静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

すき家@とん汁飲み

2017年01月31日 07時07分54秒 | 居酒屋
すき家@とん汁飲み



 大好評の「とん汁飲み」シリーズ第2弾です。
記念すべき第1回は「吉野家」さんでしたが、今度は同じく牛丼の大手チェン店「すき家」さんにやってきました。
あれ、すき家さんでお酒が飲めるの?
と思ったあなた、アルコールメニューは瓶ビールだけですが、何とか飲めるんですよ。

 金曜日の夜9時過ぎですが、お仕事帰りに少し寄り道をして、近所のすき家さんにやってきました。
こちらは24時間営業ですから何時でも安心です。
お店に入ると意外にもお客さんはしっかり入っていて驚きました。
今日は私一人ですが、空いているテーブル席に座ります。

 まずはメニューを確認して、卓上のボタンを押します。
駆けつけてきた店員さんに注文を告げます。
「とん汁(190円)と瓶ビール(410円)をお願いします」
別に不思議がられることもなく、すんなりと注文が通りました。



 そしてすぐにビールととん汁が登場です。
まずはビールをグラスに注いでのどを潤します。
空気が乾燥しているようで、仕事終わりのビールがのどに染みわたりますね。



 続いてはとん汁です。
すき家さんのとん汁はどうかな。
第一印象ですが、吉野家さんと比べると具の割合は少ないようです。



 しかしとん汁の看板である、「豚肉」は多めになっていて、見えるだけでも数枚が確認されました。
それ以外の具としては珍しいことにサトイモが参加していますし、定番の大根、こんにゃくなどもありました。
大根がしっかりと煮えていて美味でした。
ここに一味を掛けていただきます。

 汁の味としては、吉野家さんと比較するとこちらのほうがコクがあるように感じました。
吉野家さんは具だくさんでしたがこちらはその分を汁に充実させているようです。
スープとしてではこちらが上ですね。

 ビールが中瓶なので、あっという間に1本目が空きました。
そこでお代わりの注文ですが、おつまみも追加しておきましょうか。
そこで目についたのは、「山かけ(120円)」です。
本来は牛丼のトッピングとして注文するものですが、これが単品でもいただけるようです。



 すぐに追加が到着しました。
すき家さんでは瓶ビールはお一人2本までと書いてありましたが、まったく注意されることもなく2本目です。
そして「山かけ」ですが、器を触ってびっくり、これがほんのり温かいです。
そうか冷凍ものをチンして提供しているわけでしたか。



 そのとろろにセットで小鉢とワサビが添えてあります。
これを醤油で溶いて、そのままとろろにかけました。





 見栄えは悪いですが、これでしっかりおつまみになりますね。
飲兵衛にはこんな物でも十分です。
ビールよりも日本酒が欲しい気分ですが、残念ながらこちらにはビールしかありません。



 2本目のビールが空くと同時に、とん汁もしっかり飲み干してしまいました。
総合評価でもすき家さんに軍配が上がりましたが、難点はアルコールの種類でしょうか。
メニューに日本酒があれば、これが最高店ですね。

 さて、今の時間ですが、すき家さんでは店員さんが三名です。
前回訪問した吉野家さんに比べると店舗が大きいですから店員さんも多いんでしょう。
そしてこの時間帯はすべて日本人の女性でした。
いずれも年配のおばちゃんでしたが、会社によってこうも変わるものでしょうかね。

 接客もしっかりしていて、対応も良かったです。
お客さんはそれなりに入っていて、これは繁華街よりも回転率がいいんじゃないでしょうか。
「唐揚げのテイクアウト」なんて言う魅力的な商品もあって、今度はお土産に使ってみようかと思いました。

 ビール2本で30分ほどのお会計です。
明朗会計で1130円でした。
ごちそうさまでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちゃーしゅーや武蔵@アピタ静岡

2017年01月30日 07時39分54秒 | ラーメン(静岡市内)
ちゃーしゅーや武蔵@アピタ静岡



 今日のランチはアピタ静岡店にあるお店で、「ちゃーしゅーや武蔵」さんです。
こちらのお店にも確か数回行っていますが、かなりのお久しぶりになります。
私のラーメン行脚は自転車なので、駅南と安倍川の向こう側はなかなか行けませんね。
金曜日の12時半ごろ、お店は半分ほどの入りでした。

