静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

市々ラーメン@泉町

2016年10月31日 07時13分53秒 | ラーメン(静岡市内)
市々ラーメン@泉町

 今日のランチもラーメンです。
ぽつぽつと小雨が降っては来ましたが、その合間を縫って自転車で出かけます。
国道1号線を越えて向かった先は泉町の「市々ラーメン」さんです。



 お店の前に自転車を止めて中に入ります。
黄色の看板と赤色ののれんが目立ちますね。
主導のドアを開けて中に入ると先客はおらず私が一番乗りでした。
スポーツ新聞を片手に、カウンターの奥に座りました。

 お冷やが出て、注文はお店の名前が付いた「市々ラーメン(630円)」にしました。
こちらのお店ではかき揚げが乗ったラーメンが有名ですが、今回はスタンダードなものにしておきます。
注文を受けてご主人が準備に取り掛かりました。



 その間に私はコショーの準備です。
こちらのお店ではラーメンに入れるコショーは自分で粒から作らなくてはいけません。
テーブルにはすり鉢と粒コショーが置いてあって、これを好きなだけすりつぶします。
このコショーは結構固く、いい食前の運動になりました。



 しばらくたっていよいよラーメンが登場です。
これはちゃんと横から持ってきてくれます。
「おまたせしました」
独特の丸く大きな丼ですね。



 具にはチャーシューが一枚にメンマとノリ、そしてカマボコも一切れ乗っています。
ここにまずはコショーを掛けておきます。
ぷーんと引き立ての香りが立ち上って、これは食欲が増します。

 スープは薄口で、塩ラーメンのような感じです。
これは実にあっさりとしたスープです。
麺は細麺のストレートで、この茹でかげんが絶品でした。
やや硬めにゆでられていて、歯ごたえが実に良かったです。

 驚いたのはチャーシューで、ゆで豚ではなく本格的に作られた焼き豚でした。
これは最近のラーメン店ではめったに見かけないチャーシューです。
このチャーシューは旨いです。
そしてメンマですが、甘めの味付けでこれも良かったですね。

 唯一の欠点がこの大きな民芸調のレンゲです。
これって使いにくいし、置き場所にも困りますね。
コショーを多めに入れたのでしっかりピリ辛のラーメンになりました。
辛いものがお好きな方にはこれがお勧めです。

 さて、こちらのお店にはすでに何回か来たことがありますが、今回は実に9年ぶりほどです。
というのもお店の閉店情報を耳にしたからでした。
お店の入り口にはやはりその告知が出ていました。
残念ながら今月10月末での閉店だそうです。

 30年ほどの営業ですから、長く地元で親しまれたお店です。
残念ですがこれも時代なのでしょう。
静岡市内からは、だんだん老舗のラーメン店さんが消えて行ってしまいますね。

 美味しいスープだったのでつい飲み干してしまう寸前でした。
お腹も一杯になってお会計です。
この美味しいラーメンが1杯630円ですからうれしいものです。



 ごちそうさま、そしてご苦労様でした。


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八芳苑@藤枝

2016年10月29日 07時15分30秒 | ラーメン(静岡県内)
八芳苑@藤枝



 餃子の眞ゆみ」さんを出て車で数分、目指すラーメン屋さんに着きました。
こちらが本日のメインで、「八芳苑」さんです。
私は初めての訪問になります。
お店の前の駐車場に車を止めて、中に入ります。



 「こんばんは」
時間は正午に10分ほど前ですが、こちらのお店も私たちが初めてのようでした。
割合に広いお店ですが、私たちは靴を脱いで座敷席に上がります。



 メニューを見て驚きました。
「ラーメン300円」
これに消費税が付くそうですが、それにしても安いです。
さすがは藤枝、いろいろなお店があるものです。



 こちらにもビールがありましたが、さすがに今回はラーメンだけにしておきます。
なお、注文は紙に書いて渡す形式になっていました。
お冷やに紙おしぼりが出て、注文を伝えます。
私がそのラーメン、友人はなんとラーメン大盛りでした。

 お店は年配のご夫婦だけでやっていらっしゃるということです。
なんでこんなに安いんでしょうかと尋ねたところ、二人だけでのんびりとやっているからだと答えられました。
それにしてもこれは大したものです。



