静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

ひっそり居酒屋10月と日曜日@常盤町

2015年12月31日 07時30分19秒 | 居酒屋
ひっそり居酒屋10月と日曜日



 今日は忘年会です。
会場は以前から気になっていたお店で、私は初めて行くことになりました。
名前は何とも長い名前でして、「ひっそり居酒屋10月と日曜日」だそうです。
たこ八さんのすぐそばで、青葉横丁の隣辺りにあります。



 まずは入り口ですが、これは小じゃれた感じで今風ですね。
さぞかし若い方に好かれそうな感じでしたが、その通りでお客さんは若い方ばかりでした。
「創業は大正91年」
これはもの凄い老舗ですね。



 居酒屋さんにしては珍しい引き戸で、初めは戸惑いましたが無事入店です。
予約してあったのでそのまま4人掛けのテーブル席に案内されます。
卓上にはすでにお通しが置いてありました。
これは手回しが良いですね。



 生ハムにカモの薫製で、噛みごたえのある口取りです。
店員さんが
「下のお皿が取り皿になっています」
あまり見かけない方式でした。



 まずは生ビールで乾杯です。
銘柄はサッポロですが、グラスはエビスのものでした。
さておつまみは何にしましょうか。



 すぐに出てきたのが、「おでんの盛り合わせ」です。
単価は不明ですが、おでんの単品は100円ぐらいからでした。
静岡おでんですから、カラシにダシ粉も添えられています。
おでんは良く煮えていて、けっこう美味しかったです。



 続いては野菜サラダです。
私たちが入ってきた時は空いていましたが、奥のテーブルに予約したお客さんたちが入ってきて、一気に賑やかになりました。
若い女性だけのグループで、中には小さなお子さんを連れた方も見えます。



 「馬刺し」です。
最近は生肉を食べる機会があまり無いので、つい注文してしまいました。



 チーズバゲットです。
2個で550円はなかなかのお値段ですが、いい仕事をしてあります。



 ウーロン割りに代えました。
アルコール系統は普通の取りそろえですが、ホッピーやチューハイはメニューにありませんでした。
しかし嬉しい文字を日本酒の中に発見しました。
これは注文しなくては。



 こちらは、「磯自慢」です。
冷酒だと書いてあったのでおとなしくそれに従いました。
お猪口を自分で選べるようになっていますが、デカンタには合っていませんね。
磯自慢はもちろん最高の味です。



 温かいものが恋しくなってきて、「湯豆腐」を二人前いただきました。
何とお豆腐が三角形に切ってありました。
杏仁豆腐ではなく普通の湯豆腐です。



 こちらの名物だということで、明太子入りの出汁巻き玉子です。
これはまあ名前の通りのものでした。
お店も忙しくなってきたようで、注文の出る時間も長くなってきています。



 お代わりでハイボールを注文しました。
トールグラスは見映えが良いですが、氷が多いと飲みづらいです。
2時間ほど楽しんでお会計です。
一人当たり4千円ほどでした。

 飲んべえよりも女性向けのお店だという印象でした。
ごちそうさま。

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四文屋中野北口店@中野

2015年12月30日 07時30分56秒 | 居酒屋
四文屋中野北口店@中野

 「鎌倉酒店」さんを出ていよいよ最後のお店に向かいます。
ところがお店に着いてがっかり、何と日曜日はお休みでした。
「食べログ」で書いてあった営業日が変更になったようです。
今日は2回目の肩すかしになりましたが、まあこれも良くあることです。

 しかしそうなるとまだ時間が余っていますからもったいないです。
それでもここ中野は居酒屋さんがいっぱいありますから選び放題です。
そこで目に付いたのが、「四文屋」さん。
あれ、何軒も同じお店がありますね。



 どうやら取り扱うもので名前が変わっているようです。
「魚の四文屋」「鶏の四文屋」「肉の四文屋」、これは面白いですね。
その中から適当に選んだお店は、「四文屋中野北口店」さんでした。



 まずはチューハイです。
これは税込み378円で、いよいよ最後の追い込みです。
先ほどが立ち飲みでかつしばらく歩きましたから、足も疲れてきました。
やっぱり最後は座って呑みたいですね。



 おつまみにはこんなものを選んでみました。
「冷製の盛り合わせ小(324円)」です。
どういうものなのか興味がありましたが、これは良いですね。



 お上の規制で生肉関係が全て食べられなくなってしまいましたから、こういうスタイルが出てきたんでしょう。
もちろん生肉のほうが美味しいに決まっていますが、これは仕方がありません。
でも新しい味が発見できるかもしれませんから期待しましょう。
スパイスも利いていて、カラシが良く合います。

