静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

麺処わた琉@らーめん駅伝第4区

2019年12月31日 07時25分23秒 | ラーメン(静岡市内)
麺処わた琉@らーめん駅伝第4区



 新静岡セノバのフードコートで行われているイベント、「ラーメン駅伝」です。
今日は久しぶりにそれに出かけていきました。
このイベントですが、全国の有名なラーメン店が周期的に入れ替わって出店するというものです。
平日の午前11時、まずはセノバにやってきました。



 しかし、お店を見てびっくりしました。
なんと駅伝は4店目になっていたんです。
前回食べたお店は2店目でしたから、いつの間にか一つ飛ばしてしまったということです。
そんなわけで今回のお店は、「麺処 わた琉」さんです。

 看板の左にある「アブリ」さんは1週前に終わっていました。
まあいいかとお店の前に行って、ラーメンを注文します。
メニューは「鶏塩ラーメン」で税込み825円をお支払いしました。



 こちらもお店の前で出来上がるのを待つシステムで、3分ほど待たされます。
何とかラーメンが出来上がって、置いてあるコショーを掛け、トレイを持って席まで運びます。
あれ、見本の写真とはだいぶ違う風貌ですね。



 具には薄切りの豚チャーシューが二枚にミニトマト半切りが二つでした。
あとが刻み玉ねぎも入っています。
麺は私好みの細麺ストレート。
小麦の風味が感じられる美味しい細麺でした。



 そしてスープが美味しいです。
上品な鳥だしのスープで、これはいい出来ですね。
このスープはやはり細麺で正解です。
プチトマトもこのスープには合ってますね。



 あっさりと完食して器を返却口に返します。
これでらーめん駅伝は3店目の制覇になりました。
来年からですが、次に出て来るお店は、「まぐちゃんラーメン」さん。
煮干しラーメンだそうで期待が持てそうです。



 そしてこのラーメン駅伝は、どうやらもう1年継続されるようでした。
1店が1ヵ月ほどですが、たまに早く終わるお店もあるので、よく見ておかないと間違います。
もう少しネットで宣伝しておけばいいのにと思いますが、検索してもうまく見つからないのは、企画者にやる気がないのかな。



 とはいえ満足してブースを後にしました。
ごちそうさま。

「静岡ラーメン放浪記2」いつもご愛読いただきありがとうございます。
これで2019年は無事終了いたしました。
来年もよろしくお願いいたします。

 皆さんよいお年を

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老酒舗@御徒町

2019年12月30日 07時11分18秒 | 居酒屋
老酒舗@御徒町

 「神田屋」さんを出て、山手線で御徒町に戻ります。
というのは、昼にアメ横を散策した時に面白そうなお店を見つけてしまったからです。
それが気になって、最後に行ってみようということになりました。
こういうところが飲み歩きの良いところです。



 御徒町の駅前の広場ではパンダが二頭美味しそうにササを食べています。
上野でパンダは大人気です。
こちらは巨大なパンダです。



 そろそろ夕暮れ時で、暗くなってきましたが、この日は最後まで暖かく快適でした。
そしてすぐにお店に着きました。
こちらが「老酒舗」さんです。
中華の怪しげな雰囲気が最高ですね。



 お店に入るとやはり中華系の方の経営で、中国語がメインでした。
それほどは混んでいなく、すんなりとテーブル席に着きます。
ここでは「瓶ビール(税抜き650円)」を注文しました。





 すると本日初めてとなる「お通し(300円)」が付いてきました。
中華なんだから、日本の悪しき風習を真似しないでいただきたいところですが、郷に入ればということでしょうか。
中華風に味付けしたものでまあそれなりの味でした。



 注文したのは、「青菜炒め(600円)」です。
期待していましたが、これも平凡な炒めでした。
味もそうですが、困ったことが起こりました。



 というのは、青菜を一口食べたら、歯にガリっと当たるものがあったわけです。
歯でも欠けたかと思いあわてて調べると、こんなものが入っていました。
洗いが不十分だったのか小石が混入していたようです。
クレーマーではないので、お会計の時に注意だけしましたが、気を付けていただきたいものです。



 もう一皿は「もつ煮(580円)」です。
唐辛子がザクザク入っていますが、それほど辛くはありません。
こういうモツも美味しいですね。



 壁のメニューを見ると、漢字ばかりでなかなか読めませんが、日本語で説明が書いてあるので安心です。
本日はこれで無事終了、お会計は2673円でした。
ごちそうさまです。

 さて、帰りの東海道線ですが、乗り継ぎの時に駅の自動販売機で変わったものを見つけました。
面白いのでこれを購入してみました。
これは友人のもので、「シジミのお味噌汁」だそうです。
中に具はまったくなくて、汁だけの缶詰でした。



 友人が飲んだ感想は、「美味しくはない」でした。
もう一つは私のチョイスで、「ふかひれスープ」です。
私の感想も全く同じで、「美味しくはない」でした。
まあ、チャレンジする精神は大切です。



