“ことわざ”とは「言葉の技」ともいい、なかでもいろはかるたは、日本のことわざの真髄であり、庶民の生活の中から生まれた言葉としてかるたになったという。
そんなかるたも最近はほとんど見聞きしなくなった。
人生それぞれの局面での思考や見方の方向性を切り替える技として、また生活の知恵としても、いろはかるたに学ぶ事が多いことを知った。
いろはかるたには「江戸かるた」と「京かるた」があるようです。
今日は、忘れかけている「江戸かるた」を紹介します。
い 犬も歩けば棒にあたる
ろ 論より証拠
は 花より団子
に 憎まれっ子世にはばかる
ほ 骨折り損のくたびれもうけ
へ 屁をひってしりつぼめ 注(1)
と 年寄りの冷水
ち 塵もつもれば山となる
り 律義者の子だくさん
ぬ 盗人の昼寝 (2)
る 瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る
を 老いては子にしたがえ
わ 割れ鍋にとじ蓋
か かったいの瘡(かさ)怨み (3)
よ 葭(よし)のずいから天井のぞく (4)
た 旅は道連れ世は情け
れ 良薬(れふやく)は口に苦し
そ 総領の甚六 (5)
つ 月夜に釜をぬく
ね 念には念を入れ
な 泣き面に蜂
ら 楽あれば苦あり
む 無理が通れば道理引っ込む
う 嘘から出た誠
ゐ 芋の煮えたの御存知ないか (6)
の 喉元過ぎれば 熱さ忘れる
お 鬼に金棒
く 臭いものには蓋をする
や 安物買いの銭失い
ま 負けるが勝ち
け 芸は身をたすける
ふ 文はやりたし書く手は持たぬ
こ 子は三界の首っかせ
え えてに帆を揚げ (7)
て 亭主の好きな赤烏帽子 (8)
あ 頭かくして尻かくさず
さ 三べんまわって 煙草にしょ (9)
き 聞いて極楽 見て地獄
ゆ 油断大敵
め 目の上のたんこぶ
み 身から出た錆
し 知らぬが仏
ゑ 縁は異なもの味なもの
ひ 貧乏暇なし
も 門前の小僧 習わぬ経を読む
せ 背に腹はかえられぬ
す 粋(すい)は身をくう (10)
京 京の夢 大阪の夢
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
注
1.思いがけずの粗相は後の祭。
2.悪事を働くにも用意がいる。
3.自分よりわずかでもよい境遇の者をうらやむ。
4.一部分だけを見ては全体がわからない。
5.長男は弟妹に比べておっとりしている。
6.芋の煮え方も知らぬほど実生活に疎い。
7.得意な方向に帆を揚げて進む(順風満帆)。
8.常識はずれでも亭主の言い分は通る。
9.休憩は任務を終えてからすべし。
10.ええかっこしいの末路は落ちぶれる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いろは四十八文字といいますが、「ん」のカルタは作りようが無く、道中双六の上がり「京」を持って来て、「京の夢・・・」で終わっているのだそうです。
いろは四十八文字を はぐれ雲 さんが美しい写真と共に言葉の解説もされています。
是非読んでみてください、絶対にためになります。
2006.03.12
そんなかるたも最近はほとんど見聞きしなくなった。
人生それぞれの局面での思考や見方の方向性を切り替える技として、また生活の知恵としても、いろはかるたに学ぶ事が多いことを知った。
いろはかるたには「江戸かるた」と「京かるた」があるようです。
今日は、忘れかけている「江戸かるた」を紹介します。
い 犬も歩けば棒にあたる
ろ 論より証拠
は 花より団子
に 憎まれっ子世にはばかる
ほ 骨折り損のくたびれもうけ
へ 屁をひってしりつぼめ 注(1)
と 年寄りの冷水
ち 塵もつもれば山となる
り 律義者の子だくさん
ぬ 盗人の昼寝 (2)
る 瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る
を 老いては子にしたがえ
わ 割れ鍋にとじ蓋
か かったいの瘡(かさ)怨み (3)
よ 葭(よし)のずいから天井のぞく (4)
た 旅は道連れ世は情け
れ 良薬(れふやく)は口に苦し
そ 総領の甚六 (5)
つ 月夜に釜をぬく
ね 念には念を入れ
な 泣き面に蜂
ら 楽あれば苦あり
む 無理が通れば道理引っ込む
う 嘘から出た誠
ゐ 芋の煮えたの御存知ないか (6)
の 喉元過ぎれば 熱さ忘れる
お 鬼に金棒
く 臭いものには蓋をする
や 安物買いの銭失い
ま 負けるが勝ち
け 芸は身をたすける
ふ 文はやりたし書く手は持たぬ
こ 子は三界の首っかせ
