勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

春の淡雪、薄化粧

2005-02-25 22:43:21 | Weblog
 今朝、目覚めてカーテンを開けてびっくり。窓の向こうの家の屋根が白く雪化粧。何度か雪という天気予報に騙されていたので、今度も“はずれ”と思っていたのだが。
雪のこの時期、必ずニュースになるのが、大学受験。国公立大2次試験の前期日程が、今日25日に始まったそうだ。
こんな記事を見るたびに、思い出す話がある。数年前の朝日新聞の 「天声人語」の記事です。
こんな内容である。そのまま、転載します。

「口笛」と題した囲み記事が、名古屋本社発行の本誌社会面に、二日に一回くらいの割で載る。例えばこんな内容だ。
寝静まった住宅街。ある家のポストに、男性が何か入れようとして、犬に激しく吠えられている。思案して、中身をポリ袋に入れて生け垣にきつく結び、次の家に向かう。その夜まわったのは十八軒。それぞれの家に、翌日高校を受験する子供がいる。
袋に入っていたのはおみくじを結んだ鉛筆だ。鉛筆は学問の神様といわれる岡崎天満宮のもの。「大吉」のおみくじには「すべての面でうまくいく」とあった。おみくじの神社名は「河合天満宮」。河合は、夜陰にまぎれて配達した男性=中学の担任の先生の名前だ。


この記事には、他の話も載っているので、折をみて紹介しようと思います。
2005.02.25