 これで今年のツアーは終わりです。
あとは来年。
おつかれさまでした。



コメント (2)
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神田屋@神田

2019年12月28日 07時27分38秒 | 居酒屋
神田屋@神田



 「江戸っ子」さんを出て、次のお店を探します。
今度はすぐに見つかりました。
というのもお店のある場所が良くてかなり目立つからですね。
こちらが「神田屋」さんです。



 お店に入ると開店間もないせいか空いていますね。
立ち飲みなので、厨房の前あたりのテーブルに席を取りました。
まずは「バイスサワー(税込み242円)」で乾杯です。
ナカソト別ではなく、作った状態での登場です。



 おつまみはまず、「土手もつ煮込み(319円)」です。
下にフライドポテトを敷いてあるのが面白いですね。
モツは豚のシロで、これは既製品かな。



 もう一品は、「馬肉ユッケ(550円)」です。
卵黄を混ぜていただきますが、さすがにボリュームは少ないです。
甘口のたれが美味しいですね。



 前にあるメニューで見つけた「特選珍味盛」が気になりますね。
これは日本酒に合いそうです。
バイスはすぐに空いてしまい、「ホッピーセット白(418円)」に替えます。



 今度は間違いなく白ホッピーです。
メニューにホッピーがあるといつも注文してしまします。
ここで面白いものを見つけてしまいました。
 


 前にあるメニューの中にはこういうものがありました。
「活沢ガニの唐揚げ」
当然私には無縁のものですが、なぜ気になったのかというとこれです。



 なんと厨房の傍らには水槽があります。
そこにうごめいているのが例の沢ガニです。
ガサゴソガサゴソと音が聞こえてきそうな気もします。
皆さんここで出番を待っているというわけでした。

 ひょっとしたら「こいつとこいつと」なんて御指名もできるかもしれません。
私たちがいる間には注文がかからなかったので詳しくは分かりませんが、一度見てみたくなりました。
とはいえおつまみの追加です。



 焼き物で、「焼きかしら(242円)」です。
串焼きではなく、そのまま焼いた状態で出てきました。
何となく上品な感じですが、味は焼きとんそのもので美味しいです。



 ここでもナカ(187円)のお代わりです。
これで二杯目のホッピーをのんびりいただきます。
そこにもう一皿が出てきました。



 同じく鉄板に乗った焼とんで、「得レバー(209円)」です。
にんにくが乗っているところがまた良いですね。
でも私はやはり串焼きのほうが好きです。

 ここでものんびり1時間ほど立ち呑んでお会計です。
二人で税込み2761円でした。
これは少し食べすぎたかな。

 ごちそうさまでした。





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江戸っ子@神田

2019年12月27日 07時07分24秒 | 居酒屋
江戸っ子@神田

 「いこい」さんを出て、上中里から神田まで戻ります。
今日のメインはここです。
まずはいこいのご主人に聞いたお店を探します。

 「そういえばお客さんから神田で、酒屋さんがやってるお店があって、良いと聞いた」
こういう情報ですが、困ったことにお店の名前も、場所もさっぱりわかりません。
とりあえず駅のそばだというので、神田駅を1周回りましたが、そのようなお店は見つかりませんでした。
まあこれはそのうち探すことにしましょう。



 捜し歩いて足も疲れたので、あきらめて適当なお店を探します。
すると面白そうな看板が目につきました。
「都内最強! 一人飲み回転寿司」
ここにしましょうか。



 お店の名前は「江戸っ子」さんです。
しかしこの江戸っ子というお店は神田駅の近くにも数軒あって、どれがどれなのかよくわかりませんね。
メインは回転寿司で、意外に良いお値段でした。
お昼時を過ぎたのでそこそこ席が空いています。



 私たちはカウンターに並んで座ります。
女性の店員さんがタッチパネルをオンにしてくれました。
最近の回転寿司さんはこういう注文の形式が多くなってきましたね。
まずは目玉商品の、「ほろ酔いレモンセット(税抜き490円)」を二つ選びます。



 これはお刺身にレモンサワーが付いたセットです。
回転寿司なので目の前のレーンをお寿司が流れていますが、あまり種類が多くありません。
見ているとお客さんはほとんどがパネルでの注文で、それが中央のレーンを高速で注文された前まで流れてきます。

 しかし私たちのほろ酔いセットはレーンではなく、店員さんが運んできてくれました。
同時に絵皿が二枚積まれます。
これがお会計の時のカウンターになるようです。



 まずはレモンサワーです。
このアルミのグラスは持った感触はいいですが、冷めやすそうな気がします。
冬場はいいですが夏の暑い時はびしょぬれにならないのかな。
なお、アルコールは軽めですね。



 そしてお刺身の三点盛りです。
白身ですが、名前はまったくわかりません。
でも、美味しいお刺身ですから文句はないですね。
このセットで税込み490円なら御の字です。

 場所がいいのかお客さんが途切れることはありません。
面白いのはお一人だけでしたが、テイクアウトの方がいらっしゃいました。
出前よりも回転寿司でテイクアウトが時世ですね。
店員さんは中華系の方のようで、クールな接客が都会らしいです。



