みたか@三鷹
今季三回目の東京ツアーです。
今回は一人旅、いつもの時間に静岡駅を出発しました。
残念ながら一人なので、車内での乾杯はありません。
何本かの電車を乗り継いで、やってきたのは「三鷹」駅です。
この駅で降りるのは久しぶりのことですね。
駅の南口を出て、目的のお店を探します。
こちらのお店は4年ほど前に一度来たことがあるので、すぐに見つけられました。
ビルの地下に降りていくと、階段には行列ができていました。
ただ今の時間は11時50分ほどですが、すでにお店の前には5人ほどが並んでいました。
私はその最後尾に並んで待ちます。
しかしこの行列がなかなか進みません。
そのうちに私の後ろにもどんどんお客さんが並んでいきます。
そして待つこと20分、何とかお店に入ることができました。
「みたか」さんは、U字型のカウンターだけ10席ほどのお店です。
ここに来たのはぜひとも試してみたいものが一つあったからです。
席に着いて、満を持しての注文です。
「ビールに竹の子」ください。
すると奥から女性の店員さんが二本の瓶を持ってきてくれました。
「今の時期はラガーと秋味がありますが、どちらがよろしいでしょうか」
「ラガーでお願いします」
わざわざ現物を持ってきてくれるとは、憎いばかりの気配りです。
「みたか」さんは接客がよく、気持ちよく過ごすことができます。
これも大繁盛されている理由なんでしょうね。
すぐにおつまみの「竹の子(200円)」が出てきました。
これはラーメン用のメンマに味の素とラーメンのたれを掛け、上に刻みネギを散らしたものです。
以前来た時にも常連さんがこれをつまみにビールを飲んでいました。
今回愛読しているブログにこの記事が出ていて、急に食べてみたくなったというわけです。
ビール(500円)もすぐに出てきてまずは1杯です。
うーん、かなり待ったせいかこの1杯はのどに染みわたりますね。
私が待っているときにもビールを飲んでいる方が数名いらっしゃいましたが、よく見ると今では私一人だけのようです。
常連さんは混みあう前の早い時間に来るんですね。
肝心のメンマですが、これも良い歯応えで美味しかったです。
目の前ではワンタンメンが作られていました。
こちらのお店のワンタンは肉ナシの皮だけというタイプです。
麺とは別にあとでワンタンの皮だけを茹でてラーメンに後乗せしていました。
このタイプは浜松の「みやひろ」さんと全く同じですね。
注文を見ているとこのワンタンメンや五目ラーメンもよく出ていました。
この「五目ラーメン」は前のお店「えぐち」さん時代からの名物で、上に乗る具もユニークです。
そうかこれも面白そうだなと思いましたが、やはり久しぶりのラーメンを注文です。
体格のいいご主人は、流れ作業でラーメンを作っていきます。
丼にタレ、味の素、刻みネギが二種類とリズミカルに投げ入れ、スープを張って出来上がり。
ここに茹で上がった麺を器用にざるで投げ入れていきます。
例えば三人前で、一人だけが大盛りというときでも、全部を同時にゆでていき、それを分けるんです。
これがほぼ1回でスパっと入るから熟練の技が光ります。
見ていても感心するほどの名人芸でした。
私のラーメンもこうやって出来上がってきました。
「お気配りありがとうございます」
丼の場所を空けるために私がグラスを横にずらすと、こういう配慮もしてくれます。
この言葉、なかなか出ないです。
面白いことにラジオにノイズが入るようで、しきりに何か調整していました。
このあたりはなかなかレトロなお店です。
電話のコードが通路に掛かってじゃまなので、女性の店員さんがそれを持ちあげ、その下を大きなご主人が腰をかがめてくぐっていました。
なるほどここでも腰が低いぞ。
さて、このラーメンです。
具にはチャーシューにメンマ、そしてナルトです。
今どき500円のラーメンはなかなか食べられないですね。
麺は中太のストレートで、かなりの腰があります。
この噛み応えは独特ですね。
この太麺のせいで、麺を茹でるのには時間が掛かることになりますが、そのぶん同時にゆでられるので、効率も良くなります。
茹でる前のものを見ると、黒っぽい感じがするのは、たぶん特注の麺なんでしょう。
スープはあっさりしたしょうゆ味です。
コクはそれほどないですが、昔なつかしい屋台風の味で、私は大好きですね。
このラーメンにもメンマはたっぷり入っていて、今日はタケノコ祭になりました。
美味しいラーメンを食べ終えて、ここでお会計です。
次回はおつまみチャーシューに、五目ラーメンいやワンタンも良いかな。
ごちそうさまでした。
