餃子の王将@豚とろラーメン
去年の後半から瓶ビールの販売がなくなって、お店に行く機会が少なくなった「餃子の王将」さんです。
とはいえ恒例の月別限定フェアとなれば別物です。
今回も開店時間の午前11時ちょうどにお店に向かいました。
お店はもちろんいつもの「静岡呉服町店」です。
しかし開店時間になってもまだお店のシャッターは閉まったままでした。
こちらのお店はいつも開店時間が遅れるというのが玉に瑕です。
見ていると恐ろしいことにお店の前で開店を待っているお客さんがいます。
そして数分遅れてようやくシャッターが開きました。
慌てて駆けつけると、私の前にはもう6,7人のお客さんがお店に入っていくところでした。
私もその後に続いて中に入りました。
まずはカウンターに座って、店員さんを待ちます。
すぐにお冷やとお箸が出て、店員さんに注文を告げました。
「豚(ぶた)とろラーメン(750円)」単品でお願いします。
2月の限定品であるこの面白そうなラーメンが気になったわけです。
豚バラ軟骨が乗ったユニークなラーメンですね。
なんでも沖縄のソーキそばを目指したものだそうです。
さて、待っている間にカウンター席の様子が変わったことに気が付きました。
以前は各自の席に置いてあった餃子のたれやラー油などの調味料がすっかり消えていますね。
これは衛生面での変更なんですが、餃子のたれだけ止めておけばいいんじゃないのかな。
スッキリしていていいという見かたもありますが、その都度店員さんに頼まなくてはいけませんから、手間がかかりますね。
もう一つ、メニューの裏に新商品も出ていました。
「リッチロースハムとニラ玉の贅沢炒め」
こちらはなかなかよさそうですが、瓶ビールがないからなあ。
ひょっとしたらテイクアウトで試してみるかもしれません。
しかし今回も待ち時間が長いです。
何しろ開店と同時に入ってそれが7番目ぐらいですから、そのぶんを待たなければいけないんですね。
同じカウンターにいる他のお客さんから順番に料理が出てきました。
左側の方の天津飯セットがまずできて、その後に右側の方のチャーハンが出ました。
そしてようやく私のラーメンが出てきました。
時間はちょうど11時20分でしたから、まあ仕方がないか。
「豚とろラーメン」が出て来ると最初に紅ショウガの香りがしっかりと感じられました。
これはインパクトのあるラーメンだな。
具にはモヤシとニラを炒めたものがあんかけになっています。
そしてそこに豚の軟骨を煮込んだものが何切れか乗っていました。
そして上には紅ショウガがどっさりかけてあります。
なお、餡のとろみはほとんどなかったです。
コショーかラー油を掛けてみたくなりましたが、そのためだけに店員さんを呼ぶのも気が引けるので、最後までそのままいただきます。
まずは麺を持ち上げますが、これが少し固まっていてうまくほぐれませんでした。
よく見ると通常の王将さんの麺よりも少し太めの麺になっているようです。
この中細の縮れ麺は腰がありますね。
食べ進んでいくと、このラーメンの特徴はやはり「豚バラ軟骨」です。
軟らかく煮込まれた軟骨がとても美味しかったです。
とはいえスープはどうなのかというと、そこそこでした。
というのは最初にも書きましたが、紅ショウガの力が非常に強いからです。
肝心のスープがそれに負けてしまって単純な印象だけが残りました。
ラー油でも垂らして味変しようと思っても、それだけで忙しそうな店員さんを呼ぶのは気が引けるし。
しかしこれでは今後は餃子も安心して頼めないかな。
それでも最後まで美味しく食べられましたから、まあこれは合格でしょう。
さて、私が食べている間にもテイクアウトの注文をする電話が掛かってきました。
その声が聞こえてくるんですが、店員さんの対応はしっかりしていて気持ちがいいですね。
そして電話を掛けてくるお客さんにもいろいろと違いがあって、中には分かりにくい方もいます。
そこを親切に店員さんが対応するんですが、お仕事とはいえ大変だなと思いました。
私は美味しく食べ終わって、ここでお会計です。
これで去年の年末にいただいた割引券をようやく使い終わりました。
では、ごちそうさまです。