 見ていると私たちもお寿司が食べたくなりました。
そこでつまみ代わりにもなる巻物を二皿注文です。
「鉄火巻き(180円)」に「かんぴょう巻き(100円)」です。



 江戸っ子だってねえ、神田の生まれよ
やっぱり鮨は神田に限るね。
なお、アルコール類はそれなりのお値段でしたから、ここはこれだけでお会計をしました。

 注文はタッチパネルでデジタルですが、お会計はアナログです。
お会計のボタンを押すと店員さんがやってきてお皿を数えます。
それをレジに伝えて計算するわけです。

 神田で、刺身つまみに酒飲んで、寿司食って。
お会計は二人で税込み1380円でした。
今日は豪勢に遊んでやったぜい。
ワイルドだろう。


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上中里いこい@リジェンドと

2019年12月26日 07時17分58秒 | 居酒屋
上中里いこい@リジェンドと



 ランチの後はアメ横のお散歩を楽しみます。
アメ横も最近は外国の方のお店が増えてきていますね。
しかし私たちの目に映るのは居酒屋さんです。
平日の昼下がりですが、上野界隈の居酒屋さんはけっこう開いていて、どこも賑わっていました。



 その中でも目を引いたのがこのお店です。
ドリンク4杯に天ぷらの盛り合わせで1100円は嬉しいですね。
これはしっかりキープしておきましょう。



 しかし今回は最初のお店は決めています。
ぶらぶら歩いて上野に着き、そこから京浜東北線に乗りました。
降りた駅は「上中里」です。
今回が二回目になりますね。



 駅を降りてすぐにあるお店、「いこい」さんにやってきました。
ここはとにかく駅の前ですから迷うことはありません。
引き戸を開けて中に入ると、先客がお二人いらっしゃいました。



 私たちは調理場の反対側に席を取ります。
と言っても立ち飲みですから、荷物を置くだけです。
厨房にご主人はおらず、おかみさんが手配をしています。
まずは口頭で、「ホッピーセット(340円)二つ」と注文しました。



 わざわざ外を回って持ってきてくれましたが、この店舗は構造が悪く、使い勝手がよくないですね。
受け取ると同時におつまみも発注します。
しかしホッピーで気が付きました。
そうだ、いこいさんではスタンダードが「黒」でした。



 次に出てきたおつまみは手渡しで受け取ります。
おなじみ「煮込み」と「あら煮」です。
ではではカンパーイ。
なおお支払はすべてキャッシュオンの都度払いです。



 先客は年配の男性がお二人で、それぞれ別のテーブルで飲んでいます。
あとは外にもいたようでしたが、いつの間にか帰られていました。
私たちが来ると、そのお客さんたちも順次帰って行って、お店は私たちだけになりました。

 片付けに出てきたおかみさんに、「静岡から来たんですよ」というと、かなり驚かれていました。
これがあとで面白い展開を呼ぶわけです。
しばらくしてご主人が来て、選手交代です。
これはお食事休憩だったのかな。

 今度はおかみさんがお買い物で外に出て行きました。
ご主人はあれこれと仕込みに忙しい様子です。
交代の時におかみさんが、ご主人に私たちのことを話してくれました。
そしてこれがきっかけで、あれこれとご主人との会話が弾みました。

 「赤羽のいこい」さんではこういうことは見たこともありませんでしたが、他にお客さんがいないということもあったんでしょう。
何しろ「いこい」さんと言えば、立ち飲み居酒屋さんの筆頭です。
その初代店長さんからいろいろとお話が聞けるんですから、信じられない気分です。
立ち飲み界のレジェンドが、淡々と語るお話を興味深く聞かせていただきました。

 お話の内容はもちろんオフレコですが、「タキオカ」さんや「晩杯屋」さんなど、多くの立ち飲み居酒屋さんはいこい本店で修行された方が始めています。
もう20年ぐらい前になりますが、私が赤羽のいこいさんでご主人を初めて見たときに、その仕事ぶりの凄さに感動しました。
その憧れの大先輩とさしで会話できるとは、いいもんですね。



 お酒も進んで、ナカのお代わりです。
つまみは「きんめ刺身」に「煮魚」を注文したんですが、勘違いなのかもう一度同じ「あら煮」が出てきてしまいました。
これはたぶん、私の言い方が悪かったんでしょう。
お話もさらに進みます。



 さて、このお店ですが、かなり効率が悪い造りになっています。
製氷機が客席にあるので、ご主人はわざわざこちら側に来て取らざるを得ません。
いまはお客さんがいないので良いですが、混んでくると困ったことになりそうです。
たぶん前は別の形態のお店だったので良かったんでしょうが、いまは席も狭いし使いにくいですね。

 ご主人にお聞きすると、やはり赤羽と違って上中里はお客さんの入りは悪いということでした。
皆さんぜひ応援に行ってやってください。
私もこれからは東京に行くたびにここに顔を出そうかと思っています。

 結局私たちがいる間は他にお客さんは入りませんでした。
2杯目のホッピーが空いて、これでお店を後にしました。
ご主人いつまでも元気で頑張ってくださいね。

 ごちそうさまでした。


 

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