14日現在の、スーパーフライ級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/2)
WBC:ジェシー フランコ(米/1)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/0)
WBO:井岡 一翔(志成/4)
OPBF(東洋太平洋):橋詰 正義(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:田中 恒成(畑中/0)
日本:中川 健太(三迫/0)

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