DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一年ぶりのジョイス、圧勝(ヘビー級)

2022年07月18日 05時48分24秒 | 世界ボクシング

今月2日、英国で行われた試合結果です。
WBCシルバー・WBOインターナショナルヘビー級戦:
王者ジョー ジョイス(英)TKO4回1分20秒 挑戦者クリスチャン ハマー(独)

*昨年7月24日以来、自身の怪我により長期ブランクを余儀なくされていたジョイス。初回はブランクからの影響か、不用意にハマーのパンチを食う場面もありました。しかしその後は、198センチの巨体と、203センチのリーチを活かしながらライバルを圧倒。3回に1度、4回に3度のダウンを奪い一気に試合を終わらせています。

どちらかというと、ゆっくりとしたボクシングを展開するジョイスですが、パンチを上下に散らすなど器用な面もあります。この日はフィニッシュ・ブローを含め、ボディーで2度のダウンを奪っています。対戦相手からすると、見た目以上に老獪な選手なのでしょうね。

本来はこの日、元WBO王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)と対戦する予定だったジョイスですが、その試合はパーカー陣営の事情により中止に。今回の試合後、改めて「ジョイス対パーカー」戦の話が出ることでしょう。またジョイスは2020年11月に、現WBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)にKO勝利を収めています。ジョイスは現時点で、既に世界王座へ最も近い選手の一人と言っていいでしょう。

下記は2022年7月18日現在の、ヘビー級王者達となります。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英/0)
WBC:タイソン フューリー(英/2)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:空位

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