 一人だと告げるとカウンター席に案内されました。
こちらのお店では一人客は厨房に向かった広いカウンター席、二人以上は右手のテーブル席に分かれます。
まずはお冷やにおしぼりが出て、店員さんに注文を告げます。

 「からし味噌ラーメン下さい」
「小ライスがサービスですが」
「お願いします」
こちらでも小ライスを付けてもらえるようですね。



 待っている間にメニューの確認です。
こちらのお店のメニューはシンプルなもので、「ラーメン」「からし味噌ラーメン」そして「つけめん」の三種類だけです。
しかし後で気が付きましたが、「外税表示」ですから、これに消費税が付きますね。
なお、1月という寒い時期ですから、お客さんの注文は全員がラーメンか味噌ラーメンでした。



 しばらく待って、私の「からし味噌ラーメン」が出てきました。
これはなかなか良い風貌ですね。
ステンレスのお皿に乗っていて、下にはレンゲも添えてあります。



 具には大切りのチャーシューが二枚で、さすがは「ちゃーしゅーや」という名前に恥じません。
その前には懐かしいナルト、わき役にメンマ、奥には青のりまで散らしてありました。
さらには上に乗っている赤いものが看板の「からし味噌」ですね。
まずは上のからし味噌を半分ほど溶かしていただきます。



 スープを飲んでみますが、それほど辛さは感じられなかったので、全部混ぜてしまいました。
別添えならいいですが、麺の上に乗っていますから最終的にはすべて使うことになります。
麺の上に置いたままでは食べにくいですからそうしてしまいましたが、どうしようか悩むのもまた楽しいものです。

 このスープが予想以上に美味しくて驚きました。
私はラーメンといえば通常はしょうゆ味しかいただきませんから、味噌味が新鮮だったわけでもあります。
コクのあるスープが太めの麺によく絡みます。



 ラーメンの合間にはサービスの小ライスをいただきます。
このライスは器が大きかったので最初は多すぎるんではないかと思いましたが、中身は少なく、まともな小ライスでした。
この少しのライスがまたラーメンを美味しくさせてくれますね。
麺の量もしっかりあって、すっかり満腹になりました。

 お客さんも次々と入ってきて一人客のカウンターは常に満席の状態でした。
意外に小ライスを断っているお客さんが多かったですね。
少し時間が掛かりましたが、お冷やを飲み干してお会計です。
消費税がついて799円でした。

 冬場は温まるのでこういうこってりしたラーメンが美味しくなる季節です。
ごちそうさまでした。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナカミヤ@お通しが

2017年01月28日 07時34分41秒 | 居酒屋
ナカミヤ@お通しが



 最近はいろいろと忙しくて居酒屋めぐりができず悶々としていますが、その合間を縫ってナカミヤさんにやってきました。
午後6時半ごろのナカミヤさんはといいますと、カウンターに男性の一人客だけ。
さらにテーブル席が一つだけ埋まっていました。
早い時間はまだまだ暇なようですね。



 私はいつもの端席が空いていたのでそこに座ります。
ご主人に久しぶりのご挨拶です。
まずは定番のホッピーです。
ここでは何も言わなくてもいわゆる「白」が出てきますね。



 そしてお通しですが、ここでびっくりしました。
なんといつもの「レバーペースト」ではなくて「ポテトサラダ」でした。
しかも量が多い。

 ご主人にこれは変更したのかと聞いたところ、たまたま今回だけだそうです。
「ブログに書くとそれを見てくるお客さんがいるからしっかり書いておいてね」
そう念を押されましたから、今回だけ特別ですとお断りしておきます。



 そのポテサラをつまんでいると待ちかねた「ゆでレバー」が出てきました。
これが相変わらず旨いんですね。
もう食べられなくなったレバ刺しよりも数段格上の出来です。
これならレバー食べず嫌いの方もいけると思います。

