現地時間の昨日(24日・日曜日)、大阪府堺市産業復興センターで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋ミドル級戦:
挑戦者能嶋 宏弥(薬師寺)TKO6回1分1秒 王者野中 悠樹(渥美)
*26歳の新鋭能嶋が、44歳の大ベテランの中に挑んだ一戦。挑戦者がチャレンジャーらしく、初回から王者に迫るという試合展開となりました。王者の老獪のジャブも物ともせず、5回には逆に得意の右で野中を追いつめます。続く6回、同じパンチでダウンを奪い、その後の連打でレフィリーストップ。能嶋が正に勢いで新王者の座に就きました。
両者には11月に、新王者の地元である名古屋で再戦を行うという契約があるようです。能嶋が再び大ベテランを退けるのか、又は、野中がベテランの意地を見せるのか?両者による再戦、是非、実現してほしいものです。
地域王座に新王者が誕生したミドル級。下記は2022年7月25日現在の、同級の世界、そして日本関連のタイトルホルダー達となります。
WBA(スーパー):ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリスランディ ララ(キューバ/1)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/2)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/5)
WBO(暫定):ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン/0)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:能嶋 宏弥(薬師寺/0)
日本:国本 陸(六島/0)