え えてに帆を揚げ (7)
て 亭主の好きな赤烏帽子 (8)
あ 頭かくして尻かくさず
さ 三べんまわって 煙草にしょ (9)
き 聞いて極楽 見て地獄
ゆ 油断大敵
め 目の上のたんこぶ
み 身から出た錆
し 知らぬが仏
ゑ 縁は異なもの味なもの
ひ 貧乏暇なし
も 門前の小僧 習わぬ経を読む
せ 背に腹はかえられぬ
す 粋(すい)は身をくう (10)
京 京の夢 大阪の夢
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
注
1.思いがけずの粗相は後の祭。
2.悪事を働くにも用意がいる。
3.自分よりわずかでもよい境遇の者をうらやむ。
4.一部分だけを見ては全体がわからない。
5.長男は弟妹に比べておっとりしている。
6.芋の煮え方も知らぬほど実生活に疎い。
7.得意な方向に帆を揚げて進む(順風満帆)。
8.常識はずれでも亭主の言い分は通る。
9.休憩は任務を終えてからすべし。
10.ええかっこしいの末路は落ちぶれる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いろは四十八文字といいますが、「ん」のカルタは作りようが無く、道中双六の上がり「京」を持って来て、「京の夢・・・」で終わっているのだそうです。
いろは四十八文字を はぐれ雲 さんが美しい写真と共に言葉の解説もされています。
是非読んでみてください、絶対にためになります。
2006.03.12
ニュースで見る「カルタ大会」???すごい早いですね。
今日もお勉強。
知らないことわざの方が多かったです。
「京かるた」はさらに知らないと思います。
温度差が激しいから、気をつけてくださいね
記憶に残るカルタが沢山ありましたねぇ~
陽子さんがおしゃったように「かるた」なんですねぇ~~
ほ~とに納得納得です(にっこり♪)
って
ことは
続くわけですね♪
楽しみだぁ(⌒▽⌒)ノ
ことわざって
短い言葉で
簡潔に意味を
伝え伝わることができるから
大好きです♪
なのですが(笑)
話を
無味乾燥に
終わらせることもあるので
使いどころが肝でしょうか♪
直行便で帰りま~す♪
ありがとうございました(⌒▽⌒)ノ
v(=∩_∩=)
年のせいでしょうか?
子、孫、に伝えたいです
お正月ぐらい、カルタとり、すごろく、復活してほしい
(金髪先生より、ユニークなコメント、頂き有難うございます)
2種類あるのですね~
知らなかったです
ことわざで思い出しました。
小学校のころ、隣の席の男の子と給食の時間に「諺と慣用句」のみで、しりとりをして遊んでましたわ
なかなか強敵で、いつも負けてました
こんなにたくさんのことわざが、かるたの中にあるなんて僕も知りませんでした。
発見です。
◆陽子さん
そうなんですよね、みんなかるたの中で覚えたんですね。
◆ぐぅ^^ちゃま、ありがとう
≫風邪ぶり返していませぬかぁ~
≫温度差が激しいから、気をつけてくださいね
今日も寒かったですねぇ。
今年の冬は何度も風ひいちゃいましたので
風邪には気をつけています。
ご心配ありがとうございま~す。
≫記憶に残るカルタが沢山ありましたねぇ~
≫陽子さんがおしゃったように「かるた」なんですねぇ~~
僕も本を読んで始めて知りました。
◆雲さん
「いろは四十八文字」って奥が深いですね。
雲さんの「色は匂えど・・・」にもずいぶん勉強させていただきました。
特に「鳥鳴く声す」には感心しました。
雲さんも初めの頃に諺が好きと聞いていましたので、同じ感性を感じていたのですよ。
僕、時々使い方を間違えますけど。
≫直行便で帰りま~す♪
お気をつけて!
◆コスモスさん
≫殆ど知ってるのは
≫年のせいでしょうか?
いいえ、知識が豊富だからです。
≫(金髪先生より、ユニークなコメント、頂き有難うございます)
やっぱり変な奴ですね。
≫小学校のころ、
≫隣の席の男の子と給食の時間に「諺と慣用句」のみで、
≫しりとりをして遊んでましたわ
諺のしりとり、面白そう。
でも小学生のころから?
すごい!
やってみようかな、でも難しいね。
千春ちゃんには負けそう。
「京かるた」も紹介します。
いぬもあるけば ぼうにあたる・・・
私も、犬、棒 式でなんにでも挑戦・・・
棒にもあたらないかも???
前向きに進みま~す・・・
≫なにげなく使っていますね。
なにげなく使っている言葉って、その意味や、出典を知って驚くことがあります。
≫私も、犬、棒 式でなんにでも挑戦・・・
歩いていればいつかは当たりますよ。
いい棒に当たりたいですね。