 さて、今日はバイトの方が女性になっていました。
最近では若い男の子が定番でしたが、今夜だけ変わったのかもしれません。
まあ、相変わらず、ナカの盛りはしっかりしているんで安心しました。

 そのナカミヤさんですが、今夜は予約の電話が結構かかってきます。
私なんかはそういう予約はしたことがありませんが、最近の若い方は居酒屋さんに予約を入れて来る習慣があるんでしょうね。
相当の団体かと思ったら二人だったりして、面白いものです。

 今日は久しぶりなのでこのゆでレバーをじっくり味わっています。
ポテサラのボリュームが多いのでいつもよりも時間がかかりますね。
それでも20分ほどでナカのお代わりができました。



 そこに入ってきたのが若い男性で、後から三人来ますと話しています。
しばらくしてメンバーが揃い、お店は急ににぎやかになりました。
それを潮時に私はお会計です。
今夜は税込み1370円也。

 定期的に食べたくなる豚レバー、やはりここだけの味でした。
ごちそうさまでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清六家@両替町

2017年01月27日 07時28分43秒 | ラーメン(静岡市内)
清六家@両替町



 今日のラーメンは青葉通り沿いにある、「横浜家系ラーメン」のお店、「清六家」さんにやってきました。
こちらのお店は数年前に行ったことがありますが、久しぶりの訪問です。
今でこそ静岡市にも家系のラーメン屋さんが多くなっていますが、昔はほとんどなかったですから、このお店が草分けあたりになるんでしょうか。
通しでの営業なので夜遅くでも使えるところは便利です。

 お店に入ってまずは入口右手の券売機で食券を買います。
「中華そば」という変化球にもひかれましたが、ここはおとなしくお店の一番人気「豚骨醤油ラーメン」を選びました。
するとお客さんが少なかったせいか店員さんが駆け寄ってきて食券を受取ります。
いろいろとアレンジができるようですが、ここはすべて普通でお願いしました。

 「サービスで小ライスが付けられますが」
「ではお願いします」
このサービスはまったく知らなかったのでちょっと得した気分です。
カウンター席に座ってまずはお冷やをセルフで次ぎます。



 するとポットからはお水ではなく冷茶が出てきてびっくりです。
これ、なかなか気が利いてますね。
しかし太麺のために茹で上がりにはかなり時間がかかります。
壁には10分ほどかかりますと書いてありましたが、その通りでのんびりと待たされました。

 面白いことに「細麺もできます」と書いてありましたが、豚骨醤油に細麺という組み合わせは気になりますね。
店員さんは女性がお二人で、これは意外でしたが、チェン店ですからそれほど力仕事はないんでしょう。
じっくり待っていたところにラーメンが出てきました。



 これは典型的な家系の風貌です。
具には大きなチャーシューにメンマとゆでたほうれん草、そして大判のノリです。
とりあえずここにコショーを掛けていただきます。



 麺はかなりの太麺で平打ちです。
これは噛みごたえがありますね。
濃い目の豚骨醤油スープにまったく負けない力強い麺でした。



 そしておまけの小ライスです。
これには定番の食べ方があって、どうするのかといいますと、ラーメンの具であるノリが大活躍します。
この大きな海苔をしっかりとスープに浸します。
それを箸で持ち上げてオンザライス、ノリでライスをくるんでいただくわけです。



 これが脂っこいスープによく合って、なかなか美味いんですね。
家系のラーメンはライスが必需品だといえる由来です。
口直しにもなりますし、これはあるとないでは大違いです。

 さて、こちらのお店ではランチタイムは禁煙だと掲示してありましたが、私の後で入ってきたお客さんは奥の席で煙草をふかしています。
掲示をよく見ると午後1時まで禁煙と書いてありましたが、今の時間は1時5分でした。
中休みなしでの営業ですとこういう点は困りますね。



 お店のメニューですが、夜遅くまでの営業なのでアルコール系もしっかりとそろっています。
面白いのは、「ミニラーメン200円」で、これは一度試してみたくなりますね。
美味しい太麺のラーメンに小ライスでしっかりお腹が膨れました。

 冷茶を飲み干してお店を後にします。
ごちそうさまでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉野家@とん汁で1杯

