静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

とんこつ焼ラーメン

2016年08月31日 06時57分54秒 | グルメ
とんこつ焼ラーメン

 夏季最後の文芸大です。
今年の浜松は、例年にも増して暑く、お昼休みはぐったりとしていますから出かける気もしません。
ファミレスにランチは無いし、ほかのお店は歩いて10分もかかりますから困ったものですね。

 そこでどうするかといいますと、以前は昼抜きにしてしまい、終わってからアルコールとともに摂取するというものが定番でした。
しかし今年から終わる時間が遅くなったのでそれも効きそうにありません。
それではと、近くのコンビニに飛び込みました。
たまにはコンビニでお弁当というのも良いですね。



 行ってみてまたびっくりです。
お客さんが詰め込んでいて、これは大繁盛ですね。
もちろん場所は市街地の外れですから、ほとんどのお客さんは車で来ています。
その駐車場がほとんど埋まっているということがすごいですね。

 お弁当の種類も豊富で、これは目移りします。
しかも競争相手がたくさんいらっしゃいますから、前で悩んでいる暇はありません。
幸いにもパッと目に付いたものがあったのでそれを取り上げてレジに向かいました。



 それがこの、「とんこつ焼ラーメン」です。
税込みで398円ですからラーメンだと思えばお手頃ですね。
ブログのタイトルのラーメンと銘打っているので、どうしてもラーメン関係のものがあると飛びついてしまうのは私の悪い癖です。
レジでは2分ほど待ってレンジで温めてくれました。



 大学に持って帰って、これを広げます。
お弁当だとどうしてもドリンクが必要なので、結局お値段は安い外食と変わらないんですが、これは仕方がないでしょうか。
蓋を取ってみるとこんな風貌でした。

 具にはかなり薄めのチャーシューが一枚に、刻みキクラゲが博多風です。
ネギもpたっぷりと掛けてありました。
麺は博多ラーメンの細麺ストレート、これを豚骨スープのたれで和えてあります。
紅ショウガも定番のアクセントですね。

 一口食べてなるほどと思いました。
これは上手く作ってありますね。
炒めた焼きそばではなく、茹でた麺の上にたれをかけたような作り方ですから、さっぱりとしています。
そうか冷凍だからこれができるわけですね。

 完成品を冷蔵してあるのではなく、半製品のままで置いてあるわけです。
これをレンジでチンすると、スープが溶けて全体に回り、そこで調理が完成するというわけです。
コンビニではこういう販売形式ですからなせる業で、うまい工夫です。
麺の歯応えがしっかりと残っているので、新鮮な感覚でいただけました。

 10年ほど前に博多の屋台店、「小金ちゃん」で初めて「焼ラーメン」を食べましたが、それを水分少な目に仕上げたような感じの焼ラーメンでした。
これ、意外に美味しかったです。
コンビニランチもたまにはありかな。
来年のためにもしっかり記憶しておきます。

 あっという間にランチは終了です。
できれば近くに吉野家さんとか、すき家さんができてくれればいいんですが、そうなることを祈りたいです。
あ、吉野家さんができれば、帰りに「吉飲み」もできるぞ。
ごちそうさまでした。


 
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うな鷹@人宿町

2016年08月30日 07時08分14秒 | 居酒屋
うな鷹@人宿町



 本日二軒目に向かったお店は、静岡では珍しい、うなぎをつまみにお酒が飲めるお店です。
少しばかり歩いて昭和通りを越え、人宿町にやってきました。
こちらが詳しくは知りませんが清水から引っ越してきたらしい、「うな鷹」さんです。



 お店の前にはメニューが出してあります。
どういうおまじないなのか、その前に12円が置いてありました。
何かいわくがあるようですが、私には分かりませんでした。
チューハイが210円とはなかなか安いですね。

 お店に入るとまず驚いたのは、カウンターでご主人と奥さんがお食事をされていたことでした。
たぶん早い時間は暇なのでその間に済ませてしまおうということなんでしょうが、私たちも驚きました。
すぐに調理場に入って出迎えの準備です。



 まずは「チューハイ(210円)」です。
普通のチューハイで悪くないですがアルコールは少し控えめでした。
さて、何を注文しましょうか。



 するとお通しが出てきました。
まぐろのお刺身で、まあ良かったです。
もちろん只ということはないんでしょうが、最初は無かったと聞きましたから、これは少し後退しました。
まずは看板のうなぎを注文しましたが、本日はお盆で材料が少なく、出来ないものが多いということでした。



 最初に出てきたものは、「きもわさ(500円)」です。
うなぎの肝をゆでたもので、ワサビ醤油でいただきました。
ホロ苦みがまたお酒を進めてくれます。



 すぐにチューハイは空いて追加をどうしようかと悩みましたが、無難なところで「瓶ビール(600円)」にしました。
こちらのお店はアルコール系統はお安い設定になっていて安心できます。
一番搾りも美味しいですね。