 そして意外に早く出てきたのがこのラーメンです。
いやいや、これが税抜き300円とは驚きました。
間違いなくきちんとしたラーメンです。



 具には厚めのチャーシューが一枚に、メンマとナルトにワカメまでついています。
麺は細麺の縮れ麺で、普通に腰があります。
さすがにスープはしょうゆが勝っていますが、素朴な味でした。
コショーがよく合う、昔懐かしい中華そばという感じです。



 こちらは友人のラーメン大盛り(400円)です。
丼が違うのが面白いですが、意外に量があって持て余し気味だったようでした。
すると私たちの後から、お客さんが続々と入ってきました。
それもすべてグループ客で、座敷席がすべて埋まってきました。

 帰り際には駐車場もすべて埋まってしまうほどの込み具合ですから、これは人気がありますね。
お子さん連れで来るのにはちょうどいいお店なんでしょうか。
私は先ほどの餃子と合わせてほぼ満腹でした。

 お会計をすると消費税分が加算されますが、二人合わせて750円ということで端数はサービスでした。
これもさらに泣かせますね。
ご夫婦はかなりの年配ですからお仕事も大変だと思いますが、末永く頑張っていただきたいお店でした。

 これで久しぶりの藤枝はすべて終了です。
ごちそうさまでした。

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餃子のお店眞ゆみ@藤枝

2016年10月28日 07時23分35秒 | 居酒屋
餃子のお店眞ゆみ@藤枝

 今日のランチは藤枝です。
と言っても電車で行くわけではなく、運転手付きのツアーで出かけました。
まことに持つべきものは友人ですね。



 時間は午前11時を少し過ぎた時分で、無事お店に着きました。
こちらが、藤枝市高岡にあるお店「餃子のお店眞ゆみ」さんです。
駐車場に車を止めて、お店に入りました。
先客はおらず、私たちが一番乗りのようです。



 風流な椅子が並んでいるカウンター席に座ってメニューを見ます。
今日は運転手がいますから私は安心してビール(600円)で一杯です。
キリンの中瓶ですが、ランチタイムにはこれぐらいが適量ですね。
まずは一人で乾杯です。



 お通しにポテトサラダが出てきました。
ポテトとニンジンが厚切りでゴロゴロしています。
これは結構なボリュームのあるポテサラですね。
なお、おまけに粉末茶で入れた温かいお茶も出てきました。



 そしてメインの焼餃子(500円)です。
お店の看板商品ですからこれはぜひとも食べておくべきでしょう。
皮は薄目で具はざく切りになっていました。
以外にもニンニクが結構効いていますね。

 これをラー油多めの酢醤油でいただきます。
小ぶりで食べやすい餃子ですが、皮が柔らかめなのでくっついてしまい、後半はバラバラになってしまいました。
お話をしながらのんびり食べていたので、これは失敗でした。
まあ味は変わりませんから大丈夫です。

 そこに新しいお客さんです。
こちらはかなりの常連さんらしいご年配の女性で、どうやらお任せのランチのようでした。
こういうところは地元に密着したお店だということがよくわかります。
会話も弾む様子で、これは楽しいお店だという印象でした。

 なお、相方は餃子と煮豚の定食でしたが、あれこれと小鉢が並んでいて彩り鮮やかなセットでした。
たぶんランチタイムはこれが人気なんだと思います。
お店は女性がお二人でやっていて、接客も丁寧でした。



 するとおかみさんがこんなものを出してくださいました。
竹下夢二の絵を使ったうちわで、毎年常連さんにお配りするということでした。
最近はうちわもプラスティックのものが主流で、竹製のものはほとんどお見かけしませんから、貴重品ですね。

 実はこの後でもう1軒ラーメン店を回るということなので、餃子だけにしておきました。
ビールを飲み干してここでお会計です。
二人合わせて2300円の軽い昼飲みでした。

 ごちそうさまでした。



 
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さんきゅう亭@鷹匠

2016年10月27日 07時30分08秒 | 居酒屋
さんきゅう亭@鷹匠





 今日は6時からの飲み会です。
場所は鷹匠の「さんきゅう亭」さんで、私は二回目の訪問になります。
ところがお店をうっかり勘違いしていて、集合時間に少し遅れてしまいました。
まあ、近くのお店と間違えたので、被害は少しで済みましたが。



 すでにメンバーはそろっていて、まずは生ビールで乾杯です。
席はカウンターでしたが、なんとテーブル席はすべて予約済みという繁盛店です。
入口近くの席ではサラリーマン風の団体が賑やかに宴会中でした。



