今月16日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
スーパーライト級戦(12回戦):
ライアン ガルシア(米)KO6回27秒 ハビエル フォルトゥナ(ドミニカ)
*前回の試合から、3ヶ月という比較的短いインターバルで試合に臨んだガルシア。暫定王座を含め、フェザー級とスーパーフェザー級の2階級で世界のベルトを腰に巻いた経験を持つフォルトゥナと対戦しました。
4月の試合同様、これまで主戦場としていたライト級の一つ上の階級で戦う事となったガルシア。体格で下回る対戦相手だったとはいえ、スーパーライト級のウェートは、まだまだ成長過程にその体格に適しているようです。
体格とスピードでライバルを上回るガルシアは、初回から元2階級制覇王者を飲み込む形に。4回に、注意を上に引いておいて放った左ボディーでダウンを奪います。5回は右、左(フック)の逆ワン・ツーでダウンを追加し、6回開始早々に同じパンチでドミニカ人を三度キャンバスに送ることに成功。ガルシアが圧倒的な力量差を見せつけ、全勝記録を23(19KO)に伸ばしています。
まだまだライト級の強豪たちとの対戦話があるガルシアですが、今後を考えると、このままスーパーライト級で戦い続けることが良さそうです。会心のパフォーマンスを披露したガルシア。年内にもう一度その雄姿が見れそうです。
下記は2022年7月28日現在の、ガルシアの新主戦場であるスーパーライト級の王者たちとなります。
WBA:空位
WBC:空位
IBF:ジョシュ テーラー(英/防衛回数4)
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):近藤 明広(一力/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/2)
日本:平岡 アンディ(大橋/2)