上野の東京芸術大学大学美術館で
「ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展を鑑賞した。
黒船来航から日露戦争のころまでの約半世紀の間に起こった日本文化への西洋文化の影響、
西洋文化への日本文化への影響にスポットをあてた展覧会だ。
今回、発見だったのは、西洋へ追いつき追い越せで、西洋から日本が影響を受けたのはもっともだが、
日本文化が世界にとって驚きであり、日本も西洋に影響を与えていたことだ。
クールジャパンのはしりだったのである。
西洋文化と日本文化の融合で生まれた象徴的な作品が、狩野芳涯の「悲母観音」。
日本的なテーマを、光の表現や線を使わないといった西洋の技法を取り入れて描かれた作品だ。
また、面白かったのが、当初、過度に西洋文化を取りれようとした反動で、
その後、西洋化を評価しない動きを経て、融合が進んでいったことだ。
新しい時代を切り拓いていった芸術家が、悩んだり、迷ったりしながら、
作品を生み出していったエネルギーを感じられてよかった。
「ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展を鑑賞した。
黒船来航から日露戦争のころまでの約半世紀の間に起こった日本文化への西洋文化の影響、
西洋文化への日本文化への影響にスポットをあてた展覧会だ。
今回、発見だったのは、西洋へ追いつき追い越せで、西洋から日本が影響を受けたのはもっともだが、
日本文化が世界にとって驚きであり、日本も西洋に影響を与えていたことだ。
クールジャパンのはしりだったのである。
西洋文化と日本文化の融合で生まれた象徴的な作品が、狩野芳涯の「悲母観音」。
日本的なテーマを、光の表現や線を使わないといった西洋の技法を取り入れて描かれた作品だ。
また、面白かったのが、当初、過度に西洋文化を取りれようとした反動で、
その後、西洋化を評価しない動きを経て、融合が進んでいったことだ。
新しい時代を切り拓いていった芸術家が、悩んだり、迷ったりしながら、
作品を生み出していったエネルギーを感じられてよかった。