 なおこちらのお店では珍しく席料が108円付きます。
まあ、いらないお通しが出てくるよりはよっぽどもましです。
席料を払っていると思えば、それほど飲まなくても大きな顔をして座っていられます。

 今回は中野を飲み歩いたわけですが、これほど賑わっているとは思いませんでした。
しかもお店の大きさがちょうど良いです。
落ち着いたところで、本日のツアーは無事終了。
20分の滞在でお会計は810円でした。

 その後は新宿経由で湘南新宿ライン、予定よりも少し早めの帰宅でした。
さあ、また行くぞ。

 









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鎌倉酒店@中野

2015年12月29日 07時04分46秒 | 居酒屋
鎌倉酒店@中野



 「打越酒場」さんを出ましたが時間はまだ午後4時です。
ほの暗くはなってきて、そろそろ夕暮れ時という、お酒を飲むには絶好の時間帯になってきました。
次も歩いてすぐのお店ですから、すぐに到着しました。
こちらも良さそうなお店ですね。



 「酒屋がやってる立ち呑み屋」
もうこのフレーズだけでテンションが上がります。
「鎌倉酒店」さんにやってきました。



 まずはチューハイで一息つきます。
こちらは立ち飲みのお店ですが、お会計はあとでする方式でした。
けっこう賑わっていて、中野も居酒屋ファンが多いところだなと感じました。
新宿や池袋とは少し違った、のんびりとした雰囲気のお店が多いようですね。



 つまみにはようやく煮込みです。
これが意外にボリュームがありました。
実はあまり記憶がないのですが、たぶん牛の煮込みでしょう。



 というのは中に入っている玉葱が印象に残っているからです。
煮込みに玉葱というのも珍しいですね。
まてよ、煮込みではないのかもしれません(笑)。



 ドリンクのお代わりはこちらのお店の看板になっている、「前割り焼酎」です。
芋と麦がありましたが、私はもちろん麦です。
この、「前割り」というのは、あらかじめショーチューと水を混ぜ合わせて寝かせておいたものです。

 その場で混ぜても変わらないのではないかという意見もあるかと思いますが、違います。
水分子とアルコールの分子が水素結合をしているわけですが、時間をおくことによって分散化して均一になります。
それが風味をソフトにしてくれるというわけです。
アルコールの刺激が好きだという人にはお勧めしませんが、ゆっくり飲みたい時には良いものです。



 そこでおつまみも追加しました。
先ほど食べられなかったレバーに、手羽先をお願いしました。
レバーは鶏ですが、この際文句はいいません。
今度は両方とも塩です。

 雰囲気が良かったせいか、こちらのお店では小一時間も過ごしてしまいました。
そろそろ最後のお店に行く時間です。
お会計は千円と少々でした。
ごちそうさま。
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打越酒場@中野

2015年12月28日 07時17分58秒 | 居酒屋
打越酒場@中野

 「あさちゃん」さんから歩いてほんの数分、着いた先は「打越酒場」さんです。
酒場という名前に入り口の風貌は古風な感じですが、中はいたって現代風の居酒屋でした。
この提灯と紺のれんは気に入りましたね。



 「いらっしゃいませ」
若い男性の店員さんがお一人だけで、きちんとした服装はまるでバーのようでした。
先客は若い女性の二人客だけで、カウンターの奥に並んで座っています。
私は入り口すぐのカウンターに席を取ります。

 壁に貼ってあるメニューを見ると、今月のサービスで指定のドリンクが税抜き190円だと書いてあります。
その中から名前は忘れてしまいましたが、チューハイに近いものをまずいただきます。
炭酸が1本使いで別添えになっていました。
これを丸々使って出来上がりです。



 一口飲むとこれはかなり酸っぱいですね。
すっかり目が覚めた気分です。
なお、お酒の類は前の厨房で例の店員さんが作りますが、おつまみ関係は入り口右側で別の店員さんが作り、運んできてくれるようになっています。

 限定のサービスで、「選べる刺身3種盛り」が税抜き980円のところを500円と書いてありました。
店員さんに勧められてこれはお得だと中身を選びます。
「イカにしめ鯖、それと鮪でお願いします」



 待つことしばし、お目当てのお刺身が出てきました。
器も洒落ていますが、盛り付けも良いですね。
イカが入っているので、ワサビにショウガもおかれています。

 しかしあとでよく考えてみますと、イカ、しめ鯖、鮪、全て二切れずつですから、量としては寂しいようにも感じられますね。
元値の税抜き980円では高めのでしょうね。
先客の若い女性お二人は上品に、これも190円のサービス品である赤ワインをたしなんでいらっしゃいました。

