時の流れと移ろう季節は、歳とともに歩みを速めて眼の前を通り過ぎて行く。記録的な猛暑日が続いたあの夏はどこかに姿を消し、気が付くと秋が大手を振って歩き始めている。過ぎゆく時を止めることもできず、ただ茫然と見送るわが身の怠慢を秋の味覚が背中を押す。
奥さんの実家から送られてきたという知人の秋のお裾分けは、あけびと栗とさつま芋etc。甘いあけびの実は種を残してそのままいただくが、皮は捨てずに料理する。
鶏のひき肉に味噌と舞茸と少々の砂糖と酒で練り混ぜたものを皮に包み込む。余った練り物は一緒に頂いた新鮮なピーマンにも入れてみた。
多めの油を入れたフライパンで両面を焼き、中身にも火が通ったら一口大に切って大葉で彩を添えてポン酢でいただいたが、あけびの苦みもなく、秋の味覚を堪能した初秋の夜だった。
奥さんの実家から送られてきたという知人の秋のお裾分けは、あけびと栗とさつま芋etc。甘いあけびの実は種を残してそのままいただくが、皮は捨てずに料理する。
鶏のひき肉に味噌と舞茸と少々の砂糖と酒で練り混ぜたものを皮に包み込む。余った練り物は一緒に頂いた新鮮なピーマンにも入れてみた。
多めの油を入れたフライパンで両面を焼き、中身にも火が通ったら一口大に切って大葉で彩を添えてポン酢でいただいたが、あけびの苦みもなく、秋の味覚を堪能した初秋の夜だった。