静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

うなぎのかがり火@安倍町

2016年05月31日 07時14分45秒 | 居酒屋
うなぎのかがりび@安倍町

 「今日は暑いですなあ」
「ほんまや、おでんもええがここはやっぱり冷たいもんが一番ですなあ」
「ほなら近くにいお店がありまっせ」

 実は本来の予定では、これもすぐ近くにあるおでん屋さん、「のりこのおでん」さんに行ってくつろぐはずでした。
ところがそのご店主さんが海外旅行に出たとかいう話で、お店は休業中です。
でもそこは万事手抜かりがありません。
安倍街道沿いの角にある、「うなぎのかがりび」さんにやってきました。



 とはいっても浅間さんからは目と鼻の先ですから、あっという間です。
こちらのお店ではテイクアウトが主体ですが、左側の入り口から入ると席があってお食事ができます。
私はといいますとテイクアウトではいただいたことがありますが、お店の中に入るのは初めてです。



 「こんにちは」
お店に入ると先客にはカウンターにカップルが一組だけで、4人掛けのテーブル席が空いていました。
定員は八人ほどで、こじんまりとしたお店ですね。



 テーブル席に座ると、まずはお茶が出てきました。
「すいませんビール二本ください」
すぐに、キンキンに冷えたグラスと中瓶のビールが出てきました。



 メニューを見ますと、ビールは税込みで500円ですからリーズナブルなものです。
うな丼に比べてうな重は安く設定されていますが、「松、竹、桃、梅」というランクには工夫があります。
なお、今回のメインはおでんですから、ここは飲むだけです。



 まずは、「うなぎきも焼き」で1本280円です。
これはボリュームがあって美味しいですね。
たれもいい味でした。



 さて、きも焼き以外に焼き鳥を三種類お願いしましたが、店員さんが間違ってしまったようです。
聞き取る時に
「やきとり以外の三本」と言っていたのに、どう勘違いしたのかそれが「鳥かわ以外」の三本になっていました。







 「すいません焼き直します」
「ああ、かまいませんこれで良いですよ」
特にこだわりはありませんから大丈夫です。

 1本110円の焼き鳥はこれも良いボリュームで美味しかったです。
残念なのはアルコール類が、中瓶と日本酒の二つだけという点でしょうか。
まあ居酒屋使いはできませんがちょい飲みにはいいと思います。
その時のしめはやっぱりうな丼でしょうね。

 20分ほどで無事燃料の補給が完了です。
お会計をして浅間通りを下り、三軒目のお店を目指します。
ごちそうさまでした。


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浅間茶屋@静岡おでん

2016年05月30日 07時51分57秒 | グルメ
浅間茶屋@静岡おでん



 やってきました浅間神社。
といっても我が家のすぐそばなんですが、今日は初めてのイベント「静岡おでん食べ歩きツアー」の開催です。
まずは正面から。



 そして拝殿です。



本日の旅がつつがなく終わりますようにと、参拝します。



 無事にメンバーがそろって、向かった先は同じ社内にあるお店です。
いつも前を通っているんですが、なかなか入ることはないお店です。
今日は観光客らしい若い男女のグループがお店の前で談笑されています。
ところがお店は空いていて、のんびりとしていますね。

 すると、奥の席に何やら置いてあるものを見つけました。
これをよく見ますと、どうやらお財布のようです。
あわててお店の方にお知らせします。

 少し前にお店にいた方が落としたものらしく、店員さんがその方を探して外に出ました。
幸運にもすぐそばにいたようで、無事に落とし主に帰りました。
これは良かった良かった。

 私たちも落ち着いて席に座ります。
ここで本日の「静岡おでん食べ歩きツアー」がスタートしました。
さて、何軒回れるでしょうか。



 まずは各自お好みのおでんを取ってもらいます。
私はこんにゃくに昆布です。



 こちらは、はんぺんにスジです。
なお、静岡では牛肉のすじ肉を、「牛すじ」といいますが、練り物の「すじかまぼこ」もスジで通ります。
地元では、単に「スジ」といえばこのすじかまぼこを表すことになりますので、外来者の方はご注意ください。



 もうひと方は同じく、「スジ」に「卵」でした。
辛子とおでん粉をかけていただきました。
具が大きめで、食べ応えのあるおでんでした。
お値段は肉以外はすべて1本100円です。



