DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

WBAの指名戦を中心に(色々:07‐24‐22)

2022年07月24日 05時36分31秒 | 世界ボクシング

最近(2022年7月24日ごろ)のニュースです。

1)9月にサウル アルバレス(メキシコ)との第3戦目が控えているIBFとWBA(スーパー)の2つのミドル級王座を保持しているゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)。WBAはゴロフキンに対し、アルバレス戦後にWBAレギュラー王者エリスランディ ララ(キューバ)とのWBA内でのミドル級王座統一戦を行うよう指示を出しました。

ゴロフキンからすれば、アルバレスよりララの方がやり辛い相手でしょう。

2)現在4つのスーパーミドル級王座を保持しているカネロ(アルバレスのニックネーム)。WBAはスーパーミドル級のレギュラー王者デビット モレル(キューバ)と、「カネロ対ゴロフキンⅢ」の勝者に対し、現在までに何ら指示は出していません。ちなみにIBFミドル級1位には、エスキバ ファルカン(ブラジル)が君臨しています。

3)WBOはミドル級王者デメトリアス アンドラーデ(米)に対し、暫定王者ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン)と王座統一戦を行うよう指令。

4)WBAはライトヘビー級王者ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)に対し、既に2度も挑戦者決定戦に勝利している指名挑戦者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)と防衛戦を行うよう指令を出しています。ビボル陣営は、先ずはジョシュア ブアッツィ(英)と防衛戦を行い、その後ラミレスと対戦をしたいとの要望があるようです。ビボルにとり、カネロよりラミレスの方が余程危険度の高い相手ではないでしょうか。

5)ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)は、これまで保持していたWBAスーパーフライ級のスーパー王座を放棄。今夏にジョナサン ロドリゲス(メキシコ)と無冠戦を行い、年内にローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)との決着戦(第3戦)を行う方針です。

6)WBCフェザー級新王者レイ バルガス(メキシコ)との王座統一戦を希望しているWBAフェザー級スーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)ですが、WBAはレギュラー王者リー ウッド(英)とのWBA内での王座統一戦を行うよう強い指令を出しています。サンタ クルスが最後にWBAフェザー級王座を防衛したのは、2019年2月まで遡ります。現時点で王座を剥奪されていてもおかしくないでしょう。

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