静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

宇ち多”

2024年12月03日 07時06分44秒 | 居酒屋

宇ち多”@立石

 押上の駅から京成線に乗って立石にやってきました。
本日最初の居酒屋さんはここ京成立石の名店、「宇ち多”」さんです。
平日のお店の開店時間は午後2時ですが、到着したのは午後1時の少し前でした。
こちらのお店は開店待ちの行列が長いというので有名ですが、一時間前なら大丈夫だろうと思ってやってきたわけです。

 ところが最初から大誤算です。
お店の前にはすでに長い行列ができていました。
そしてさらに驚くことにはその最終に立っている方がこう告げました。
「こっちは満員だから裏に行って」

 お店の正面に並ぶお客さんは打ち止めで、そのあとの人は裏手に並ぶように指示されました。
そこで裏手に行きますが、ここにもすでに30人ぐらい並んでいました。
私たちはその最後尾に並びます。
みなさんほとんど全員が常連さんで早い方は12時前から並んでいるということです。

 ということは表にいた方々はそれよりも前に来ていたということになりますから恐ろしいですね。
そして1時半になりました。
するとお店から店員さんが出てきて何やら話しています。
そして常連さんが手を挙げて答えていました。

 これはどうやらお店が開いた時に最初に入る方のようです。
何しろこの大行列ですから混乱を避けるためにあらゆる知恵が注がれています。
番号に従って席が決まりその方々は列から外れました。
そしてそのあとに並んでいる人が代わりにお店の前に並びました。

 つまり今並んでいるお客さんは第二順に入るということです。
さらに時間がたって2時の10分前になりました。
するとついにお待ちかねの開店ということになりました。
表から裏からお客さんが一斉に中に入っていきます。

 裏側にたむろしていた方々が順々に入って行くのは統制が面白いです。
列に並んでいる私たちは最初のお客さんが出てくるまでまた待つことになりました。
1時間ほど並んでいますが、ようやく前に5人ほどまで短縮できました。
入り口にはお客さん向けの注意事項が書かれていますね。

 

 2時23分に最初のお客さんがお会計をして、ついに第二行列に動きが出てきました。
そしてようやく私たちが入れたのは2時27分ごろでした。
しかし二人同時には入れません。
とりあえず空いた席に一人入り、そのあとの友人も空いた席に入ります。

 こちらのお店では幸運な時以外はまず席に着くというのがルールです。
そしてころあいを見計らって店員さんが席を合わせてくれます。
私たちの場合はしばらくして私の隣のお客さんに席を代わっていただきました。
このあたりの店員さんの差配は見ごたえがあります。

 さて、私はまず瓶ビールの注文です。
しかし残念ながらこれは撮り損ねました。
そしてお新香の注文です。
キュウリに大根そして紅ショウガでした。

 

 こちらのお店はとにかく席が狭いので、お皿はたくさん置けません。
店員さんからも注意がありますが、使ったお皿は重ねておくのがルールです。
めでたく友人と隣り合わせになって、ようやくくつろげました。
最初の焼き物はかしらたれです。

 

 お店には注文の声が飛び交ってお皿がどんどん出ていきますね。
店内での会話は静かにとの掲示もあってお客さんどうしの会話は小声になってきます。
しかし私たちの前にいた年配男性が結構大きな声で話していて、店員さんに何度か注意されていました。
一度は焼き物担当の女性に注意される始末で、これは私も長く通っていますが初めて見ました。

 

 こちらは友人が最初に注文した煮込みです。
うちださんの煮込みは東京5大煮込みの一員ですが、昔と比べると少し変わってきた印象でした。
そして次のひと皿は「タン生」です。
私はこれが大好きで、来た時には必ず注文しています。

 

 生とは書いていますがもちろんボイルしたもので、お醤油がかかっています。
久しぶりにいただいたタンはいい歯ごたえで美味しかったですね。

 

 次の焼き物はアブラたれです。
これもまたほかのお店ではあまり見かけないものなのでよく注文しますね。

 

 ビールが空いて二杯目は梅割りにしました。
注文をすると店員さんがグラスを持ってきてくれて前に置きます。
そこに一升瓶からまずは25度のショーチューを注ぎます。
これがグラスから少しこぼれるぐらいの絶妙な量です。

 そして仕上げに別の瓶に入っている梅エキスを少したらせば梅割りの完成です。
これが「ブドウ割」になるとそこにぶどうエキスを入れることになります。
けっこう思い瓶ですが、これを正確に注ぐというのが名人芸ですね。
久しぶりにいただく梅割りは効きますね。

 

 この後もいい調子で飲んでいき次の串はレバーたれです。
お店の前には依然として大行列が並んでいます。
私たちが入るときには40人ほどでしたが、常に同じぐらいの人数が並んでいるようでした。
なお、お店は一方通行で、入る口と出る側が決められています。

 一時間半並んで中に入りましたが、ここは長居するお店ではありません。
30分ほどの滞在でお会計をしました。
店員さんも慣れているので計算も早いですね。
いやあ美味しかったなあ。

 

 お店の外にはタカラ焼酎ハイボールの宣伝がありました。
これ一度でいいから買っていきたいな。
美味しいもつ焼きに大満足のうちださんでした。
ごちそうさまです。


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2 コメント

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Unknown (サンタカ)
2024-12-03 13:45:35
 美味しいお店ですね。また是非行きたいのですが・・・
裏の列の先頭の人は3時間近く並んだとか!
そこまで待たせる魅力がスゴイですね。
返信する
サンタカさん (電気がま)
2024-12-04 07:17:26
 10年以上前はこういう混み方はなかったんですが、マナーの悪いお客さんが増えたんで厳しくなりました。
久しぶりに入ることができたので大満足ですが、時間に余裕がないと並べないですね。
返信する

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