 サービスにお茶も出してくれましたが、これはありがたいですね。
こちらは神社に奉納されたお茶のおさがりだそうですが、なかなかに高級なものでした。
美味しいお茶で心が癒されました。



 なお、この浅間茶屋さんは、「無料休憩所」です。
神社に参拝したたあとでのんびりするには最適の場所ですので、皆さんぜひお立ち寄りください。

 さて、物がおでんですから数分で食べ終わってしまいます。
まずは静岡おでん食べ歩きツアー1軒目が無事終了しました。
浅間神社を出て、二軒目に向かいます。

 ごちそうさまでした。

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蛙と紫陽花

2016年05月29日 07時15分45秒 | 日記
蛙と紫陽花



 ある日の昼下がり。
何気なく駐車場にむかうお隣さんの壁を見ていたら、不思議なものを発見しました。
あれ、何だろう?



 静かに近寄ってみると。
これはどうやら蛙さんです。
しかしあたりには池も川もないですから、いったいどこからやってきたのか不思議です。

 まさか駿府公園のお堀から跳ねてきたというわけでもないでしょうが、いったい何をしているのか。
じっとしていて動く様子もないので、この後どうなったのかはわかりません。
梅雨が近いからいいですが、陽が当たってきたらそこから移動して乾物にならないようにと助言をしておきました。



 こちらは紫陽花です。
毎年この花が咲き始めると梅雨が近いことを知ります。
季節を知らせてくれる律義者は、今年も健在でほっとしました。



 こちらもきれいに咲いていますね。



 花は咲きましたが、梅雨入りも近そうです。
みなさまお元気で。
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おおいし@鷹匠

2016年05月28日 07時26分03秒 | お知らせ
おおいし@鷹匠



 今夜は居酒屋さんの新規開拓です。
かねてから気になっていたお店を目指します。
そこは、「新静岡セノバ」の裏通りにあるお店で、「おおいし」という看板が出てきました。
赤ちょうちんに明かりが点いているのを確認して、お店に入ります。



 半開きの引き戸を開けて中に入りますが、カウンターだけのこじんまりとした作りでした。
先客には年配の女性がお一人でした。
その方も来たばかりのようで、まだ何も出ていない状態でしたから、ここは少し待つことになります。



 お店はこれも年配のおばちゃんがお一人でやっているようです。
まずはおしぼりが出てきます。
「瓶ビールください」
銘柄は尋ねられませんでしたが、サッポロが出てきました。



 女性のお客さんはショーチューのボトルを入れていたようですが、空になったようでそれをもう1本注文されているところだったようです。
しかしそのキープボトルがなんと1升瓶でした。
これはまた豪快です。

 氷とお水が出てきて、その方は手酌でショーチューの水割りを作っていました。
しかし1升瓶ではグラスにつぐのが大仕事ですね。
しばらくたってお通しが出てきました。



 こちらは黒はんぺんを煮たものでした。
割と長持ちするつまみですね。
壁にはメニューが書いてありますが、お値段の記入はなくどれにしようかと悩みます。

 先客の方は常連さんらしく、おかみさんとの会話が絶えません。
この時間は暇なようで、おかみさんもお隣のカウンターに座って煙草をふかしています。
「おタバコは吸われますか?」
「いえ、吸いません」

 気を使って少し離れてくださいました。
暑くはなりましたがまだ冷房を入れるほどではないので、入口を半開きにして対応しています。
ちょうど客先から見て正面にテレビが置いてあるので、これを見ながら世間話に余念がありません。
テレビに出てきた事件の加害者が、「朝青龍」さんに似ているというので、思わず笑ってしまいました。



 さて、なにも注文しないというのも不粋ですから悩んだ末に、「おしんこ」を選びました。
出てきたものは蕪のおしんこでした。
わきにお醤油を置いてくれたのは酒飲みの心がわかっている証拠です。

 先客のおねえさんは「サバみりん干し」を注文されていましたが、これがかなりの大物で驚きました。
メニューはあまり多くないので、初めての方は悩むでしょうね。
バックヤードには1升瓶のキープボトルがずらりと並んでいて、これがお店の定番のようでした。



