タイトル:6才のボクが、大人になるまで。
製作年:2014年
配給:東宝東和
監督:Richard Linklater
主演:Ellar Coltrane
他出演者:Patricia Arquette、Ethan Hawke
上映時間:165分
なかなか味わい深い映画だった。
原題が「BOYHOOD」なので、「少年時代」とかだと物足りず、
「6才のボクが、大人になるまで。」と邦題をつけたくなることに納得だった。
12年間、同じキャストで撮り続けた作品だけに、時間の流れが、素直に入ってきた。
子供時代と大人になってからを別の俳優が演じることで、同じ人物と思えないということがなく、
いろんなことを経験して、一人の人間が成長することに素直に感動できた。
また、子供の成長物語であると同時に、母親の子育ての物語でもあり、
3回離婚する間に、大学の教師になる波乱万丈の人生の物語でもあった。
実父との関係といい、アメリカらしい家族関係で、みんな愛情はあっても、
別々の人生を歩むという意思が普通のことになっているのに、羨ましさもあった。
映画を撮り始めたときは、子役たちが将来、どう成長するかはわからなかったはずだが、
12年後には、影のある俳優になっていることに対して、そうなるように育てたからか、
最初からの素養なのか、実はもっと違う物語になった可能性があるのか、興味は尽きない。
点数は、8点(10点満点)。
製作年:2014年
配給:東宝東和
監督:Richard Linklater
主演:Ellar Coltrane
他出演者:Patricia Arquette、Ethan Hawke
上映時間:165分
なかなか味わい深い映画だった。
原題が「BOYHOOD」なので、「少年時代」とかだと物足りず、
「6才のボクが、大人になるまで。」と邦題をつけたくなることに納得だった。
12年間、同じキャストで撮り続けた作品だけに、時間の流れが、素直に入ってきた。
子供時代と大人になってからを別の俳優が演じることで、同じ人物と思えないということがなく、
いろんなことを経験して、一人の人間が成長することに素直に感動できた。
また、子供の成長物語であると同時に、母親の子育ての物語でもあり、
3回離婚する間に、大学の教師になる波乱万丈の人生の物語でもあった。
実父との関係といい、アメリカらしい家族関係で、みんな愛情はあっても、
別々の人生を歩むという意思が普通のことになっているのに、羨ましさもあった。
映画を撮り始めたときは、子役たちが将来、どう成長するかはわからなかったはずだが、
12年後には、影のある俳優になっていることに対して、そうなるように育てたからか、
最初からの素養なのか、実はもっと違う物語になった可能性があるのか、興味は尽きない。
点数は、8点(10点満点)。