今季三回目の東京ツアーです。
今回は一人旅、いつもの時間に静岡駅を出発しました。
残念ながら一人なので、車内での乾杯はありません。
何本かの電車を乗り継いで、やってきたのは「三鷹」駅です。
この駅で降りるのは久しぶりのことですね。
駅の南口を出て、目的のお店を探します。
こちらのお店は4年ほど前に一度来たことがあるので、すぐに見つけられました。
ビルの地下に降りていくと、階段には行列ができていました。
ただ今の時間は11時50分ほどですが、すでにお店の前には5人ほどが並んでいました。
私はその最後尾に並んで待ちます。
しかしこの行列がなかなか進みません。
そのうちに私の後ろにもどんどんお客さんが並んでいきます。
そして待つこと20分、何とかお店に入ることができました。
「みたか」さんは、U字型のカウンターだけ10席ほどのお店です。
ここに来たのはぜひとも試してみたいものが一つあったからです。
席に着いて、満を持しての注文です。
「ビールに竹の子」ください。
すると奥から女性の店員さんが二本の瓶を持ってきてくれました。
「今の時期はラガーと秋味がありますが、どちらがよろしいでしょうか」
「ラガーでお願いします」
わざわざ現物を持ってきてくれるとは、憎いばかりの気配りです。
「みたか」さんは接客がよく、気持ちよく過ごすことができます。
これも大繁盛されている理由なんでしょうね。
すぐにおつまみの「竹の子(200円)」が出てきました。
これはラーメン用のメンマに味の素とラーメンのたれを掛け、上に刻みネギを散らしたものです。
以前来た時にも常連さんがこれをつまみにビールを飲んでいました。
今回愛読しているブログにこの記事が出ていて、急に食べてみたくなったというわけです。
ビール(500円)もすぐに出てきてまずは1杯です。
うーん、かなり待ったせいかこの1杯はのどに染みわたりますね。
私が待っているときにもビールを飲んでいる方が数名いらっしゃいましたが、よく見ると今では私一人だけのようです。
常連さんは混みあう前の早い時間に来るんですね。
肝心のメンマですが、これも良い歯応えで美味しかったです。
目の前ではワンタンメンが作られていました。
こちらのお店のワンタンは肉ナシの皮だけというタイプです。
麺とは別にあとでワンタンの皮だけを茹でてラーメンに後乗せしていました。
このタイプは浜松の「みやひろ」さんと全く同じですね。
注文を見ているとこのワンタンメンや五目ラーメンもよく出ていました。
この「五目ラーメン」は前のお店「えぐち」さん時代からの名物で、上に乗る具もユニークです。
そうかこれも面白そうだなと思いましたが、やはり久しぶりのラーメンを注文です。
体格のいいご主人は、流れ作業でラーメンを作っていきます。
丼にタレ、味の素、刻みネギが二種類とリズミカルに投げ入れ、スープを張って出来上がり。
ここに茹で上がった麺を器用にざるで投げ入れていきます。
例えば三人前で、一人だけが大盛りというときでも、全部を同時にゆでていき、それを分けるんです。
これがほぼ1回でスパっと入るから熟練の技が光ります。
見ていても感心するほどの名人芸でした。
私のラーメンもこうやって出来上がってきました。
「お気配りありがとうございます」
丼の場所を空けるために私がグラスを横にずらすと、こういう配慮もしてくれます。
この言葉、なかなか出ないです。
面白いことにラジオにノイズが入るようで、しきりに何か調整していました。
このあたりはなかなかレトロなお店です。
電話のコードが通路に掛かってじゃまなので、女性の店員さんがそれを持ちあげ、その下を大きなご主人が腰をかがめてくぐっていました。
なるほどここでも腰が低いぞ。
さて、このラーメンです。
具にはチャーシューにメンマ、そしてナルトです。
今どき500円のラーメンはなかなか食べられないですね。
麺は中太のストレートで、かなりの腰があります。
この噛み応えは独特ですね。
この太麺のせいで、麺を茹でるのには時間が掛かることになりますが、そのぶん同時にゆでられるので、効率も良くなります。
茹でる前のものを見ると、黒っぽい感じがするのは、たぶん特注の麺なんでしょう。
スープはあっさりしたしょうゆ味です。
コクはそれほどないですが、昔なつかしい屋台風の味で、私は大好きですね。
このラーメンにもメンマはたっぷり入っていて、今日はタケノコ祭になりました。
美味しいラーメンを食べ終えて、ここでお会計です。
次回はおつまみチャーシューに、五目ラーメンいやワンタンも良いかな。
ごちそうさまでした。