歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

猫ってこんなんだっけ?

2020年11月05日 | 日記
안녕!(やぁ)

韓国語で猫は「고양이」というけれど、日本人には発音が少し難しい。

犬は「개」、熊は「곰」、馬は「말」で簡単なのに、、、。



ところで、私には理想の猫像というものがある。

『耳をすませば』のムーンのような、ふてぶてしくも誇り高い頭のいい猫。

なんなら他を少し見下すくらいでもいい。

ツンとしていていかにも猫らしい猫というのはメスのイメージが強かったので、

きっとムーンはメスだろうと思って調べたら意外にもオスだった。


今まで見てきた中で最もムーンに近い猫。奈良のギャラリーの看板猫にゃーにゃー。



実家の隣の寺で猫が生まれ貰い受けることが決まったとき是非メス猫をとお願いしていたが、

生まれた4匹ともがオス猫ってことが判明したときは笑った。

これもご縁だろうと迷うことなく預かることにした。


上から2番目。



名前は寿限無、カタカナで書くとかっこいい、ジュゲム。

うちに来て4ヶ月がたった。




来たばかりでまだ小さい頃。生後3ヶ月くらい。きゃわわ〜。



この子が今までの猫のイメージをどんどん覆していく。

一番衝撃的だったのはどこへ行ってもついてくること。

80パーセントくらいの確率で同じ空間にいる。

音もなく後ろにいるから、振り向いてハッとする。

猫のそういう静かな存在感がたまらない。

自己主張するときは激しいけどね。







それにふてぶてしくも誇り高くもない。

まだ生後半年というのもあるけれど基本的に人懐っこくて甘えん坊。

猫に縁がないという友達が2人遊びに来たのだが、その人懐っこさに驚いていた。

最初は警戒するもののしばらくして好奇心には勝てず、近寄っていくのだ。

目も大きくイケメンなので友達にちやほやされていた。


ほんとにイケメンか?



それからキャリーケースを嫌がらない。

私が一人で動物病院に連れて行くときはリュック型のキャリーケースで連れて行くのだが、

この縦長構造にも窮屈さを覚えないのか、リュックを開けると自分から入っていく。

どうなっとるんじゃ?と戸惑う私。

子供の頃、家の猫を動物病院に連れて行くときギャーギャー抵抗していたのを見ていたから、

そういうものだと思って覚悟していたのだけど拍子抜け。

病院でも先生に触られてゴロゴロ喉を鳴らすので心音を確認できなくて困った。





それにあまり怒らない。

寿限無が殺気立って怒っているのを見たことがない。

無理やり抱っこしようが、肩に乗せようがされるがまま。

最初嫌がってもすぐゴロゴロと喉を鳴らす。

猫ってこんなに抱っこできる生き物だっけ?


力抜きすぎ。


4ヶ月見てきた私の見解をいうと、寿限無はおっとりしていて多分運動神経もあまり良くない。

人懐っこくて甘えん坊で賢い方でもないけど、べらぼうにかわいい、といったところだ。

私の考える理想の猫像からかけ離れているが、そんなことはもうどうでもいい、我が家のアイドルくん。


息ができなくてピーピー鳴っていた。


リトル・グリーンメンのぬいぐるみがお気に入り。


大きなあくび。


近づいたら目が開いていてぎょっとした。
そこからのごろにゃん↓

なんだ??天使なのか??


本日の窓辺の寿限無。日差しが気持ち良さそう。たまらん。
コメント
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