 次は「うなぎ豆腐(650円)」です。
うなぎの身が乗った湯豆腐といった感じで、これは珍しいです。
うなぎも多めに乗っていますからなかなか良いですね。



 しかしこちらのお店はご主人が一人でやっているようで、品物が出てくるのには結構な時間がかかりました。
もちろんうなぎですから当たり前と言えばそうですが、気の短い方には向かないかもしれません。
私たちは三人ですので、退屈することもなくのんびりと待っています。





 そしていよいよメインの焼き物が出てきました。
「くりから焼き」に「肝焼き」です。
山椒を掛けてかぶりつきますが、久しぶりのうなぎは良いものですね。
これは日本酒にすればよかったかな。

 迷いましたが瓶ビールをもう1本お代わりしました。
のんびりとうなぎで飲むのは楽しいものですね。
こちらのお店も私たちがいる間はほかにお客さんはいらっしゃいませんでした。
たまにはうなぎでもという方にはお勧めです。

 お会計は一人2000円ほどでしたが、まだ少し飲み足りません。
それではと、もう1軒寄ることになりました。
ごちそうさまでした。




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ドンドコドン酒場@両替町

2016年08月29日 07時05分43秒 | 居酒屋
ドンドコドン酒場@両替町



 両替町の端に新店の居酒屋さんができたという情報を仕入れて、このお店にやってきました。
お店の開店時間は午後5時半だということでしたが、すでに暖簾が掛かっています。
お店の前には「チューハイ290円」と看板が出ています。
しかし、「汁吹餃子製造所」という看板はインパクトがありますね。

 お店に入りますが、まだ開店してそう日にちがないせいか、一番乗りでした。
私たちがいる間も他のお客さんはいらっしゃいませんでしたから、まだまだ名前は売れていないようです。
まずは三人そろってホッピーの注文です。
グラスがデュワーズのもので、面白いですね。



 しかしおつまみのメニューがあまりなく、餃子が主体だということが分かります。
餃子があまり得意でない私はこれが悩むところでした。
とはいえ看板に書いてある通りですから、餃子も注文しておきます。



 最初に出てきたのは、ポテトサラダでした。
ポテトが大きめに切られていますが、まあ普通のポテサラでした。
お店は中年のご夫婦でやっていらっしゃるようですが、あまり手際は良くなかったです。
まあ、これから慣れていく途中でしょうね。



 さて、看板の餃子です。
こちらは名物だという、汁がたっぷりというもの。
辛子が付いているのが珍しいです。
下味が付いていてこれだけでも食べられます。



 もう一皿は、「焼き餃子」です。
こちらには柚胡椒が添えられています。
これもそれほど変わり映えのしない餃子という感想ですが、私があまり好きでないからそう感じたのかもしれません。



 ナカのお代わりです。
これももう少し大盛りにしてほしかったです。
今回は辛口の記事になりそうですね。
仕方がないのでナカ三でいくことになりました。



 もう1杯お代わりをして、追加のおつまみです。
一同悩みに悩んだ結果は、面白いものに決まりました。
それがこのスパイシーポテトです。
出来立て熱々で量もあり、実は今回一番評判が良かった一品でした。



 こちらのお店がある場所は以前ラーメン屋さんがあった場所でそれからいろいろと変わってきています。
場所が裏通りとあってなかなか集客は難しいところでしょうか。
お通しがないところは良いですが、餃子以外のおつまみにひと工夫欲しいところです。

 例えば、メニューに「焼き魚」と書いてありましたが、これも具体的に書いておいたほうがいいかと思いました。
お客さんのターゲットがいまいちはっきりしないということが気になりました。
お会計は一人1500円ほどですからまあまあというところでしょうか。
ホッピーを飲み干して二軒目に向かいます。

 ごちそうさまでした。


 

 
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よし美@藤枝

2016年08月27日 07時25分14秒 | ラーメン(静岡県内)
よし美@藤枝

 掛川駅から東海道線でひとっとび、またもや途中下車したのは藤枝です。
せっかくですからこちらでも居酒屋さんを探してみようかと思いつきました。
しかし無計画だったのはいけませんでした。
記憶を頼りにお店を探しますが、酔っぱらった頭では見つかるわけもありませんね。





 (そうだ、困ったときにはラーメン)
これなら間違うわけはないです。
藤枝駅のすぐそばにある、「よし美」さんにやってきました。
ここで名物の「ベトコンラーメン」を食べようというわけです。





 まずはお店に入りますが、先客は中年の男性がお一人だけで、空いていました。
カウンターに座って、注文を告げます。
テレビではリオオリンピックの中継をずっと流していますから、それを見ながら出来上がりを待ちます。
ご主人は奥の調理場に入って鍋を振るっていますね。



 「おまちどうさまです」
しばらくして名物の「ベトコンラーメン」が出来上がりました。
いうまでもありませんが、「ベトコン」は「ベストコンディション」の略だそうです。
見るからにおいしそうなルックスですね。