2017年01月26日 07時19分29秒 | 居酒屋
吉野家@とん汁で1杯



 「吉野家のとん汁が変わった」
そんな噂を耳にしました。
恥ずかしながら今まで何度も吉野家さんに行きましたが、この「とん汁」は一度もいただいたことがありません。
牛丼に付けるのはすべてお味噌汁です。

 それでは一度その「とん汁」をいただいてみましょうか。
しかしただ牛丼に付けるんでは面白みがありません。
そうだ、お酒のつまみにしてみよう。
今日は「とん汁で1杯」の巻きです。

 仕事終わりの午後9時過ぎ、おなじみ呉服町の「吉野家」さんにやってきました。
お店はぱらぱらとお客さんが入っていますが、ゆったりとカウンター席に座れました。
今日の店員さんも東南アジア系の方ばかりですね。
最近ではこういうシフトが定番化している吉野家さんです。

 手を上げて店員さんを呼び、注文を伝えます。
「ホッピーセットにとん汁とポテトサラダのセットをお願いします」
「ドレッシングはどうのこうの」
「ゴマにしてください」

 ゆっくりと聞きやすいように伝えます。
実はこのセットというのがわかりにくいです。
「Aセット」というのが「サラダとお味噌汁のセット」です。
それをまずは「とん汁」に変更するとプラス130円になります。

 さらに普通のサラダを「ポテトサラダ」にして30円プラスです。
結局合計で290円になるわけです。
正価190円のとん汁に、100円の追加で「ポテトサラダ」を付けたということになります。
さすがにトン汁だけでは寂しいのでこうしましたが、店員さんはしっかりと注文通りに答えてくれました。



 しばらく待って、トレイに乗ったセットが一緒に出てきました。
それではここで一人乾杯です。
まずは半分の量でホッピーを作ります。



 これがお目当てのとん汁です。
たぶんほとんどの方が思った通りで、上にある豚肉は最後に一切れ乗せたものです。
この肉が入っていないと看板倒れですから、絶対に必要なひと切れです。
ここに一味を掛けていただきます。

 第一印象は、かなり具が多いということです。
大根ニンジンにゴボウ、レンコンも入っていました。
上からは見えませんが、お椀の底には大きめのお豆腐が隠れていました。
お味噌は濃い目の味付けでなかなかコクがあります。

 そしてうれしいことに具が多いです。
あえて言いますと、「モツ抜きのもつ煮込み」のようなものでした。
豚肉一切れ以外はすべて野菜ですからこれまたヘルシーですね。
初めていただいたわけですがこれはなかなか優れたおつまみになります。



 もう一品の「ポテトサラダ」です。
ここに胡麻ドレッシングをかけていただきます。
ポテトが少なめですがままお値段からいってこんなものでしょう。
後半では紅しょうがを加えたりして楽しみました。



 吉野家さんはちゃんとレシートを出してくれるので、内容がしっかり分かっていいです。
このセットで690円、後はナカの追加だけです。
さて9時過ぎの吉野家さんですが、お客さんはほとんどが男性の一人客でお食事だけという方でした。
「𠮷呑み」をしているのは私だけでしたが、そこそこにお客さんは入っていました。



 ナカの追加で二杯目を作ります。
すると、私の視線の先のお客さんが目に入りました。
4人掛けのテーブルに一人で座って、店員さんにさらっと注文します。
それがすぐに出てきたんですが何かおかしい。

 店員さんはせっかく作った牛丼をそのまま持って帰って、焼肉のようなものを作り始めました。
どうやら注文が間違って伝わったようでしたが、店員さんの対応が穏やかで好感が持てました。
外人さんとはいえしっかり教育されているようで、さすがに売り上げ回復されている吉野家さんです。

 たまたま店員さんの交代期だったようで、今の時間は店員さんがたった一人でやっています。
見ていると結構手際が良く熟練されていることがよくわかりました。
そのあとはすぐにもう1名が出てきて、平常のオペレーションになりました。

 私も二杯目のホッピーを飲み干してお会計です。
「とん汁でホッピー」
これ、お勧めですよ。



 ごちそうさまでした。


 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする