「廻れば大門(おおもん)の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝(どぶ)に燈火(ともしび)うつる三階の騷ぎも手に取る如く・・・」
ご存知、樋口一葉の小説「たけくらべ」の書き出しである。
浅草吉原はその昔遊郭として栄えた場所であり、遊び帰りの客が、後ろ髪を引かれる思いでこの辺りで遊郭を振り返ったということから「見返り柳」の名がある。
かつては山谷堀脇にあったという見返り柳は何代目かになり、遊郭の入り口であった吉原大門の交差点の角にある。
その姿は目立たず、ひっそりと佇み、見過ごしてしまいそうだ。
今その吉原大門は交差点の名前として残っているだけで、大門自体はない。
見返り柳のある大門交差点の斜前には天麩羅の「伊勢屋」があり、開店前から客が並んでいる。
見返り柳を左に見て大きくカーブした道を行くと、そこは名にし負う風俗店が建ち並ぶ吉原ソープ街である。
ご覧のように不夜城ともいえるこの一画は、ここにも人生の光と影が渦巻いているようだ。
その通りを抜けた反対側には、浅草七福神の一つとしても名高い吉原神社がある。
今日写真を撮っていると、一人の若者がお参りしていた。
感心だなと思いながら、お参りを終わって戻る彼を入れてシャッターを押すと、片手で顔を隠した。写真として気に入ったのでアップしようと準備をし、この神社について調べてみると、なんと風俗店に行く前にここでお参りするとご利益があるといわれるという。慌ててその画像は没にした。
浅草は様々な顔を持つサプライズの多い街でもある。
因みに我が住まいはこの神社とは目と鼻の先にある。
2006.05.30
ご存知、樋口一葉の小説「たけくらべ」の書き出しである。
浅草吉原はその昔遊郭として栄えた場所であり、遊び帰りの客が、後ろ髪を引かれる思いでこの辺りで遊郭を振り返ったということから「見返り柳」の名がある。
かつては山谷堀脇にあったという見返り柳は何代目かになり、遊郭の入り口であった吉原大門の交差点の角にある。
その姿は目立たず、ひっそりと佇み、見過ごしてしまいそうだ。
今その吉原大門は交差点の名前として残っているだけで、大門自体はない。
見返り柳のある大門交差点の斜前には天麩羅の「伊勢屋」があり、開店前から客が並んでいる。
見返り柳を左に見て大きくカーブした道を行くと、そこは名にし負う風俗店が建ち並ぶ吉原ソープ街である。
ご覧のように不夜城ともいえるこの一画は、ここにも人生の光と影が渦巻いているようだ。
その通りを抜けた反対側には、浅草七福神の一つとしても名高い吉原神社がある。
今日写真を撮っていると、一人の若者がお参りしていた。
感心だなと思いながら、お参りを終わって戻る彼を入れてシャッターを押すと、片手で顔を隠した。写真として気に入ったのでアップしようと準備をし、この神社について調べてみると、なんと風俗店に行く前にここでお参りするとご利益があるといわれるという。慌ててその画像は没にした。
浅草は様々な顔を持つサプライズの多い街でもある。
因みに我が住まいはこの神社とは目と鼻の先にある。
2006.05.30
私が以前、丁稚奉公でお世話になったところが、富士市吉原にあるお店でした。その昔、旧富士市と旧吉原市が合併して富士市となった為、吉原という地名はあまり知られないようになってしまいました。
だから最初、吉原と聞いたとき、風俗がいっぱいあるのかとドキッとしました。
6月第二土、日曜日は、吉原祇園祭です。
お祭りがあり、様々な市がたったり、歓楽街や花の綺麗な場所があったり、変わった建物があったり、浅草は本当に良い街ですね。
黒塗りの車のお世話に、ならずに
鶯○の駅は車待つ人がいっぱい、
そんなに面白いところなのでしょうか?
場所なのでしょうか
女郎として売られていく女の生涯が悲しかったです
最近、ドコにも遊びに行けず退屈です
勿忘草さんの画像で遊びに行った気分になってガマンしております
吉原神社で、顔を隠している彼の行動も、ひとつの顔ですね。
岐阜の金津園の近くに神社あるのか、調べたくなりました。(^^)
彼のリュック、何入ってるんだろ~。
いい場所に住んでらっしゃいますねー!
浅草に行きたいな!と考えていたのですが、きっと込んでいるだろう・・・と諦めました。
最後の写真・・・風俗店に行く前にお参りするとご利益
一体どんなご利益があるのでしょうか。気になります。
そして勿忘草さんが不夜城のそばに住んでいることもわかりました。不夜城に住んでいるわけではないですよね。。。お城はお城ですけど・・・
吉原という地名は静岡にもあるのですか。
浅草の吉原は、以前ほどの賑わいはないようですが、夜遅くまでネオンは消えません。
この通りを他の用事で通り抜けるのは、勇気が要りますよ。
吉原祇園祭も楽しみですね。
浅草の顔は怪人二十面相です。
◆コスモスさん
≫便利で好いですね、
≫黒塗りの車のお世話に、ならずに
フフッ、どういう意味でしょう?(ニッコリ♪)
≫鶯谷の駅は車待つ人がいっぱい、
よくご存知ですね。
≫そんなに面白いところなのでしょうか?
一度行ってみますぅ?
以前、お客様がタクシーで我が家の近くまで送ってくれた時の帰り、この通りを抜けたら、客引きの男性にタクシーの窓から声をかけられ、頭にきたそのお客様「私、女よっ!」というと「女でもいいよ!」と言われたといって怒っていましたっけ。
◆陽子さん
この界隈は小説の舞台になり易いですね。
古い歴史があるようです。
「たけくらべ」もこの辺りが舞台になっています。
◆K先生
≫もしかして、昔の映画の「吉原炎上」の
場所なのでしょうか
そうです、この一画がいわゆる遊郭のあった吉原です。
この辺りは、遊女に関する悲話も多いところです。
◆おにぎりちゃん
浅草にはいろんな顔があるでしょう。
隠さなければいけない顔もあるんですよ。
岐阜の金津園もそういうところなの?
彼のリュックの中身、聞けばよかったね。
≫いい場所に住んでらっしゃいますねー!
どういう意味だよぉ。(ニッコリ♪)
◆coroさん
七福神巡りは、よく団体さんが歩いていますよ。
浅草にはボランティアの無料ガイドさんがいるそうです。
予約が必要だそうですが・・・。
僕がガイドしてもいいですよ。
勿論無料で・・・。
ご利益ってどんなご利益なんでしょうね。
今度お参りしている人に聞いてみますね。
殴られたらどうしよう。
◆chocotoroさん
僕も(?)です。
この若者、ここに行ったかどうかは定かではありませんよ。
もしかして純粋にお参りしたのかもしれません。
でも顔を隠したのがちょっと気になったのです。
僕の住まいはですねぇ、ここの不夜城に住みたいのですけど、近くの青テントの不夜城なんです。
このお城住まい、3日やったらやめられないのですよ。
吉原炎上時の生き証人(⌒▽⌒)ノ
ではなくて
通い詰めていた
でもなくて
不夜城の帝王(≧∇≦)ノ
リュックで
御参りしている男性は
ひょっとして
もしかして
あの方でしょうか?(笑)
浅草名所七福神の九社寺
取材記事希望♪(⌒0⌒ゞ
弁財天さまでしたっけ?
できれば
木彫り像のお写真も♪
少なくとも
9回シリーズにはなりますね(笑)
長編大作の予感♪