 これがどんなものなのかと言いますと、ニラにモヤシに豚肉、そしてかけらのままのニンニクをピリ辛のたれで炒めた具を乗せたラーメンです。
特徴はなんといってもこのニンニクですが、昔よりは数が少なくなったような気がしました。
モヤシもしゃきしゃきで、これは美味いですね。

 麺は中太の平打ち麺で腰は強めです。
この麺も良い感じでスープに絡みますね。
唐辛子が散らばっていますが、それほど辛くはありませんし、ニンニクの臭みもないです。
ワイルドですが、基本はしっかりとしたラーメンですね。

 「ベトコンラーメン」はこちらのお店以外では食べられませんから、こういう機会にいただいておかないと後で後悔することになります。
ここで思い出しましたが、以前名古屋で本家だといわれる「ベトコンラーメン」をいただいたことがありました。
これもまた美味しかったことを思い出しました。
最近はこういうラーメンが少なくなりましたね。



 結局今夜はこれでおしまいです。
結果的には締めの1杯ということになりましたが、お腹も膨れて大満足です。
そのまま電車に揺られて静岡まで帰りました。
本日の静岡市外編はこれで無事終了です。

 ごちそうさまでした。


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和民@掛川駅前店

2016年08月26日 07時17分27秒 | 居酒屋
和民@掛川駅前店

 今日は静岡県内のお店を巡る居酒屋放浪記です。
と大仰に書きましたが、浜松でのお仕事帰りに寄り道をしてきました。
まずは在来線で浜松から掛川にやってきました。
掛川の駅で降りるのも久しぶりです。

 今日はこちらで友人のブログで拝見した気になるお店を探すつもりです。
「食べログ」でしっかりと地図をプリントアウトしてきましたから、これを片手に街を歩きます。
しかし、どうしたことか、地図の場所にお店がありません。
どう考えてもこの近くなんですが、看板すらも見つけられませんでした。





 実はあんまりのどが渇いたので、途中の電車内で缶チューハイを1本飲み干してきました。
それが効いてきたのかもしれませんが、初っ端から困ったことになりました。
しかし見つからないものは仕方がありませんからあえなく撤退です。
とはいえせっかく掛川まで来たんですから、1軒でも行ってみましょうか。


 (後日確認したところ、お店はすでに閉店されていたことが分かりました。
もう少し早く行って行けばよかったと、悔やむことしきりです。
残念でした。)




 そこで目についたのが掛川駅のすぐ前にある「和民」さんです。
せっかくここまで来てチェーン店というのも気が利かないですが、前回気に入ったメニューがあったので、それが目当てです。
では入りましょうか。

 「いらっしゃいませ」
お店は静かでまったく空いているようでした。
一人だと告げるとカウンターの席に案内されました。
和民さんはこういう一人客用のブースがあるので、一人飲みには使いやすいです。



 「ホッピーください、お通しはなしで」
このお通しが断れるのも使いやすい理由の一つですね。
すぐに出てきたホッピー(税込み490円)は、ナカが多めで気に入りました。

 「こちらのお刺身3点盛り合わせがお勧めになっていますが?」
「ではお願いします」
まず出てきたのがこれです。



 サーモン、鯵、水だこの三点盛りで、これが税込み390円でした。
さすがにお勧めだけあってしっかりしていますね。
ますます和民さんを見直しました。



 そしてもう一品は、前回初めて食べて気に入った、「スルメイカのりゅうきゅう(税込み390円)」です。
実はこれが食べたかったわけです。
前回(静岡店)では友人と一緒だったのですこし遠慮しましたが、今回は一人ですべて独占できます。
この甘口の醤油は、イカによく合いますね。

 しかしいいことばかりではなくここに若い男女6人ほどのグループが入ってきました。
こちらからは見えない奥の席に案内されましたが、これがけた違いに騒がしくて参りました。
たぶんお店にはこのグループと私だけしかいないはずですが、その嬌声がこちらまでガンガンと響いてきました。
せっかく一人で静かに飲んでいましたが、こういうこともありますね。

 さて、私の席のすぐ近くにレジがありますが、そこに電話が掛かってきました。
お話の様子からすると予約の電話のようでしたが、それが何本もかかってきていました。
こちらのお店はグループ客に人気なんでしょうね。
接客も良く、安心して飲めるお店でした。



 すぐにホッピーは空いてナカ(200円)のお代わりです。
これもお値段の割にはしっかり量があるので嬉しいですね。
酔いが回ってくると騒がしいのも気にならなくなりますから不思議です。
これでしっかり気が済みました。



 40分ほどですべて飲み干してお会計でした。
「りゅうきゅう」は期間限定の商品だそうですが、取り扱っている間にもう一回ぐらいは食べてみたいです。
お目当てのお店には振られましたが、満足して掛川の駅を後にしました。



 ごちそうさまでした。




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