 おつまみの一番手は冷ややっこです。
シンプルなもので、こちらは絹ごしです。
ご主人一人で作っているので、厨房は大忙しという状態でした。



 今日のおすすめだというお刺身です。
見事なまぐろで、厚切りの美味しいお刺身でした。
中でも中トロは良かったです。



 もやしと蒸し鶏のゴマダレ風味です。
量があってしかも早く出てくるという、お店のおすすめ商品です。
おでんが選べるということで、各自二品ずつを紙に書いて注文しました。



 それもすぐに出てきました。
串に刺された糸こんにゃくが良いですね。
最近の糸コンはこういうスタイルが多いようです。
注文の品が一気に出てきたので、カウンターも賑やかになってきました。





 そこでドリンクはショーチューのボトルを入れます。
720ですからこれなら何とか空けられそうです。
他のお客さんは一升瓶で入れている方がほとんどでした。
これを炭酸で割ってチューハイを作ることにしました。



 自作ですとどうしても濃い目にしてしまうのは貧乏性が出ていますね。
この辺りで予約のお客さんが入り、お店は満員の盛況ぶりです。
もう一つ焼き物でも注文しましょうか。



 焼き鳥に、鶏レバーです。
一人1本ですが、結構なボリュームで驚きました。
これは食べ応えがありますね。

 そのあともチューハイをじゃんじゃんと作って飲み干します。
後半は少し苦しくなりましたが、なんとか無事にボトルを空けられることができました。
ここでお会計ですが、思ったよりも安くできて驚きました。
これは人気があるのも頷けますね。

 難点は一人ですと入りにくいことでしょうか。
団体客にはお勧めです。
今日はこれだけで大人しく帰りました。
ごちそうさまでした。
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吉野家@うなぎの誘惑

2016年10月26日 07時16分31秒 | グルメ
吉野家@うなぎの誘惑



 さて、全般ご報告の通りで、吉野家さんの380円割引クーポン券をめでたく手に入れました。
それをさっそく使ってやろうと、今日はお仕事前に浜松駅前の吉野家さんに飛び込みます。
今日はカウンター席はすべて空いていました。



 メニューを見てすぐに注文です。
今日は今まで食べたことのないものをと、「麦とろ」を食べるつもりです。
ところがそのお隣の「鰻皿」というのが目に留まりました。
(これだ!)

 「すいません、この麦とろ鰻皿をお願いします」
サービス券があると気が大きくなっていたんでしょうか、その場で注文変更です。
よく見てみるとお値段は吉野家さんでは破格の880円、これは先日いただいた「松茸牛丼」を超える高価格でした。



 「おまちどうさまです」
さすがは吉野家さんで、あっという間に出てきました。
そのスピードぶりには驚きますね。
さらにはお茶もおまけに加えてきました。



 この麦とろ鰻皿は、うなぎに麦とろ飯、そこにとろろと小鉢に味噌汁もついたセットです。
まずはメインのうなぎです。
さすがに小ぶりのようですね。
これには山椒の小袋がついていました。



 ご飯が面白いですね。
普通の白いご飯の上に麦が乗っています。
これを混ぜると麦飯が完成します。
麦の入ったご飯をいただくのは久しぶりですね。



 そしてもう一つのメインがこのとろろです。
まずはうなぎだけをおかずにして食べ、後半にはとろろを麦飯にかけていただきます。
量はやや少なめですね。



 小鉢はオクラです。
こちらはネバネバつながりということでしょうか。
下味はついていないようなので、お醤油をかけてから口直しとしていただきました。
さらにはお味噌汁もいい仕事をしていますね。

 しかし待望のうなぎがあっという間に消えてしまいました。
美味しいんだけれど、かえって火がつけられたような気分でした。
今回はさすがに紅ショウガは参加できませんでしたが、これは当たり前でしょうか。
小食の私でも何か物足りない気分でしたから、これが鰻の実力でしょう。



 お茶を飲み干してお会計です。
880円のところ、クーポン券で380円引き。
お支払いはジャスト500円でした。
すると

 「また集めてください」
同じクーポン券を1枚渡されました。
これで余分の券が二枚ですが、これでも1枚足りませんから憎らしいところですね。

 今回は「𠮷飲み」を除く純粋なお食事代金としては最高値でした。
ごちそうさまでした。
(クーポン券の配布はすでに完了されています)


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