静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

食為天@根津

2023年12月26日 07時07分47秒 | 居酒屋

食為天(スーイーテン)@根津

 12月19日火曜日です。
今日は今期二回目の東京ツアーに出かけてきました。
まずは定刻通りに静岡駅を各駅停車の電車で出発です。
気のせいかいつもよりも混んでいる気がしました。

 とはいえ東静岡駅で無事座ることができ、熱海で上野東京ラインに乗り換えます。
今回は三回乗り換えをする行程で、私としては初めてのケースになります。
次は小田原で湘南新宿ラインに乗り換えます。
そしてもう一度ですが、大船で乗り換えるのを間違えて戸塚まで来てしまいました。

 まあ乗り換えるのは同じ電車なので問題は無いんですが、寒い駅のホームで少し待たされました。
本日の目的地が上野なので、ここで今度は上野東京ラインの高崎行きに乗り換えたわけです。
面白いことにこうすると最初の上野東京ラインでそのまま来るよりもだいぶ早く着くんですね。
電車は無事上野駅に到着しました。

 

 上野駅から歩いて本日1軒目のお店を目指します。
その途中科学博物館ではこんなものが目に留まりました。
まずはラムダロケット用ランチャーです。
さらに進んでいくと巨大な鯨も出てきました。

 

 公園の広場では年配の方が集合していて、何かのイベントでしょうか。
あれこれと見て回って、言問通りにたどり着きました。
なお今回はナビを使わないで地図を見ながら歩いていきます。
確かこの辺だろうとあたりをつけていくと、これがビンゴで無事お店が見つかりました。

 

 こちらが、「食為天」さんという中華料理のお店です。
では中に入ることにします。
ただ今の時間は11時50分ですから上野駅から20分ほど歩いたことになります。
するとお店は意外に空いていました。

 

 女将さんに一人ですというと奥の二人掛けテーブル席に案内されました。
先客は三人ほどで、そのすべてが中華系の方でした。
というのは私以外の方の会話が全て中国語だったからです。
メニューを眺めてあれこれと考えます。

 迷っているうちにおかみさんが来たので、とりあえずファーストオーダーです。
「豚足(300円)」と「白酒(500円)」をお願いします。
白酒はどうやって飲むのかと聞かれて、炭酸割りと答えました。
白酒は中国の蒸留酒ですが、お店で飲むのはかなりのお久しぶりです。

 

 そしてまずはその「白酒」が出てきました。
うわー、これはけっこうな量だな。
そして初めてとはいえこれが大誤算でした。
まずは一口飲むと。

 

 これが濃いんです。
色目では全く分かりませんがアルコールの濃度が半端なかったです。
一応炭酸で割ってはあるんですが、それでもショーチューのストレートぐらいはありそうでした。
後で調べてみたらアルコール濃度が50パーセントぐらいのものでしたから、炭酸割りでも濃いはずです。

 

 1軒めからこのガツンと来るドリンクでは、この先が心配になりますね。
このままでは到底飲み続けることができず、途中からはお水を追加してさらに薄めて飲みました。
そして豚足も出てきましたが、これがまたすごいボリュームです。
どうですか、この量でお値段が300円ですから、今どき信じられないですね。

 

 そして柔らかく煮込まれた豚足が絶品でした。
しかし困ったことにこの豚足が出たときに私はもう一皿追加で注文をしていたんです。
その豚足が半分ほど残っているときに今度は定食がやってきました。
これもまたすごいボリュームですね。

 

 注文したのは「ハチノスの麻辛炒め(880円)」でした。
そのハチノスに、ご飯とスープ、お漬物に豆腐の煮物も付いています。
これはご飯を半分というべきでした。
とはいえなんとか豚足を食べ終わって、お皿を横に外します。

 

 しかしこのハチノス炒めの見事なこと。
具には大量のハチノスに、きくらげ人参玉ネギにニラです。
さらには刻んだトウガラシがこれでもかと入っています。
とはいえこのトウガラシはそれほど辛くはありませんから、普通に食べられました。

 

 そしてお豆腐の煮物ですが、一見はマーボー豆腐に見えました。
しかしこれは別物で、お豆腐の煮物といった感じでした。
味付も甘口で特徴がありませんが、箸休めですから問題はないです。
そして中華スープも付いていました。

 

 卵白を流した薄味のスープで、入れ物がかわいいですね。
そしてお漬物は意外と美味しかったです。
しかしこのご飯が難物でした。
おかずを残すわけにはいかないのでハチノスから最優先で食べ始めますが、やはりご飯が進みませんでした。

 

 食べながら白酒を飲み続けますが、これが濃すぎてなかなか減りません。
さらに水を追加して薄めますが、20分も経過していまだにこの状態です。
この時点ではアルコール濃度が半分ほどに薄まっていますね。
料理が減っていくとお皿のもようが見えてきました。

 

 こちらのお店は器に特徴がありますね。
お店にはお客さんがどんどんと入ってきます。
その過半数が中華系の方で、皆さん中国語での注文でした。
中には日本人のグループ客もいて、がっつり食べています。

 

 その中のお一人がご飯のお代わりをされていましたが、私の分を分けてあげたかったです。
そして格闘すること50分、ここまで減らしましたが、ついにギブアップです。
申し訳ないですが、ここでお会計をすることにしました。
次回もし行くことがあったら、注文は半分にしないといけませんね。

 

 けっこう酔いも回って、満腹以上になりました。
どうもごちそうさまでした。

 


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