 私はもう1本、瓶ビールのお代わりです。
日本酒もと悩みましたが、無難なところで済ませました。
しかしのんびりとした居酒屋さんで、居心地は悪くないです。

 2本目のビールも相手小1時間の滞在でお会計です。
「ちょうど2千円です」
このアバウトな感じもまた良いです。
逆算すると、ピンビールが1本700円、お通しとおしんこがともに300円というような感じでしょうか。

 まあ悪くはないお値段でした。
何時までやっているのかとお尋ねしたところ、11時までだと答えてくださいました。
それならお仕事帰りにも寄れそうです。
ごちそうさまでした。



 さて、すぐそばにもう1軒気になったお店がありましたが、寄ってみるとどうもお休みのようでした。
こちらもまた探検してみたいですね。


 


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アトサキラーメン@七間町

2016年05月27日 07時05分53秒 | ラーメン(静岡市内)
アトサキラーメン@七間町

 今日のランチは新店のラーメンです。
話は戻って、先週水曜日の「ナカミヤ」さん。
そこでご主人から新しいラーメン店ができたという話を聞き、その調査にやってきました。
なんでもバラック風の、いやバラックの建物だということですが、見つかるかな。



 静岡市は七間町の通りを下って、昭和通りを越えます。
昔は映画館が並んでいた当たりの場所ですが、今はすっかり立て壊されて更地になっていました。
なんとそこにラーメンの看板があるではないですか。
これは分かりやすいですし目立ちますね。



 お店の名前は、「アトサキラーメン」だそうです。
どういう意味なのかはよく分かりませんが、オープン日が6月14日と書いてありますから、まさに出来立てほやほやです。
壁にはいろいろといわくが書かれていて、どうやら新しい建物が建つまでに時間がかかるので、その間だけという期間限定のお店だそうです。



 お店のプロデュースは「すがい」さんがやっていらっしゃるようで、メインは同じ豚骨ラーメンにまぐろ丼でした。
若い方が頑張っていらっしゃるようで、わたしは「アトサキセブン」という言葉を初めて知りました。
そういえば映画館がなくなってからこの辺りはすっかり寂しくなりましたね。



 まずはお店に入りますが、早い時間のせいかお客さんは若い女性がお一人だけでした。
入口にある券売機で食券を購入します。
初めは店員さんの姿が見えませんでしたが、センサーが付いているようですぐに奥から出てきました。
長いカウンターだけのお店で、私は真ん中あたりの席に座ります。



 店員さんに食券を渡し、セルフサービスのお冷をくみます。
コップは使い捨ての紙コップで、これは何となく味気ないですね。
目の前にはあれこれと調味料のケースが並んでいました。



 そして「アトサキラーメン」の説明も書いてありました。
お店は結構広いですね。



 しばらく待って、「豚骨ラーメン(600円)」の登場です。
前のカウンターに置かれましたので、こぼさないようにそれを持ち上げて運びます。
これは「さぶちゃん」とはえらい違いです。



 さて、肝心のラーメンですが、具には小ぶりのチャーシューが一切れに刻みきくらげというシンプルなものでした。
スープはすがいさんと同じ豚骨スープで、これは本店から持ってきているんでしょうか。
それ程の豚骨臭はなく、飲みやすいスープですが、いまいちコクがないでしょうか。



 麺は細麺のストレートで、これがなかなか良かったです。
良い腰があって最後まで伸びずに食べられました。
麺を噛んだ時の噛みごたえが爽快感を感じさせます。
最近はこういう麺がなかなかないので、新鮮でした。

 途中で紅ショウガも投入します。
豚骨ラーメンはどうしても途中で飽きが来るので、これが難点です。
しょうゆ味のラーメンですと飽きないのに、とんこつでそうなるというのはまだ食べなれていないせいかもしれません。
何か味を変えないといけないような気分になってしまいます。



 それでも5分ほどですべて食べ終わりました。
メニューにはラーメンは三種類だけですから潔いです。
その中では、「辛みそラーメン」が気になりました。
広いお店ですが場所は良いですから、これで12時過ぎると込み合うんでしょうね。
 
  メニューを見るとアルコールも飲めるようでしたから、こちらも試しに行きたいと思います。
ごちそうさまでした。

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