 メニューでもう一つ気になったものがあり、これも注文です。
この日はふぐが入ったようで、その関係のメニューが安く出ていました。
その中で、「ふぐ刺し」が一番気になりましたが、少し不安だったので次善策を採りました。
それがこの、「ふぐ皮煮こごり(380円)」です。



 静岡ではあまり見かけませんが、東京の居酒屋さんではわりとあるメニューです。
私はこの感触が好きなのでメニューにあるとつい注文してしまいます。
それがふぐとあっては、もう頼むしかないでしょう。
これもすぐに奥から出てきましたが、一切れ食べてびっくり、これは良いですね。



 そこでドリンクのお代わりです。
さすがに酸っぱいのは止めて、ハイボールに代えました。
もちろんこれもサービス品ですから税抜き190円という激安価格でした。

 しかしこれほど良い雰囲気のお店ですが、私が来てから他のお客さんは入ってきません。
まあ騒がしいよりも良いですが、不思議ですね。
もう1杯飲もうかと悩みましたが、そろそろ40分になりますので次のお店に行こうと決めました。

 お会計は税が付いて1360円でした。
では次のお店に向かいましょう。
ごちそうさまでした。




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やきとんあさちゃん@中野

2015年12月26日 07時46分52秒 | 居酒屋
あさちゃん@中野

 電車を乗り継いで、渋谷から中野までやって来ました。
今回の飲み歩きは中野駅周辺のお店を廻る予定です。
北口に出てメインの商店街を1本避けると、狭い通り沿いには居酒屋さんがゾロゾロと並んでいました。



 その中からまずは予定していたお店の確認ですが、調べていた通りでまだ開店されていませんでした。
まあ、当初の予定よりも30分ほど早く着いてしまいましたからこれは仕方のないことです。
そこで、適当なお店がないかと通りをぶらぶらします。
今日は日曜日だからでしょうか、意外にも営業されている居酒屋さんがけっこうありますね。



 その中からこちらのお店、「やきとんあさちゃん」を選びました。
ここは全くのーマークでしたが、ビニールのカーテンが良いですね。
それでは中に入ることにしましょう。

 「いらっしゃいませ」
奥の方のテーブル席はもう出来上がっているようで、けっこう賑やかでした。
一人だと告げるとカウンターの席に案内されました。
カウンターはまだ一人もいない状態です。



 まずはホッピーで中野飲みのスタートです。
まだ酔いが回らないうちに二軒目三軒目のお店を確認しておきます。
タブレットで地図を出してみると、都合の良いことにすべてこの近辺に集中していますから移動も楽にできそうです。



 お通しはモヤシの茹でたものでした。
これが冷蔵庫から出したばかりの作り置きで、がっかりしました。
税込み206円ですが、お通しには批判的な私です。



 さて、私はカウンターの一番奥に座りましたが、この場所は良くなかったようです。
と言うのも、左手が厨房への出入り口になっていて、そこを開けて店員さんが出入りしていきます。
狭いわけではありませんが、背中を何度も擦られるのは気持ちが良いわけではありません。



 そんな文句を言いながら待っていると、焼きとんが出来上がってきました。
「たん」「かしら」「シロ」いずれも1本124円です。
初めはレバーを注文したんですが、日曜なので仕入れがないということでした。

 味付けを聞かれるのも面倒なので、もちろん全部タレでお願いしました。
一皿ごとにカラシを付けてくれるのが面白いです。
私はどちらかといいますと一味の方が好みです。
この中では脂身の多いカシラが美味しかったです。

 焼きとんは全て目の前の焼き台で店長さんらしい方が焼いていました。
見ているとなかなかの手さばきで、実力のあるところがよく分かります。
無駄のない流れ作業を見ているとホッピーも進みますね。



 少し遅れて、今度はその店長さんから直接「つくね(144円)」が出てきました。
これは注文を受けてから形を作ってそのまま焼いたものですね。
非常に柔らかく、美味しいつくねでした。



 ホッピーのナカをお代わりです。
こちらは税込み206円ですから安い設定でした。
これでちょうどソトを使い切りました。

 しかしこちらのお店も繁盛されていますね。
午後3時だというのにお客さんもだいぶ入ってきました。
グループの方がほとんどで、一人客は私ともう一人の年輩男性だけでした。

 接客をされているスタッフの黒いTシャツを見ると、背中には「串かつでんがな」と書かれてありました。
あれ、これは同じチェーン店なのかな。
そうこうしているうちに予定の時間も過ぎてお会計です。



 消費税込みで1339円也でした。
ごちそうさまでした。
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